するっと寝入って熟睡するための10の鉄則

閑閑
「良い睡眠には規則正しい生活を!」そんなこと言ったって毎日決まった時間に眠れないから生活が乱れてるんだよ!って方多いのではないでしょうか。そんな寝付きが悪くて睡眠不足気味、リズムが壊れ気味の方を助ける入眠のための鉄則まとめです。
夜遅くまで眠気がやってこない…
眼を閉じても眠くならない…
布団に入ってから1時間も2時間もうだうだしてしまう…
スムーズに眠りにつけたら睡眠時間がもっと伸びるのに!

まずは睡眠のメカニズムを知りましょう

睡眠には2つのメカニズムがあった!
第一のシステムは恒常性維持機構(ホメオスタシス)、第二のシステムは概日(サーカディアン)リズム機構と呼びます。

第一のシステムは覚醒中の疲労蓄積による睡眠欲求(青矢印)です。睡眠欲求は目覚めている時間が長いほど強くなります。徹夜などで長時間覚醒していると、普段寝つきにくい人でもすぐに入眠し、深い眠りが出現することが知られています。いったん眠りに入ると睡眠欲求は急速に減少し、その人にとって十分な時間だけたっぷりと眠ると睡眠欲求は消失して私たちは覚醒します。
眠りのメカニズム | e-ヘルスネット 情報提供

どんな人でもずっと眠らなければいずれ眠くなります。しかし、寝付きの悪い人が眠くなるのをひたすら待っても、睡眠時間が減るか朝起きるのが遅くなるか。重要なのは次の2つ目のシステムです!

第二のメカニズムは覚醒力(赤矢印)です。覚醒力は体内時計から発信され、一日の決まった時刻に増大し、睡眠欲求に打ち勝ってヒトを目覚めさせます。普段の就床時刻の数時間前に最も覚醒力が強くなり、その後メラトニンが分泌される頃(就床時刻の1-2時間前)に急速に覚醒力が低下します。このため、私たちは夕食後に団欒するなどすっきり目覚めていても、就床時刻あたりで急に眠気を感じるようになります。仮に覚醒力がなければ、徐々に強まる睡眠欲求のため日中の後半は眠気との戦いで質の高い社会生活は営めなくなるでしょう。
眠りのメカニズム | e-ヘルスネット 情報提供

スムーズな寝入りの鍵はメラトニンが握っていた!

睡眠不足に頼らず寝るには覚醒力、体内時計の力が必要。それを制御しているホルモンがメラトニン!毎日すっきり眠りに入れるかはメラトニンにかかっています。

メラトニンを増やせば気持ちよく寝れるじゃないか!
皆様お待ちかね、メラトニンの特徴とそれに基づいた入眠の鉄則をご紹介。

トリプトファンを増やしましょう

メラトニンの原料は、食事で摂取されるトリプトファンです。
トリプトファンにいくつかの酵素が働いてセロトニンが出来ます。
さらに別の酵素が働いてアセチル基とメチル基がくっついてメラトニンが出来ます。
メラトニン

トリプトファン→セロトニン→メロトニンの順に、体内でメロトロンは生成されます。つまり、トリプトファンやセロトニンを増やさないとメラトニンはできにくい!

▼鉄則その1:肉、魚介類、大豆と乳製品を摂れ!

トリプトファンは幅広い肉類、魚介類、ごまや大豆、チーズなどの乳製品に多く含まれています。
逆に野菜類には少なめです。
炭水化物と一緒に摂取すると吸収されやすいので、基本的に品数の多いバランスのとれた食事を心がけましょう。
トリプトファンからメラトニンが作られるのは時間がかかるので、夕食よりも朝食に上記の食品を取るとよいでしょう。

食品100gあたりのトリプトファン量が載っています。より詳しく知りたい方はご覧ください。

トリプトファンを意識したレシピが載っています。

セロトニンを増やしましょう

セロトニンを増やすための方法は、『規則的な生活』『太陽光』『リズム運動』『適切な食事』などがあります。
セロトニンとは

セロトニン自体は人間の目を覚まし日中覚醒させるものです。しかし、セロトニンが正しく分泌されることでメラトニンの合成が促進されます。セロトニンとメラトニンはセットなのです。
セラトニンを増やす方法として、以上の4つが重要です。適切な食事は先ほどのトリプトファンのことです。

▼鉄則その2:太陽の光を浴びろ!

セロトニンは強い光を浴びると分泌され、逆にメラトニンは分泌されにくくなります。
セロトニンを日中大量に分泌させ寝る時にメラトニンに変化させるためには、
日中しっかりと光を浴び、就寝前は強い光を浴びないことが重要です。

▼鉄則その3:就寝1時間前には暖色照明に切り替えろ!

強い光はメラトニンの分泌をさまたげます。自然な睡眠に入っていくためにも、就寝1時間前には部屋の蛍光灯を少し暗くしましょう。
ただし、蛍光灯に多く含まれる青色の光は、メラトニンの分泌を低下させる作用を持っています。それを考慮すると、就寝前にはオレンジ色の暖色照明に切りかえるのがベストと言えます。
メラトニンの分泌をスムーズにさせる3つのポイント

もちろん就寝前はスマホやパソコン、テレビなどの強い光を出すものを使わないのが一番ですが、現代人には中々難しいもの。
部屋の照明だけでも暗めの暖色照明にするとよさそうです。

▼鉄則その4:朝起きる時間を固定しろ!

