楚漢戦争~項羽と劉邦~時代ゆかりの故事成語

ムベンベモケーレ
それでは、ここでみんな大好き「項羽と劉邦」の楚漢戦争時代に由来する故事成語をおさらいしてみましょう。

国士無双

一国に2人といないと思われるような優れた人物のこと。麻雀の上がり役としても有名。


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韓信は項羽の配下にあったが、項羽に愛想を尽かして劉邦に投じた。まだ劉邦は彼の才能を知らなかった、韓信の能力を認めていた蕭何(しょうか)が「韓信は、国士無双だから失ってはなりません」と劉邦に進言する。こうして韓信は漢の大将軍となる。

左遷

高い官職から低い官職におとすこと。また、官位を低くして遠地に赴任させること。


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紀元前206年、劉邦との「鴻門の会」を終えた項羽は、圧倒的な武力で中国統一王朝秦を滅ぼし、その都咸陽を焼き払った。項羽はその後間もなく中国全土を分割し、お気に入りの武将達を王に取り立てて思うままに領地を分配したが、項羽は秦打倒の立役者劉邦には荒涼たる辺境の地漢中を与えるに留まった。漢中は咸陽の西、地図上では左に在る。これが「左遷」の語源といわれている。

背水の陣

失敗すればもう後がないという、せっぱつまった立場で事に当たることのたとえ。


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韓信は趙との決戦「井陘(せいけい)の戦い」にあたり、わざと川を背にした陣を敷いて退却できないようにし、自軍に決死の覚悟をさせて大勝利をおさめた

乾坤一擲

運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。「乾」は天、「坤」は地の意。「一擲」はひとたび投げること。


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唐中期を代表する文人・韓愈の「鴻溝を過ぐ」という詩より。
鴻溝という川を挟んで以西を「漢(劉邦)」、以東を「楚(項羽)」と取り決めた「漢楚中分」の盟約を結んだ後、劉邦の配下、韓信の進言により、盟約を破り、項羽を追撃する大勝負に出た。

四面楚歌


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楚漢戦争、最後の垓下の戦いにて項羽が劉邦に敗れて包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したというエピソードから。

捲土重来

一度戦いに敗れた者が再び勢いを盛り返して攻め寄せてくること


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唐の詩人杜牧(とぼく)は、項羽が故郷に帰って、再び兵を集めて劉邦との戦いを続けていたらどうなっていたかはわからなかったということを詩にして項羽の死を惜しんでいる。その詩の中に、
「江東(こうとう)師弟才俊(していさいしゅん)多し、
捲土重来(けんどちょうらい)、未だ知るべからず」
とあるのが由来。

虞美人草


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ヒナゲシの別名。項羽の妻、虞美人が自決したときの血が、この花になったという伝説がある。
故事・ことわざではありませんが、当時のエピソードより。

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2015年05月11日