なでしことの激闘を制し優勝したアメリカ代表
なでしこに5-2で勝利し、W杯4大会ぶりの優勝を飾ったサッカー女子アメリカ代表。
アメリカ対日本 試合データ 15/07/06 女子ワールドカップ – Goal.com
■そのアメリカ代表のワンバック選手の試合後の”ある行動”が話題に
アメリカ代表FWアビー・ワンバックが勝ち獲った“もう一つの勝利”が話題を呼んでいる。
http://www.footballchannel.jp/2015/07/08/post96076/
オリンピックでの金メダル、個人ではバロンドールの獲得とアメリカ代表のレジェンドともいえるワンバック。
http://www.footballchannel.jp/2015/07/08/post96076/
日本の澤穂希選手とも友人で、輝かしい実績を持つまさに女子サッカー界の顔。
「勝利のキス」話題に 同性婚の米ワンバック選手 – 産経ニュース
ワンバック選手は試合後、同性婚相手と「勝利のキス」を交わした
ゲームが終わった直後、スタンドで見守っていたハフマンさんに駆け寄り、フェンス越しに身を乗り出したハフマンさんと熱いキス。
「勝利のキス」話題に 同性婚の米ワンバック選手 – 産経ニュース
ハフマンさんがグラウンドにずり落ちそうになるほど強く抱き合ったその映像は、世界に生中継された。
「勝利のキス」話題に 同性婚の米ワンバック選手 – 産経ニュース
Alex Goldschmidt@alexandergold

2013年にホフマンとの「同性婚」を発表
ワンバック2013年、長らく一緒にプレーしたサラ・ホフマンと結婚したことを公表。ハワイのカウアイ島で挙式。
ワンバック同性婚!チームメート29歳MFハフマンとハワイ挙式 — スポニチ Sponichi Annex サッカー
ホフマンとは消滅した米女子プロリーグ(WPS)や米国女子リーグ(WUSA)でも同じチームに所属。
ワンバック同性婚!チームメート29歳MFハフマンとハワイ挙式 — スポニチ Sponichi Annex サッカー
ナショナル・ウーマンズ・リーグ(NWSL)でも、ウエスタンニューヨーク・フラッシュでプレーしている。
ワンバック同性婚!チームメート29歳MFハフマンとハワイ挙式 — スポニチ Sponichi Annex サッカー
アメリカで長らく議論の的となっている「同性婚問題」
アメリカでは、結婚について各州ごとにそれぞれの州法で定められている。
米女子サッカー代表ワンバックが結婚、同性婚への流れは加速中 | THE NEW CLASSIC [ニュークラシック]
同性婚はアメリカの50州のうちの37州と、首都ワシントンD.C.で法的に認められていた。
めまぐるしく変化した米の同性婚観 積極的なカミングアウト、SNSの台頭等が要因 米紙分析 | ニュースフィア
その一方、同性婚を禁止する州は13州もあり、テキサス州なども含まれている。
54年連れ添った80代のゲイカップル、待望の同性婚「ここに来るまで多くの闘いがあった」
それでも近年アメリカでは「同性婚への理解」が急速に拡大
1990年の時点では、アメリカ人のおよそ8人中7人が、同性愛は正しくない関係と見なしていた。
めまぐるしく変化した米の同性婚観 積極的なカミングアウト、SNSの台頭等が要因 米紙分析 | ニュースフィア
2004年の時点でも、同性婚を支持する割合は3分の1以下だった。
めまぐるしく変化した米の同性婚観 積極的なカミングアウト、SNSの台頭等が要因 米紙分析 | ニュースフィア
しかし今年5月の時点で、「同性婚を認めるべきだ」とする回答は全体の60%に。
【アメリカを読む】ヒラリー・クリントン氏が同性婚支持を打ち出した狙いとは…(2/3ページ) – 産経ニュース
特に若年層の間で支持が急増。18~34歳で、同性婚を支持する人は、2009年10月では47%だったが、2012年3月には57%、今年3月には74%と急伸。
めまぐるしく変化した米の同性婚観 積極的なカミングアウト、SNSの台頭等が要因 米紙分析 | ニュースフィア
レディー・ガガら多くの著名人もカミングアウトをし理解を求める
レディガガやマドンナ等、ショービジネス界のスターたちが性別を問わない恋愛関係を公表し、活動を支援している。
カミングアウトで世界を変えるLGBTのセレブたち | マイナビニュース
そして今年6月。アメリカの同性婚問題に”急展開”
ある州で結婚を認められた同性カップルが、他の州では婚姻関係と見なされないという事態が起こり、訴訟がスタート。
めまぐるしく変化した米の同性婚観 積極的なカミングアウト、SNSの台頭等が要因 米紙分析 | ニュースフィア
そして今年6月、アメリカ合衆国最高裁判所は同性カップルによる婚姻届出を受理しないミシガン州などの法律を憲法に違反し無効であると宣言。
自由とは何か:同性婚容認判決は自由の勝利なのか
この判決によって13州内でも同性婚を禁止することはできなくなり、アメリカ全土で事実上同性婚が合法化されることになった。
米国での同性婚合法化をテイラー・スウィフト、ハリー・スタイルズ、ファレルらが祝福 (2015/06/30)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) – ロッキング・オンの音楽情報サイト
レインボーの赤、橙、黄、緑、青、紫という全6色が、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の尊厳および社会運動を象徴するとしている。
ワンバック選手の行動は、一連の判決への”賛辞”と称賛されている
CNNは、この光景こそが同性婚を合憲と判断した米連邦最高裁判決に対する「完璧な賛辞」だと論評。
「勝利のキス」話題に 同性婚の米ワンバック選手 – 産経ニュース
ファンらはツイッターで「LoveWins(愛は勝つ)」という「ハッシュタグ」を付けて、映像や画像を共有している。
「勝利のキス」話題に 同性婚の米ワンバック選手 – 産経ニュース
ネットの声
なかや@Nk1224H
らそ@ura6rabu7
この人、絶対女の人が好きなんやろうなぁと思ったらやっぱりやった(・Θ・)
わぃの予想能力やべえ←
しかも同性婚してるし!
行き方かっけえええええ!
Shingo@onodrim
落ちるかもと思ってヒヤヒヤしてた。
くまゆき。@kuma_yuki
ファレル@ArukuHikikomori
ワンバック兄貴と奥様。
NHKじゃ放送してくれなかったけど、ここ!
ごく普通の、当たり前の祝福や労いのシーンだわね。 pic.twitter.com/0UFCV2ivaO
1980年6月2日生まれの35歳
2003年よりサッカーアメリカ女子代表の一員としてプレーしており、代表では249試合出場183得点。
女子代表の世界最多得点数を誇る。