伝説の営業マンから箱根駅伝優勝へ! 青学 原晋監督から学ぶ成功メソッド

tomato135jp
第94回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町109・6キロ)関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、青学大が10時間57分39秒で史上6校目の総合4連覇を飾った。

2018年東京箱根間往復大学駅伝 青山学院大 4連覇!

今年は「ハーモニー大作戦」

今回、原晋監督は突出した選手、スター選手がいないため「ひとりでも音程をはずした負ける」と考えました。だから美しいハーモニーを奏でられるよう、一糸乱れぬ完璧な演技をするシンクロナイズドスイミングような選手の活躍を願ったのです。
箱根駅伝を制した青学の「ハーモニー大作戦」は、ビジネスでも通用するか?(横山信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース

2017年は「サンキュー大作戦」

「3連覇、3冠、そして監督になって9度目の出場。お世話になったみなさんに“サンキュー”と言いたいんです」と説明。「11月の下旬に、寮の風呂入ってる時、『これだ』と。なかなかよくないですか?」と自画自賛し会場を笑わせた。
「サンキュー大作戦」で箱根駅伝三連覇に挑む! 青学・原監督がポジティブなスローガンを掲げる理由とは? | ダ・ヴィンチニュース

2017年1月7日 渋谷ハチ公前から箱根駅伝優勝パレード

一色恭志選手(区間3位)もパレード前に
「普通に考えても渋谷で
パレードってすごいよね笑」とツイート

4区を走った2年・森田歩希選手(区間2位)は
「かなり良い経験でした」

6区を走った2年・小野田勇次選手(区間2位)は
「怒涛の1日でした!」

7区を走った3年・田村和希選手(区間11位)は
「皆さんからの熱いエールのおかげもあり
前へ進んでいけそうです!最高の4年目にするぞ!」
青学、渋谷ハチ公前から箱根駅伝優勝パレード…「普通では考えられないこと」 – エキサイトニュース(2/2)

青学大陸上競技部(長距離ブロック)のツイッターでも、 「渋谷でパレードなんて普通では考えられないことですが、たくさんの人に祝っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです!」と喜びの声が書かれていました。

メディアに出る目的のもう一つは、世間から注目されることで、
選手のモチベーションを上げることです。
私だけが目立つのは最初だけ。
それ以降は、選手がヒーローになる番です。
<箱根駅伝まであと4日!>【 メディア露出を「栄養剤」に変えよ 】… – 『青箱47の言葉』から原監督の素敵な言葉 | Facebook

原監督の青学監督就任から箱根駅伝優勝までの軌跡

監督就任への葛藤
「生まれ故郷の広島で順調に仕事をしていたし、家を建てて3年しかたっていなかったから悩みました。でも陸上競技をやってきたけど、やり切れていない自分がいたんですね。会社にも鳴り物入りで入ったけど、まったく期待外れの結果しか残せなかった。そういう、人間としての名誉回復を求めるような気持ちもあったと思うんです」
原監督の妻 美穂さん
「夫は、何かやりたかったんだと思うんです。自分を変える、何か。だったら私も一緒にやるしかないな、と」

その時、美穂夫人は反対しますが、
内心、本気で止めようとは思っていなかったのだとか。

「反対して反対して、それを押し切ってでも
『やる』と言わせたほうが、
夫としても強い覚悟ができるのでは」
という狙いがあったそう
青学・原監督が「言葉の力」を重視するワケ | 仕事は人付き合いが9割! | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

04年4月、高校の後輩の推薦で青学大監督に就任。しかし・・・

いざ合宿所へ来てみると唖然とした。
門限破りや飲酒は当たり前。朝練習をフリーにしたが、
参加しない者も多かった。
【箱根駅伝】原晋(青山学院大学監督)「名誉回復を求めて」|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Other

原晋監督の改革

就任11年目ですけど、本当にあっという間でしたね。苦労したのは最初の5年。箱根に初出場するまで。何事も土壌作りが大変ですから。軌道に乗ってしまえばそうでもない。重い球が転がった感じですよ。この数年間は案外ラクでした。
<箱根駅伝>青学、初V理由は勧誘術と科学トレーニング (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

