裁判所から郵便物が・・・訴えられた!?
「裁判員候補者名簿への記載のお知らせ」が入っていました。
訴えられたわけではないという安堵の気持ちと、裁判員なんてやりたくねーという気持ちが交錯。なぜかハイテンションに。
まあよく考えたら、訴えられたとしても、いきなり最高裁判所からってことはないんですがw
平成25年分の名簿に登録された人数は、全国で25万9,200人です
裁判員制度~裁判所から「名簿記載通知」が届いたら。:政府広報オンライン
400人に一人の割り合いだそうで。
候補者名簿に載っただけでまだ選ばれたわけではないんですよ
あくまでも候補者。裁判員に選ばれたわけではありません。
裁判員になるまでには、まだまだ長い道のりがあります。
辞退する正当な理由が無い方は、辞退することができません。私は辞退する理由がなかったので返送しませんでした。
つまり、辞退しない方は何にもすることがありません。そして、裁判員のことは徐々に記憶から薄れていくわけですが・・・
たてめおやじ@tatemeoyaji
最高裁判所ってあると、
ドキっとしますな。!(◎_◎;)
来年の裁判員候補者名簿に登録された、との案内のようで、
調査票が入っていました。
辞退する場合の理由を書いて返送する… simplog.jp/pub/tw/1789069…
正当な理由って?
調査票でおたずねすること
● 就職禁止事由への該当の有無。(例:自衛官や警察職員など)
● 客観的な辞退事由に該当する場合,1年を通じての辞退希望の有無・理由。
(例:70歳以上,学生または生徒,過去5年以内における裁判員経験者など)
● 重い疾病または傷害があるため裁判員としての参加が困難な場合,1年を通じての辞退希望の有無・理由。
● 月の大半にわたって裁判員となることが特に困難な特定の月がある場合,その特定の月における辞退希望の有無・理由。※注(例:株主総会の開催月など)
裁判員制度 | 調査票でおたずねすること
どうしてもやりたくない方はこんな方法もあるみたいですね。
裁判員候補4割、調査票を返送 辞退希望含む12万人
☆裁判員候補4割、調査票を返送 辞退希望含む12万人(20日): police story
裁判員を「有給ないんで無理」って裁判長に言って断った結果wwww一ヶ月後に労基きたんだけどwwwwwwww
裁判員を「有給ないんで無理」って裁判長に言って断った結果wwww : 絶望速報
時は流れ・・・呼出状が届く
そんな・・・
まさか・・・
うそでしょ・・・
中をあけると、裁判員等選任手続のお知らせが入っているではありませんか。
ああ、オレってなんてついてないんだろう・・・
どうして宝くじは当たらないのに、こんなことだけは当たるんだろう・・・
裁判員裁判の公判期日が決まると、候補者名簿の中からくじで選ばれた数十人の市民に呼び出し状が送られる。辞退する理由のない人は、公判直前に裁判所で開かれる選任手続きに参加。
https://kotobank.jp/word/%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%93%A1%E3%81%AE%E9%81%B8%E4%BB%BB%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D-883189
候補者名簿の時と同じく、ここで辞退することもできる
質問状が同封されているので、どうしても裁判員をできない(やりたくない)のであれば、この時点で辞退することができます。
以下のいずれかに当てはまる方について,辞退を希望するかどうかを確認します。
● 重い疾病または傷害により裁判所に出頭することが困難である。
● 介護または養育が行われなければ日常生活を営むのに支障がある同居の親族がいる。
● 仕事における重要な用務があって,自らがこれを処理しなければ著しい損害が生じるおそれがある。
● 他の期日に行うことができない社会生活上の重要な用務がある。
● 妊娠中または出産の日から8週間を経過していない。
● 同居していない親族または親族以外の同居人を介護・養育する必要がある。
● 親族または同居人が重い病気・けがの治療を受けるための入通院等に付き添う必要がある。
● 妻・娘が出産する場合の入退院への付添い,出産への立会いの必要がある。
● 住所・居所が裁判所の管轄区域外の遠隔地にあり,裁判所に行くことが困難である。
● その他,裁判員の職務を行うこと等により,本人又は第三者に身体上,精神上または経済上の重大な不利益が生ずる。
裁判員制度 | 質問票でおたずねすること
とめ子@tome5ch
それでもまだ裁判員になったわけではない
裁判員の選任手続きに行く必要はありますが、まだ裁判員になることが決定したわけではありません。裁判所で行われる選任手続きが終わるまで、どうなるかわかりません。
私の場合は、かなり大きな少年犯罪があったので、ビビりまくりです。

http://saibanin.net/updatearea/calendar/
日程カレンダーを見れば、自分が担当する裁判を予想できます。
裁判員になった場合の準備をしよう!
