あれ?鍵閉めたかな?その不安はもしかしたら、強迫性障害かも?

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強迫性障害とは?

強迫性障害は不安障害の一種です。たとえば「手が細菌で汚染された」という強い不安にかきたてられて何時間も手を洗い続けたり、肌荒れするほどアルコール消毒をくりかえすなど、明らかに「やりすぎ」な行為をともないます。世界保健機関(World Health Organization:WHO)の報告では、生活上の機能障害をひきおこす10大疾患のひとつにあげられています。
強迫性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

強迫性障害のサイン・症状

1.不潔恐怖と洗浄

汚れや細菌汚染の恐怖から、過剰に手洗いをする。
不特定多数の人が触ったドアノブや電車のつり革が触れない。

2.加害恐怖

誰かに危害を加えたかもしれないという恐怖が頭から離れず、周囲の人や警察に聞いたりする。
ニュースや新聞に自分の名前が出ていないかをチェックするようになる。

3.確認行為

戸締り、電気・ガス等のスイッチを過剰に確認する。
一度家を出た後も、戸締りをしたかどうかが不安になり、何度も家に戻って確認する。

4.儀式行為

自分で決めた順番通りに物事を進めないと不安になる。
常に決まった順番で仕事や家事を行う。

5.数字へのこだわり

不吉な数字や幸運な数字に過剰に拘る。
ゲン担ぎの範疇を超えたこだわりを見せる。

6.物の配置、対称性などへのこだわり

物の配置に一定のこだわりがあり、その通りになっていないと不安になる。

リモコンの位置が少しずれていたり、玄関の靴の並びが違っていたり…が、ちょっと気になるという範囲を超えて、不安を感じる。

性格なのか病気の症状なのかは難しい所

強迫性障害は、誰もが生活のなかで普通にすること(戸締まりの確認や手洗いなど)の延長線上にあります。「自分は少し神経質なだけ」なのか「もしかしたらちょっと行き過ぎか」という判断は難しいところです。次のようなサインがあれば、専門の医療機関に相談することを考えてみてください。
強迫性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

https://matome.naver.jp/odai/2141450349081300801
2014年10月28日