体内時計のリズムを崩さないようにするには、朝起きる時間をできるだけ固定することが大切です。朝起きる時間が不規則だと、太陽の光を浴びる時間も不規則になるため、体内時計が乱れがちになってしまいます。
休日はどうしても朝寝坊してしまう人が多いと思いますが、起床時間を遅らせるのは1~2時間までにしておきましょう。
メラトニンの分泌をスムーズにさせる3つのポイント

▼鉄則その5:スクワットをしてガムを噛め!

スクワットに限らず、『歩行/ウォーキング』や『深呼吸/腹式呼吸(ヨガや太極拳、坐禅、歌唱なども有効で、さらに応用としてセロトニン呼吸法も。)』、『自転車をこぐ』こと、最近人気の『フラダンス』など、リズムの良い運動を継続して続けていくことが、セロトニン神経の活性化に役立つとされています。
また、こういった運動を5分以上、さらに、長期間継続して行うとさらに効果的であると言われています。
セロトニンを増やす方法

なんでもいいですがリズムのある運動をしましょう

噛む動作(咀嚼:そしゃく) も、一定のリズムを伴った運動であるといえます。
上述のリズミカルな運動と同じく、セロトニンの活性化に役立ちます。
セロトニンを増やす方法

メラトニンはストレスをためると出にくくなる!

睡眠作用を持つメラトニンですが、何らかの原因で正常に分泌されなくなると、中々寝付けない、眠りが浅い、寝ても疲れが取れない、翌朝体がだるい、日中ぼーっとするなどの症状が表れることがあります。 そして、こうした症状が長期化して深刻化すると、やがて不眠症や睡眠障害に陥ってしまうのです。
メラトニンと不眠症 – 快適.Life

特に多くの人にとってメラトニンの分泌が乱れる原因になりやすいのが、『ストレス』と『生活リズムの乱れ』です。
メラトニンと不眠症 – 快適.Life

▼鉄則その6:「どうせ眠れない…」と決めつけない!

今日は眠れるだろうか……、今日も眠れないだろうな……、という心配をしてストレスを貯めこまず、気楽に、今日は眠れるかもしれない!くらい明るい意気込みでいきましょう。
昨日より30分なら早く寝られるかな~、と目標を軽いものに設定するのもよいです。

▼鉄則その7:心配事をベッドに持ち込まない!

ストレスをためやすい人は真面目でだったり、心配性だったり、ネガティブすぎたりします。そんなに心配しないで起きてから考えればいいや!と投げ出すように心がけていれば段々眠れるようになっていきますよ。

眠る時はポジティブで気楽に、ゆとりある気持ちで眠れるように。
最初は難しいかもしれませんが、気の持ち方で眠りやすさも変わります。

副交感神経を働かせよう

メラトニンの分泌量が増えると、副交感神経系が優位になり「脈拍」「体温」「血圧」等が低下して、体が休息に適した状態になり、睡眠の準備ができたと脳が認識して、次第に自然と眠気を感じて眠りに就くことができるのです。
メラトニンと不眠症 – 快適.Life

メラトニンの作用する先である副交感神経をいろんな方法で優位にしてやりましょう。

▼鉄則その8:一度読んだことのある本を読め!

就寝1時間前からは、できるだけ頭を休ませることを意識した方がいいのですが、そこでオススメなのが「一度読んだことのある本」を読むことです。一度読んだ本であれば頭を使わずに読めますし、続きが気になって眠れなくなることもありません。
ただし、文字の多い本は避けたほうが無難です。なぜなら、文字を読むと脳の言語中枢が刺激され、目が冴えてきてしまうからです。これを考えると、写真集や絵本などの文字の少ないものを読むのがベストと言えます。
眠れない夜に自然と眠くなる方法3つ | サプリで睡眠の質を改善しましょう!

要するに寝る前に頭を使うことをするな、ということ。脳が興奮すると交感神経が働いて目が冴えてしまいます。
文章を読んで返信を考えるメールやTwitter、戦略を考える必要のあるゲームをするなどは避けた方がよさそう。光源を浴びることの防止にもなります。

▼鉄則その9:ぬるめのお風呂に入れ!

就寝する1時間くらい前に、夏38℃くらい、冬40℃くらいのぬるめのお湯に、
ゆっくりと20~30分つかると良いようです。ゆっくり長くおふろにつかるためには、
腰から下くらいまでしかお湯を入れないで入浴する“半身浴”も良いかもしれません。
睡眠とお風呂

もしくは寝る前に軽い運動をするのも有効です。
副交感神経は体温を下げる機能を持っています。副交感神経が優位で人が眠くなる時には体温が下がります。
それを逆手にとって体温を上げて下げる状況を意図的に作り出すことで、眠りに入りやすくします。

※寝る前に熱いお風呂はダメ

熱いお風呂につかると、副交感神経ではなく、交感神経を刺激してしまいます。
そのため、眠りにくくなります。
それと、熱いお風呂で汗をダラダラかくほど体を温めてしまうと、体が冷えるまでに時間がかかってしまいます。
体温が下がらなければ眠ることはできません。
睡眠とお風呂

熱い風呂が好きな方は眠る数時間前に済ませるようにしましょう。

▼鉄則その10:三ヶ月は頑張って続けよう!

これらはいずれも、すぐに効果が現れるわけではありません。
おおよそ3ヶ月程度を目安に、継続することで実感出来る効果が現れると言われています。
メラトニンの増やし方 – 快適.Life

習慣化が大事です、がんばりましょう。
ここまで挙げた鉄則は急激な効果はありませんが、続ければ眠れるようになるでしょう。
メラトニンはサプリメントがあったりしますが、急激な摂取は健康を害するという説もあります。ご利用の際はよく考えて。
https://matome.naver.jp/odai/2141633491153256601
2014年11月19日