ということで、呼出状にある日程までに、裁判員になった場合の準備をすることに。裁判員に選ばれるかもしれないので、ここはしっかりやっておきましょう。
私がやったのは、
1.会社に報告
まずは直属の上司に報告。裁判員候補になったことを公の場でいうことは禁止されていますが、家族や会社関係者に言うことは問題ありません。会社によっては、裁判員のための特別休暇制度があったりしますので、必ず上司には報告して必要な手続きをしておきましょう(私はただの有給休暇でしたが)。
ちなみに、裁判員制度が浸透していないせいか、「他人に言ってもいいの?」なんて勘違いされている方が多く、「大丈夫ですよー」と何回言ったか分かりませんw
2.仕事の引継ぎ
裁判にもよりますが、1~2週間は出勤できません。なので、必要な引継ぎをしておきましょう。この時も何度も聞かれます。他人に言ってもいいの?って。
3.裁判所までの道のりを確認
交通費が支給されますので、どのような方法で行って交通費はいくらなのかを確認しておきましょう。私の場合は車だったので、交通費の申請に裁判所までの走行距離が必要でした。
4.心を平穏に保つ
これが一番重要かもしれません。裁判中にストレスに感じることは多いので、裁判が始まる前から裁判のことは考えず、普段通り穏やかに過ごしましょう。
事前に法律のことなど勉強しなくても、事件のことを知らなくても、裁判員は十分つとまります。選任手続きの日までは、裁判員のことは忘れてください。
裁判員裁判ではこれまでで最も長い約130日間の裁判が、19日から神戸地方裁判所で始まります。
ここに注目! 「裁判員最長の130日裁判」 | おはよう日本 「ここに注目!」 | 解説委員室:NHK
こんなに長いと準備も大変・・・
いよいよ選任手続きだ!
選任手続きの当日、朝の9時45分までに集合し、10時より選任手続きが始まります。
内容は基本的な説明+ビデオ上映です。私の場合は約40名の候補者がいました。
ここで配布された起訴状によって、初めて担当する裁判の詳細を知ることとなります。この時、被告人等と関係があるか(知人など)というアンケート調査が行われます。当然、関係者であれば裁判員になることはできません。
休憩をはさんで面接
面接は個人または集団で行われます。辞退を希望する人が個人面接で、辞退を希望しない人は集団面接という感じでした。
私は集団面接(5人程度)だったので、個人面接がどんな内容でどんな話をしたのかは分かりません。集団面接は色々質問されたり答えたりというのはなく、「本当にOK?」という趣旨の話を聞いて、それに反応して終わりました。
集団面接では、あーだこーだと発言する間もなく、あっという間に終わります。
裁判官・検察官・弁護人も立ち会うなか、裁判員を選任するための面接を行います。
裁判員候補者が裁判所で受ける説明と面接 【裁判員制度 初心者講座】
弁護士以外は初めて見たので、動物園に行った感じで見てましたw
検察官が一番お固い印象でしたね。
弁護士や検察官が不公平な裁判をするおそれなどから、それぞれ裁判員候補者を4名までを理由を示さず、無条件で指名して除外
裁判員候補者に選ばれて裁判所から呼出状が届いたらあなたはどうする?裁判員裁判のシミュレーション
集団面接では候補者がしゃべる機会がないので、除外される理由が人相以外見当たらない・・・
そしてくじ引き
面接が終了した後、裁判員を決定するくじ引きが行われます。この時、「面接の結果○名が辞退されました」「残り○名から裁判員6名と補充裁判員○名を選びます」的なことがアナウンスされます。