サラリーマン時代の経験が指導につながる
10年間、中国電力でサラリーマン生活を送る。同期が本社で活躍する中、配属されたのは支店の下の山口県徳山市(現・周南市)の営業所。ここで省エネ空調設備「エコアイス」を社内で一番売り上げて評価を上げ、新規事業を立ち上げた。「伝説の営業マン」を自称する。

駅伝とは全く関係のない中国電力の営業で
トップセールスであったこと
そのノウハウをスポーツの指導に応用できて
箱根駅伝でトップに立てたということで、
一つの世界で勝ちパターンを持っていると
他の世界でも勝てる可能性が高いということが証明されました。
斐川中央クリニック|院長の独り言

管理職の仕事は「管理することじゃない。感じることだ」

たとえば朝食のとき、必ず食堂にいて、部員たちと雑談しながら
「食堂に漂う雰囲気」を感じ取る。
違和感があったら原因と対策を考え、トラブルを未然に防ぐ。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉 | 原 晋 |本 | 通販 | Amazon

2008年 第84回箱根駅伝では学連選抜チームの指揮

学連選抜 史上最高の総合4位の快挙!
学連選抜の監督は
通常、箱根駅伝予選会で落選した大学のうち最上位の大学の監督が務める
http://www.youtube.com/watch?v=Pm6HwvHPKE8

合同練習の日は走ることよりも、
選手間のコミュニケーションを図るためのミーティングに
多くの時間を割きました。

選手たちにチームの目標を設定させたり、
チームの愛称を考えさせたりなど、
11大学16名の選手たちの気持ちをまとめるために、
いろいろ工夫をしたつもりです。

最初は選手たちも、私の方針に半信半疑だったと思いますが、
回を重ねるごとにお互いを仲間として認め合い、
「箱根では一丁やってやるか!」という意気込みが伝わってくるようになりました。
青山学院大学 | トピックス一覧 – 本学陸上競技部の原監督が率いた関東学連選抜が新春の「箱根駅伝」で総合4位の大健闘!

原監督の指導とは

監督就任から10年、自分の信念だけは貫き、
反発する部員には、自分が思い描く
チームとビジョンを根気強く説明してきた。
言い続けてきたから、周りがみんな敵でも
味方になってくれる、支えてくれる人がいた。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉 | 原 晋 |本 | 通販 | Amazon

まともなことを言い続けると、最終的に仲間は残る

①規則正しい生活をする

まず規則正しい生活を徹底。
反発を受けながらも「いい練習はいい生活から」と譲らず、
食事を管理し、寮の門限を午後10時に決めた。
青山学院の原晋監督の妻(嫁)画像アリ!美人で縁の下の力持ち!

消灯は22時、朝練習は5時30分から。
もちろん原監督も朝練習から参加する。
メディアには人懐こい笑顔を見せる原監督だが、
練習中は温かい心と鋭い眼差しで選手たちを見つめている。
<箱根駅伝>青学、初V理由は勧誘術と科学トレーニング (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

規則正しい生活を徹底するには
24時間を束縛するよりも
「自覚」を促すことが肝心だという。
「任されている、信頼されていると思えば、
管理などしなくても、自分で考えて行動するようになる」
というのが原流ユルユル管理術だ。
【祝・箱根駅伝2連覇!】青学大監督の原晋氏 元営業マンに「組織活性化」の極意を学ぶ 優勝に導いた47の言葉とは…(1/3ページ) – 産経ニュース

②今後の目標・理由を書かせ、定期的に振り返りをする。

サラリーマン時代に学んだのが、目標をクリアする喜び。
選手にもA4サイズの用紙2枚に、
目標達成率と今後の目標を理由とともに書かせた。
昨年まで不定期だった目標管理シートを、今季から毎月提出させた。
「選手が自立し、成長できた」。
目標が明確になり、自己管理もできてケガも減った。
青学大ダメ部 伝説営業マン原監督変えた – 陸上ニュース : nikkansports.com

