世界159位…栄光と名声を失ったミランが辿る復活への道

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国際サッカー歴史統計連盟が2014年の世界クラブランキングを発表しました。上位には欧州や南米のビッグクラブがランクインしましたが、ミランのあまりにも低すぎる順位が話題になっています。

■世界中のサッカークラブを対象にしたランキングが公表された

国際サッカー歴史統計連盟が2014年の世界クラブランキングを発表
ACミランは2014年の世界クラブランキングでかつてない落ち込み – ライブドアニュース

2014年の結果を基につくられたランキングで、勝利数、勝ち点数が多ければ多いほど順位に反映されるものとなっている
地に落ちたミラン、世界クラブ・ランクで驚愕の159位…1位はレアル | サッカーキング

上位には欧州のビッグクラブが名を連ねた

TOP10は以下の通り

1 レアル・マドリード(スペイン)
2 バイエルンM(ドイツ)
3 アトレチコ・マドリード(スペイン)
4 FCバルセロナ(スペイン)
5 アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)
6 ユベントス(イタリア)
7 アーセナル(イングランド)
7 ナポリ(イタリア)
9 リーベル・プレート(アルゼンチン)
9 ザルツブルク(オーストリア)

トップは欧州と世界の王者レアル・マドリー。2位はバイエルン・ミュンヘン、3位はアトレティコ・マドリー、4位がバルセロナ
ACミランは2014年の世界クラブランキングでかつてない落ち込み – ライブドアニュース

イタリアのクラブで最高位は6位のユヴェントス。ナポリはアーセナルと並び7位
地に落ちたミラン、世界クラブ・ランクで驚愕の159位…1位はレアル | マイナビニュース

本田圭佑が所属するミランの順位は…

パラグアイの無名クラブ、デポルティボ・カピアタと同じ順位と、これまでチャンピオンズリーグで7度の優勝を誇るミランが地に落ちた格好となってしまった
え?ミランが世界クラブ・ランクで驚愕の159位…!1位はレアル : サカラボ | 海外サッカーまとめ速報

■これまで、ビッグクラブの名を欲しいままにしてきたACミラン

かつてはファンバステン、フリットらに始まり、バッジョやルイ・コスタ、カカら、常に世界の有名選手を獲得し、CLでも優勝候補の常連だった
もはや「ビッグクラブ」とは言えないミランの悲しき現状~スター不在、CLでもガラガラの客席~

過去には2010-11シーズンを直近のものとして18回のリーグ優勝、7回のチャンピオンズリーグ優勝などイタリア・セリエAに所属するチームの中でも「強豪」あるいは「名門」と称される
セリエAの強豪だったはずのACミラン・・・不調の原因は!?徹底追及!

今ではそれも過去の栄光に

昨シーズンは8位に沈み、チャンピオンズリーグだけでなくヨーロッパリーグにも出場することがきませんでした
ミランが栄光を取り戻す時|CHANT(チャント) ACミラン版|コラム|サポーターが作るソーシャルサッカーマガジン

ユヴェントスとローマに明らかに水を開けられているだけではなく、今ではナポリやラツィオ、ウディネーゼといった上り調子のクラブと比較しても苦しく感じられる
衰退のインテルとミラン。ブーイングを浴びるマッツァーリ、会長介入に惑わされるインザーギ。共通するのは深刻な経済難 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

■なぜミランの凋落は始まったのか

クラブを襲った資金難

名物オーナー・ベルルスコーニの個人資産への依存が大きすぎたACミランは、オーナーの資金に頼れなくなった事で一気に競争力を失いました。

ACミランは、2011年度で約68億円もの赤字を計上
名門ACミランの衰退 | 金澤敏明のヨーロッパサッカー

財力と政治力にモノを言わせて乗り切ってきたベルルスコーニだが、昨年8月、巨額脱税事件で有罪が確定。11月には議員資格も剥奪
ゴタゴタ続きのACミラン。さらなる戦力ダウンは必至? – エキサイトニュース(1/2)

長年ミランの財政はベルルスコーニの個人資産に頼ってきましたが、それどころではなくなってきました
ゴタゴタ続きのACミラン。さらなる戦力ダウンは必至? – スポーツ – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

スター選手の不在

財務状況が一気に悪化したミランは、給与の高いベテランやスター選手を続々と放出し、巨額の赤字補填に奔走しました。その結果、戦力は大幅にダウンしました。

急激に悪化した財政事情を立て直すためにガットゥーゾ、チアゴ・シウバ、ネスタ、セードルフ、イブラヒモビッチ、カッサーノら名選手たちの放出を余儀なくされた
セリエAの強豪だったはずのACミラン・・・不調の原因は!?徹底追及!

チケット売上の減少

スター選手を失ったACミランはリーグ戦では順位を落とし、ヨーロッパの主要カップ戦への出場権まで失いました。これに伴い、ファンのスタジアム離れも加速しました。

マンチェスター・ユナイテッドはスタジアム収入が1億8000万ユーロで、ミランが2000万ユーロという現実
アンチェロッティ監督が憂う母国イタリアセリエAの現在 「カルチョに対する興味が失われている」 | SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

ミラニスタの“サンシーロ離れ”の理由としては、イタリアを襲う不況や、賭博など不正行為の影響が挙げられているが、最大の理由はミランそのものに魅力がなくなったから
ACミランの凋落にみる欧州サッカーバブル崩壊への道 スペインもしかり |Tsubakiのブログ

■名門が復活する日はやってくるのか…

スターのいないチームと、ガラガラの客席。もはや「ビッグクラブ」とは言えない
栄光の時代も今や昔?ミランの悲しき現状。~スター不在、閑古鳥が鳴く客席~ [SCORE CARD] – Number Web – ナンバー

今のミランはセリエBに降格した1980年から83年の暗黒時代に次ぐ苦境に立たされている
伊記者が低迷のミランの現状を分析。なぜ本田圭佑に批判が集中してしまうのか? – ライブドアニュース

■インザーギ監督のもと、再起を狙っている

ベルルスコーニ名誉会長は、ここまでのACミランに7点をつけ、インザーギ監督には8点と高い“採点”をつけている
インザーギ監督「シーズン後に高い評価をもらいたい」 (1/2ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

開幕から機能していた4-3-3に対策を講じられれば、すぐに4-2-3-1へシフトするなど、柔軟に1試合ずつ地に足つけたゲームプランを練っている
甘苦の経験が生んだ指揮官インザーギ…本田を復活に導いたその信念とは|ACミラン・チャンネル2014/2015

ミランでキャリアを終えた男は、愛する名門の復活に向け指揮官として着実な一歩を踏み出している
本田圭佑を覚醒させたACミラン・インザーギ監督は「褒めて育てる」人たらしの名将 – ハードワーカーズ

▼関連リンク

https://matome.naver.jp/odai/2142121646930100601
2015年01月15日