私は3分の1を上回る当選確率だったので、「あーこれは当たるな」と思いながらくじを待っていました。
原則として,裁判員6人,裁判官3人です。
裁判員制度 | ● 裁判員裁判では何人の裁判員と裁判官で審理するのですか。
補充裁判員は1つの事件につき,最大6人まで選任されます
裁判員制度 | ● 補充裁判員は裁判にどのように関わるのですか(補充裁判員は何をするのですか。)。
意外と知られていないのがこの補充裁判員。裁判員に不測の事態が起きたとき、代わりに裁判員に昇格します。なので、裁判員と同様、裁判にずっと参加します。私が担当した裁判の補充裁判員は3名でした。
そしてくじ引き。といっても、コンピュータによって候補者に割り当てられた数字をランダムに選ぶだけなので、その結果が画面に表示されるだけ。
でもドキドキ・・・
見事当選!
しかも補充じゃなく、正規の裁判員。
もはやこれは天命であると諦め、モチベーションを上げてその後の手続きに臨むことにしました。
裁判員に選ばれた後は、いきなり、別室で宣誓
裁判員経験者が語る | 裁判員制度 | 日本弁護士連合会
もちろん諸々の説明を受けた最後に、ですけどね。
初めてのメンツで、声を揃えて宣誓を読むのは難しいのなんのってw
裁判員に選ばれなかった方については,ご希望に応じて,裁判員裁判用の法廷を見学していただいております
裁判所|法廷見学のご案内
裁判員に選ばれなかった方は、法廷見学ツアーもできるみたいです。
また、午後からの裁判の傍聴をされている方もいました。
午後からの裁判の前に
裁判員の選任手続きは午前中に終わります。そして、裁判員・補充裁判員に選ばれた方は、そのまま裁判所で昼食(この日だけ支給されます)をとり、午後から裁判に突入します。
裁判員に選ばれた方は、評議室という場所に案内され、昼食もここで食べます。
裁判に関する評議(話し合い)はここで行われます。
昼食後、いきなり法廷には行かず、裁判長からざっくりとした公判の流れを教えてもらいます。
裁判長を含め3名の裁判官。しかも、私が参加した裁判の裁判官の一人が女性だったため、法服萌えで裁判どころではない、という不埒な状態に。
いや、緊張はしていたので、一応気持ちは裁判モードだったのか。
私が参加した裁判の裁判官は、3名とも気さくな方でした。裁判長以外は30代で、いかにも裁判官、という事もなく、とても話しやすかったです。
でも、裁判員には相当気を使っているんだろうなー、という印象です。
裁判員全員の同意が得られない限り、裁判員がお互いの氏名を知るような事(自己紹介等)は行われない。
FireBlueの『裁判員制度』解説! : 『裁判員制度』について。 その18
これも心配事の一つですよね。
はじめに裁判長から、
・名前、連絡先等の情報交換は必要ない
・個人情報の交換は必要であれば休憩時間に
・全体の場では自己紹介等はしない
とあり、お互いを呼ぶときは番号で呼ぶ事になりました。私は「2番さん」。
そして法廷へ
評議室から法廷の隣にある控室へ移動。
被告人やら関係者と鉢合わせにならないように配慮されつつ移動します。
ここでは、法廷に入る順番、座る位置を決めたりとか、ドアは誰々が押さえておきましょうとか、全員が揃ったら一礼して座りましょうとか、そんな細かいことを決めました。あと雑談。
法廷の準備(被告人・弁護人・検察官・証人などの着席とか)が終わったら、内線で連絡が入り入廷します。裁判官の「そろそろ内線が鳴るころですね」という言葉を境に、みんなピリピリムードに。
そして、いよいよ裁判がはじまります。
裁判スタート!!
