クリエイティブ関係の小説をまとめていきたいと思います。どんな世界も才能！努力！葛藤！・・・それこそが人生のスパイスでもあると思うのです。
アニメ制作の裏側にスポットを当てた業界系長編物語です！大ヒットアニメの「SHIROBAKO」と似たようなイメージですね。作者は辻村深月さん。日常のちょっとしたミステリーを得意とする方で、この本も例に漏れず、人間関係に伏線がちりばめられている傑作です！
すばらしくおもしろかったです。
帯の煽り文句にもある「お仕事小説」に必要なすべてを備えている感じ。
同ジャンルの他作品に比べて突出しているな、と感じた部分は・・・・・・自分が作者の辻村氏と年代が近いからか「ぞくっとした」みたいな、アニメに対する直観的な感動の描写に共感できたところでしょうか。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: ハケンアニメ！
日本のアニメ業界の厳しさ、低賃金の過酷さは、しばしニュースになりますし、この小説にも「何日も眠っていない」、「カップラーメンを食べる」という描写に表れていますが、「生活費に困窮して夢をあきらめる、つらくて辞める」シビアさを描くのではなく、夢と情熱であきらめないほう。地道に仕事を達成していくほうを真摯に描いています。
「天才」として登場するひとたちにも悩みがあって、苦労があって、やはり地道に努力している。
仕事に愛を持って、その仕事を「達成していく」喜び。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: ハケンアニメ！
作者は辻村深月さん。スロウハイツというアパートに住むクリエイター達の心温まる日常ミステリー系小説です！この作品も小説家、脚本家、映画監督、画家などの卵達が己の才を競い合う物語です。ジャンルは違えど同じ志を持った仲間＆ライバルが近くにいるというのは素敵な事だと、改めて思いますね。
スロウハイツの住人たちは異なる才能と独自の考えを持っていて
自分の生き方を貫こうする姿に「強さ」を感じました。
章ごとにスポットを当てる人物を変え、スロウハイツの神様(上)では分からなかった
エピソードや過去を知ることができます。
意外なつながりがあったり、思いもよらなかった住人たちの素顔が明らかになったりと驚きの連続でした。
最後まで面白かったです。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: スロウハイツの神様（下） (講談社文庫)
漫画家デビューを目指す高校生が主人公の王道ラブコメ・ライトノベルです。
ハッキリいって素晴らしいです。
内容は二転三転しとても楽しいです。
あと見てて幸せになれます。女性が作者ということもあるのか、程よいエロ展開が私は好きです。あとは他の方も言っているようにオタリアで登場したあのキャラがでます。2巻にもちゃんと登場しましたし、これからも出てくると思うのでオタリアファンならまず読んでみてください。イラストも素晴らしいです。
とにかく読んで損はないです。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: オレと彼女の萌えよペン〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉<オレと彼女の萌えよペン> (富士見ファンタジア文庫)
さすがはラブコメを書かせたら一番の村上さんの作品。
漫画を一緒に作っていくという形で、様々な濃いキャラ立ちと出会っていき、二人が成長していくのが面白い。
また今後の展開を予感させるような伏線も多々あり、次巻も気になってしまう一冊。
何やら男同士の熱い展開もありそうでワクワク感が止まらないです！！
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: オレと彼女の萌えよペン〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉<オレと彼女の萌えよペン> (富士見ファンタジア文庫)
2012年にアニメ化もされた大ヒットライトノベルです。クリエイター系高校生が集まる「さくら荘」に住む主人公が周囲の才能人達に翻弄されつつゲームクリエイターとして葛藤していくラブコメディです。こうゆう職能に限らず高校生くらいが一番「才能」というものに悩んだり怯えたりするのでしょうね。主人公の成長を見守るのが楽しくなる、エンターテイメント小説です！
キャラクター良し、ストーリー良しの全体的に良い作品。
文章構成もキャラクターのセリフが適度に入っていて読みやすいです。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: さくら荘のペットな彼女 <さくら荘のペットな彼女> (電撃文庫)
自分はアニメで興味を持ったので買いましたが、とてもよい作品だと思いました。文章や内容が自分の好みとマッチングしていました。
最初は萌え系のライトノベルだと思って敬遠していました。しかし、萌え系ではあるものの、内容はシリアスも多めな青春物。将来について悩む登場人物に親近感を抱きました。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: さくら荘のペットな彼女 <さくら荘のペットな彼女> (電撃文庫)