まずは目標を短期、中期、長期で立てて、
目標管理をしながら達成率を確認しながら進めて行く方法で
学生たちを指導したようです。
斐川中央クリニック|院長の独り言

一律に指導するのではなくて、それぞれの目標を自分で立てさせて自分で管理させて、達成率を自分でチェックさせながら、自分自身の生命力を高めさせてモチベーションを監督の脅しではなくて自分自身で保たせたというところがポイントです。

原監督流目標の立て方

(1)目標から逆算して計画を立てる

やみくもに行動しているだけでは、成果はつかめません。
ゴール(目標)を決めて逆算し、行動計画を立て、
それにしたがって行動することこそが重要なのです。
計画は目標から逆算して立てましょう! | MLMは女性が在宅で自立する唯一の方法☆

(2)目標計画は長・中・短期で立て、目標を細分化する。

最終目標だけを決めても漠然としていて、
具体的な行動に繋がりません
いつまでも遠~い目標です。
でも、細分化することで、
現時点でのやるべきことが分るのです。
計画は目標から逆算して立てましょう! | MLMは女性が在宅で自立する唯一の方法☆

例えば
箱根駅伝予選会突破 → 長期目標

チームで14分記録を縮める 10人で割ると1人1年で84秒縮める → 中期目標

1ヶ月で1人7秒縮める → 短期目標

③選手一人ひとりの良さ、学校やチームの雰囲気を尊重

青山学院大学の雰囲気に合う選手を勧誘しましたよ。
頭の悪いやつ、しゃべりのできないやつはいらん。
顔つきで選びましたね。
暗いやつは選びません。
生命力を感じる子。
箱根駅伝の青山学院の原晋監督は本が書けるほどスゴイ考え方をもった人だった!!

2006年の予選敗退から、
今のスカウト活動の方針を変更!
(青山学院での人材のあり方はただ単に記録だけではなく、
学力、性格、私生活での自己管理が出来る生徒等)
が確立されました。そして、
安易に怒らずチームの雰囲気を大切に!
監督・スタッフと話しやすい環境づくりをしたことで!
チームの雰囲気が非常に良くなった!!

④良いと思ったことは積極的に取り入れる

今年度から青学陸上部は、新たにコーチやトレーナーをつけ、
陸上界では常識である腕立て伏せなどをやめ、
代わりに「体幹トレーニング」を取り入れた
「ワクワク大作戦」から学ぶこと� 〜青学大 原晋監督の取り組みから〜 とあるラッパ吹きのつぶやき/ウェブリブログ

5区で“新・山の神”と称えられた神野選手も、このトレーニングのお陰で記録が伸びたところは大きいとインタビューに答えていました。

⑤笑顔を忘れない

表現力のある子はチームに
笑顔や明るさをもたらします。

辛い時に笑顔を作ると能力を発揮することは
幸福学という研究にもあるとか。

何かに挑戦するときことほど
笑顔で明るくいることが大事!
金スマ!原晋監督流 成功の方程式と箱根駅伝で青学初優勝までの道:statice~徒然ニュースBLOG~:So-netブログ

走り終えた選手たちはほとんど笑顔でこう言いました。
「やばい!めっちゃ楽しい!」
箱根駅伝の苛酷なレースを心から楽しむ!
笑顔で「楽しい!」と心身ともに喜びを表す青学の選手たち。
青学・原晋監督の「わくわく大作戦」とは?箱根駅伝2015総合優勝の秘訣

「いちばんつらいときに明るくなれる人」がリーダーである。

そもそも人間は明るい方がいい

常に物事を前向きにとらえ、
それを言葉にして周りに伝えること、
どん底でも、チームが明るくなって奮い立つ空気を
作れることがリーダーの条件。
部員も含めて、明るく元気に努力して、
最後は「なんとかなるさ」で楽観的に構えることが、
伸び続けるコツ。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉 | 原 晋 |本 | 通販 | Amazon

最後に・・・原監督の言葉

「裏でどんなに泥臭いトレーニングを積んでいようが、
表は青学のイメージどおりかっこよくキメられたら本望です。」
青学・原晋監督の「わくわく大作戦」とは?箱根駅伝2015総合優勝の秘訣

https://matome.naver.jp/odai/2142456685617286401
2018年07月20日