裁判の初日は、報道陣や裁判員に選ばれなかった人、司法修習生など沢山の方が傍聴席に座っており、すごく居心地が悪かったです。
ちなみに、2人に1つ、証拠等をみるためのディスプレイが設置されています。
裁判の最初の手続き
人定質問・起訴状朗読・黙秘権告知・罪状認否など
冒頭手続き 【裁判員制度 初心者講座】
あなたは○○さんですね?こんな罪で起訴されてますが、認めますか?認めませんか?
黙秘権があるから、全部答えなくてもいいですからね。
という説明を裁判長が行います。
お次は冒頭陳述です。検察官→弁護人の順番で行われます。
冒頭陳述は、裁判が始まった直後、罪状認否の後に、検察官と弁護人によって行われるもので、それぞれが裁判で立証しようとする事実や法律上の主張について語る手続きです。
裁判員裁判の冒頭陳述(1) | 弁護士西谷裕子のブログ
冒頭陳述をまとめた資料、それぞれの主張に対応したメモ用紙が配布されました。
検察側も弁護人側もとても丁寧な資料を作成されており、裁判員に対する配慮を感じます。
また、内容の説明もゆっくりと丁寧に行われますので、知識がまったく無いひとでも何となく理解することができます(特に検察官は丁寧でした)。
裁判のスケジュールにもよると思いますが、裁判員の疲労やストレスを考慮し、初日は通常ここまでだそうです。
私が参加した裁判は、初日ですが証人尋問がありました。証人の予定が取れるのが初日だけだったようです。
裁判官は何もしらない!?
裁判長から様々な説明を聞きましたが、特に強調されていた点は以下2点です。
ドラマでよく聞く話ですね。
・法と証拠に基づいて判断する
・疑わしきは被告人の利益に
裁判官は、事前にどのような証拠・証人が出てくるのかは知っているそうですが、中身までは知らないそうです。あくまでも、裁判の中で示された証拠に基づいて裁判を行うわけですね。
裁判では,証拠裁判主義が取られており,真実が別にあるとしても,証拠がなければ事実を認定してもらえません。
裁判の限界・真実とのかい離・依頼者の主張のむなしさ
証拠裁判主義について、被告人側に立つ弁護士の中では否定的な意見の方が多いのでしょうか。
日程のほとんどは裁判を聞くだけ
裁判員裁判は、裁判官と裁判員で評議(話し合い)するイメージが強いですが、実は評議は最後にまとめてやります。
当然といえば当然ですが、証拠が出揃っていない中であーだこーだ言っても、それは仮説で話をしているだけなので、あまり意味がありません。
ということで、評議が予定される後半の日程までに、検察・弁護人の双方の主張を立証するための証人尋問、証拠品の提示・資料の読み上げ、被告人質問をひたすら聞いていきます。
後日おこなう評議のために、メモを取ったり話を聞いて状況を理解したりとかなり頭を使います。1日が終わると、頭がヘトヘトになりました。
被告人の位置が弁護人の横だったのと、裁判員の真下に司法修習生が座っていたのが違います。
裁判員から証人等に質問することもできます。
法務省:御協力 お願いします 裁判員
できますが、裁判中にこれが出来る人ってよっぽどですよね。やはり直接聞くのは気が引けます。
私が参加した裁判では、裁判長が30分~1時間に1回は休憩を取るように配慮してくれました。
休憩は大体15分程度で、トイレ等を済ませた後は、裁判官が証拠について理解を深めるためのフォロー説明をしてくれる真面目な時もあれば、雑談でプライベートな話を聞いたりという和やかな時もあります。
ただ、絶対にやっていたことが「証人・被告人に質問したいことは」という確認です。リアルタイムに質問する難しさがあるので、質問を紙にまとめて裁判官に聞いてもらう、ということをやっていました。
補充裁判員の方が来ない!!
