北海道が複数の県に分割されるかも・・・

北海道を複数の「県」に分割して、国に対する発言権を強化しよう――。そんな意見が北海道議会の自民党議員から起きている。

2015年9月29日の北海道新聞によると、自民党・道民会議に所属する議員30人超が「北海道分権研究会」を発足させる。

（１） 道南、道央、道北、道東の４県
または
（２） 道南、道央、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室の６県

このような分割で進めてゆく方針だそうだ。

もしも分割されたら・・という仮の縮図が作成された。
上図が（１）で下図が（２）だ。

北海道民ですら知る人は少ないが、実は昔は「箱館県」「札幌県」「釧路県」の三つの県に分かれていた

かつてはアイヌの土地だったので、まったく別の名前だった。
だか、明治ごろに開拓され、最初に置かれたのが「箱館府」で「箱根県」と名乗っていた時もあった。
その後1869年に「開拓使」が置かれ、トップには長官が就任し、屯田兵を募集・入植させる。
1882年に開拓使が廃止され、西から「函館県」「札幌県」「根室県」の３つが置かれた。しかしその試みはうまくいかず、わずか4年で北海道庁に移行して現在に至る。さすがに広すぎるので、道の出先機関である支庁（現在の総合振興局）が14カ所置かれている。
北海道を複数の「県」に分割…自民党議員の発言から予想図を作成 – ライブドアニュース

面積的に言えば分割するのが妥当といえるかもしれないが、札幌とそれ以外のエリアとの格差が激しく、分割して自立していけるのかという声も絶えない。

北海道が分県したら、札幌圏の”陽”北海道と過疎地域の寄せ集めの”陰”北海道ができると予想。
過疎に耐え切れなくて市町村合併していったのに、なんで分県とかの話になる？

北海道分県？行政の効率化に逆行だな。これ以上無駄な議員や役人を増やしてどうする