【北海道限定】この駅名どう読むの?【前編】

yushi48
全国には様々な読み方の駅名がありますが、その中でもアイヌ語が由来で独特な読み方の地名が多い北海道の駅名をピックアップしました。

後編もあります。

厚岸

読み方:あっけし
由来:アイヌ語の「アツ・ケ・ウシ(オヒョウニレの皮をはぐ所)」に由来する。

根室本線(花咲線)の駅。電報略号はアケ。花咲線区間の中間駅で唯一の有人駅である。

厚床

読み方:あっとこ
由来:「アッ・トゥク・ト(オヒョウニレの伸びている沼)」とする説がある。

根室本線(花咲線)の駅である。電報略号はアト。かつては標津線が分岐していたが、1989年に廃止、バス転換された。

安足間

読み方:あんたろま
由来:アイヌ語の「アンタル・オマ・プ」(淵のある場所)が転訛したものである。

石北本線の駅。駅番号はA41。電報略号はアマ。
所見では絶対に読めない(と思う)。

伊香牛

読み方:いかうし
由来:アイヌ語の「イカ、ウシ」(越すところ)が転訛したものであるが、「溢れるところ」という意味もある。

石北本線の駅。駅番号はA37。電報略号はイカ。

生田原

読み方:いくたはら
由来:アイヌ語の「イキタラ」(笹)が転訛したもの。
石北本線の駅。2002年(平成14年)12月1日から特急「オホーツク」を含む全列車が停車するようになった。駅番号はA53。電報略号はイハ。

糸魚沢

読み方:いといざわ
由来:アイヌ語の「チライ・カリ・ペツ(イトウのいる川)」に由来し、和訳して糸魚沢となった。

根室本線(花咲線)の駅である。電報略号はイト。

江部乙

読み方:えべおつ
由来:アイヌ語の「ユベ・オツ」(チョウザメがいるところ)から。

函館本線の駅である。当駅より旭川方面は旭川支社の管轄となる。駅番号はA22。電報略号はエオ。

遠軽

読み方:えんがる
由来:駅に隣接する瞰望岩(がんぼういわ)を指していた見晴らしの良い高台を示すアイヌ語「インカルシ」(inkar-us-i、眺める・いつもする・所)が転訛したもの。

石北本線と名寄本線の分岐する鉄道の要衝となったが、1989年に名寄本線が廃止され、石北本線のスイッチバックだけの駅になっている。駅番号はA50。電報略号はエン。

遠軽町のシンボルといえば、市街地のあらゆる場所から見ることのできる「瞰望岩」。頂上からの眺望はもちろん素晴らしいが柵などは設置されていない。岩の下にはSLが置かれている。
あの「ガンダム」の名前の由来になったとか…
頂上からは町全体が見渡せるが、柵がないので足を踏み外さないように…
テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」でも放送されていました。

大麻

読み方:おおあさ
由来:大麻東雁来線と東雁来江別線の交点付近にあった「大曲」、さらに北海道立図書館付近に「麻畑」(「麻地」という説もあり)。これらふたつの字から一文字ずつ引用し、昭和11年に「大麻」の地名が成立したといわれている。

函館本線の駅。駅番号はA06。電報略号はオア。
けっして「たいま」ではありません。

長万部

読み方:おしゃまんべ
由来:アイヌ語の「オサマムペツ」(川尻が横になっている)もしくは、「オ・シャマンベ」(ヒラメのいる所の意)から。

長万部町の代表駅で、函館本線と室蘭本線の分岐駅である。駅番号はH47。電報略号はマン。

ゆるキャラ「まんべくん」が有名?
長万部町の名産品であるカニ、ホタテガイ、アヤメを組み合わせたデザインになっている

晩生内

読み方:おそきない
由来:アイヌ語の「オ・ショキ・ナイ」(川尻が高くなっている川)。あるいは「オ・ショシケ・ナイ」(川尻が崩れている川)。

札沼線(学園都市線)の駅である。電報略号はオソ。

大楽毛

読み方:大楽毛
由来:、アイヌ語の「オタ・ノシケ(砂浜の中央)」から。

根室本線の駅。駅番号はK50。電報略号はシケ。

音威子府

読み方:音威子府
由来:アイヌ語の「オ・トイネ・プ(川尻が汚れている所)」からきたもの。この地を流れる音威子府川のこと。

宗谷本線の駅。かつては宗谷本線と天北線の分岐駅であり、交通の要衝だった。駅番号はW61。電報略号はオト。

雄信内

読み方:おのっぷない
由来:アイヌ語の「オ・ヌプ・ウン・ナイ」(川尻に原野のある川)の転訛した「オヌプナイ」に由来する。

宗谷本線の駅である。駅番号はW68。電報略号はオノ。

北一已

読み方:きたいちやん
由来:アイヌ語の「イ・チャン」(ホリ)に由来する。鮭や鱒が瀬につき、川底に産卵する場所の意味である。元は石狩川の中にあった地名で、当駅はその北方に位置することから「北」を冠する。

留萌本線の駅である。電報略号はキイ。

倶知安

読み方:くっちゃん
由来:アイヌ語の「クチャ・ウン・ナイ(猟人のいる小屋のある沢)」から。

函館本線の駅である。かつての胆振線との分岐駅であった。駅番号はS23。電報略号はクチ。

国縫

読み方:くんぬい
由来:アイヌ語の「クンネ・ナイ」(黒い川)。

函館本線の駅である。かつては瀬棚線が分岐駅しており、急行「ニセコ」(下り)・「せたな」が停車していた。駅番号はH49。電報略号はクニ。

咲来

読み方:さっくる
由来:アイヌ語の「サク・ル」(夏の通り道)からきたもの。

宗谷本線の駅である。駅番号はW60。電報略号はクル。

札弦

読み方:さっつる
由来:咲来駅と同じく、アイヌ語の「サク・ル(夏の通り道)」から。

釧網本線の駅。駅番号はB68。電報略号はツル。

札比内

読み方:さっぴない
由来:アイヌ語の「サッ・ピ・ナイ」(乾いた石ころだらけの川)から。

札沼線(学園都市線)の駅である。電報略号はサヒ。

然別

読み方:然別
由来:アイヌ語の「シ・カリ・ペツ」(自分を回す川)より。

函館本線の駅。駅番号はS20。電報略号はシカ。当駅始発・終着の列車が設定されている。

標茶

読み方:しべちゃ
由来:アイヌ語の「シペッ・チャ(大きな川のほとり)」に由来する。

釧網本線の駅。駅番号はB61。電報略号はシチ。冬期はSL冬の湿原号が発着する。かつては標津線が分岐していたが、現在は廃止されている。

占冠

読み方:しむかっぷ
由来:アイヌ語の「シモカプ(静かで平和な川の上流)」と言われる。

石勝線の駅。駅番号はK21。電報略号はシム。

秩父別

読み方:ちっぷべつ
由来:アイヌ語の「チ・クシ・ペッ」(われらの越える川)、或いは「チックシペッ」(泥炭地)など、由来には諸説ある。

留萌本線の駅である。電報略号はチツ。

新冠

読み方:にいかっぷ
由来:アイヌ語の「ニカプ」(オヒョウダモの皮)から。

日高本線の駅である。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行「えりも」の停車駅であった。電報略号はニフ。

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2015年05月13日