もちろん事前連絡ありですが、補充裁判員の方が1名、どうしても参加できない事情があるとのことで来なくなりました。
補充裁判員の中にも序列があって、だれが一番に裁判員に昇格するか決まっています。それがちょこっと変わりました。ただ、それだけです。
これが裁判員だったら大変だったんだと思います。補充裁判員の方の序列が一番上の方が昇格して、今まで呼んでいた番号が変わって、とか。
補充の方でよかった・・・。
論告・求刑と最終弁論(最終陳述)
証拠調べが終わると、検察官は事実と法律の適用について意見を述べます。これを「論告」といいます。
検察官が最後に述べる、課せられるべき刑罰の種類と量についての意見を一般に「求刑」とよび、論告とともに行われることから、通常「論告・求刑」とまとめてよばれます。
[裁判員制度] 論告・求刑、最終弁論、最終陳述 | 法、納得!どっとこむ
被告人・弁護人が検察官の論告・求刑に対して意見を述べることを、最終弁論(弁護人の場合)、最終陳述(被告人の場合)といいます。
[裁判員制度] 論告・求刑、最終弁論、最終陳述 | 法、納得!どっとこむ
基本的には冒頭陳述で主張した内容とほぼ同じですが、主張を変えてくることもあるようです(検察も弁護人も)。私が参加した裁判は実際そうでした。
この論告・求刑、最終弁論をもとに、裁判官・裁判員で評議をすることとなります。
評議の流れ
ここからが一番大変な評議の時間です。この評議の内容については守秘義務があり、絶対に口外してはいけません。口外すると罪に問われてしまいます。
そのため、詳しく書くことができませんので、流れだけをまとめます。
1.裁判長より評議で話し合う事・決めることの説明を受ける
裁判の争点となっている点、刑法の説明、論告・求刑の説明、最終弁論の説明が行われ、全員の知識をそろえるところから始まります。また、これから何を話し合っていくのか、最終的に何を決めるのか説明を受けます。
2.罪を決める
検察と弁護人の主張する罪が異なる場合、どちらに該当するのか、もしくはまったく違う罪となるのか、無罪なのかを決めます。どれに決めるかは、裁判の中で調べた証人尋問の内容、証拠資料、被告人質問の内容から、事実認定ができるものをピックアップして結論を出します。
この時も、「疑わしきは被告人の利益に」ということを前提に話し合います。感情的な部分や色眼鏡で罪を決めてしまわぬよう裁判官がしっかりサポートしてくれるので、客観的に事実をとらえることが出来ました(人生で一番客観的だったかも)。
私が参加した裁判では(これは言ってもいいと思いますが)、殺人未遂罪なのか傷害罪なのかという争いでした。
3.量刑を決める
罪が決まったら、量刑を決めます。この辺がややこしいですが、量刑とは懲役○年とか罰金○円とかのことです。執行猶予をつけるとかつけないとかも決めます。
罪に応じた量刑については、刑法で定められた範囲しか適用できません。ただの窃盗なのに死刑にはできません。
罪を決める段階ではそこまでストレスはありませんでしたが、いざ量刑を決めるとなると、やはり素人の自分が被告人の人生を決めていいもんかと悩みました。参加されていた他の方も同様だったのではと推測します。最終的には多数決で決定しました。
4.判決文の作成
罪・量刑が決まったら、裁判の判決文を作成します。といっても、一から文章を作ることはせず、評議の中で決まったことをもとに裁判官が文章を作成し、それをみんなで添削していく感じです。
ちなみに、補充裁判員の方はこの間は何も意見することができません。裁判長が気を利かして、たまに意見を聞いていましたが、評議そのものには参加できません。
量刑の決め方 意見割れたら多数決
http://www.nishinippon.co.jp/feature/saibanin/kiji/kyushu/20090912/20090912_0001.shtml
このやり方は賛否両論ありますね。
姉を殺したアスペルガー症候群の男性に、求刑を4年も上回るとは、どうかしている。
裁判員裁判を貶める「最悪の判決」:FACTA online
こういう事例もあります。
最高裁、裁判員裁判の判決を否定
最高裁、裁判員裁判の判決を否定
執行猶予は,前科がない者などについて,3年以下の懲役・禁錮又は50万円以下の罰金を言い渡すときに付けることができます。
裁判所|執行猶予が付いているとどうなるのですか。
これは知りませんでしたねー。なんでもかんでも執行猶予がつくんだと思っていました。
無期刑とは、刑期が終身にわたるもの、すなわち受刑者が死亡するまでその刑を科するというものです
無期懲役の「定義」
これも知りませんでした。海外でいうところの終身刑と同じなんですね。仮釈放がある・なしとかでいえば、海外の終身刑でも仮釈放がある場合あったり、日本の無期懲役でも仮釈放が認められないケースもあるようです。

http://www.geocities.jp/masakari5910/satsujinjiken_muki_data.html
判決~裁判員裁判の終結
評議で作成した判決文を裁判長が読み上げ、裁判が終了します。
拍子抜けしてしまうほどあっさり終わってしまいますので、判決についてはあまり記憶に残っていません。
判決が終わると評議室に戻り、諸々の説明を受けて最後に感謝状とバッジをもらいます。
お別れの時
諸々の書類手続きなどを終わらせると、いよいよお別れの時です。
期間中をともに過ごした裁判官、裁判員の方とも今生の別れとなります(言い過ぎか)。
名前も知らない裁判員の方たちですが、やはり仲間意識というものは生まれるもので、寂しいな、もう少し裁判したいな、なんて思っちゃいます。
しかし、別れの前にひと仕事、楽しみにしていた記者会見があります。
参加されるか否かの意向確認を行い,参加の意向を示された裁判員経験者の方のみ記者会見に出席していただくことになります
裁判員制度 | ○ 裁判員になったら,必ず記者会見に出席しなければならないのですか。
出来れば参加して欲しいなという雰囲気はありますが、その雰囲気に逆らえないほど強烈ではありませんでした。自分の意思で判断できます。
記者会見は1時間あまり続き,裁判員からは,評議は大学のゼミのような雰囲気だったなどの率直な感想が披露された。
裁判員裁判始まる 裁判員全員が判決後に記者会見 | 調査・研究結果 – 放送研究と調査(月報)メディアフォーカス | NHK放送文化研究所
注目度によって記者会見の時間の長さも変わるでしょうね。私の参加した裁判は注目度が低かったのか、15分程度で終わりました。
記者会見が終わると、本当にお別れです。
みなさん、充実した表情で笑顔だったことが印象的でした。
裁判員裁判を終えて
正直、楽しかったです。
ただ、これは私が参加した裁判がそこまで重大な事件では無かった(人が死んでいない)ことと、議論することが好きな性格という点のおかげなので、万人共通ではないでしょう。
しかし、刑事裁判の制度についてはかなり勉強になりました。これは万人に共通すると思います。今までニュースで聞いても深く考えなかった裁判の内容について、今では知ったかぶりもいいところで、自分ならこう考えるなとか、こういう証拠がいるよなとか考えるようになりました。判決についても、妥当か妥当でないか何となく判断できるようにもなりました。
そう考えると、法律に対する理解や裁判に対する理解を深める手段としては、裁判員裁判はもってこいだと思います。
ただ、ストレスはかかります。そのケアは十分に行って欲しいところです。














先日やらかしたあんなこと、こんなことが頭を巡り、自分の落ち度を思い出しながら封筒をあける。
頭は真っ白です。
右下にある裁判員制度のロゴには気づかず。