☆バーが舞台となっている小説を集めました。バーで繰り広げられる人間ドラマが魅力ですね。
▼香菜里屋を知っていますか
☆三軒茶屋のビアバーが舞台です
香菜里屋シリーズ完結編。記念すべき一話から登場してきた常連たちが次々と自らの新しい人生を見つけていきます。作中世界では十年以上経っているんですね。同じバーの常連のような気持なのでどこかさびしい半面、新しい巣立ちを喜んでいたら最後に店主の工藤までもが新しい人生を得て突如として旅立ちます。 彼はどこで新しい人生を歩んでいるのか? 常連客と共に気になるところですが作者の死去と共に永遠に謎となりました。彼らの今後の人生は、きっと読者の心の中で続いていくことでしょう。
香菜里屋を知っていますか (文庫) 感想 北森 鴻 – 読書メーター
読んじゃったぁ。涙腺がちと刺激されました。このシリーズもっと読みたかったです。ホントにいいシリーズ♪
香菜里屋を知っていますか (文庫) 感想 北森 鴻 – 読書メーター
推理もいいけど、料理の描写がとてもおいしそう、中でもタンシチューの話は良かったです。
香菜里屋を知っていますか (文庫) 感想 北森 鴻 – 読書メーター
▼夏のキグナス 三軒茶屋星座館
☆三軒茶屋のプラネタリウムバーが舞台です
三軒茶屋星座館第2弾。今回は白鳥座、ヘラクレス座、蟹座、獅子座、乙女座の物語。和真の話す現代的なギリシャ神話はやっぱり面白い!白鳥座のキグナスのはもういない人を探し続けていて切ない、乙女座は冬の起源の物語で一人の男の恋心から生まれたと知り、素敵だなぁと思った。特にこの2つの星座の物語が好き。後半、月子の母親が誰だったのかを知り、和真は閉じ籠ってしまうところは切なく悲しい。もういない人が戻ってくるわけでもない。その悲しみも最後は「リリーとゆかいな獣たち」がいれば笑顔に変わるんだろうなあ。
夏のキグナス 三軒茶屋星座館 感想 柴崎 竜人 – 読書メーター
前巻で読者の度肝を抜いた、不良訳ギリシャ神話は今回少々おとなしめ。そのかわり、月子の母親のエピソードで和真が苦しみ、読者もつられて泣かされます。…なんだこれ、和真が辛いじゃないか、月子は悪くないのに、わだかまるじゃないか…。乙女座のお話は、ハデスがチャーミングでした♪
夏のキグナス 三軒茶屋星座館 感想 柴崎 竜人 – 読書メーター
▼風の歌を聴け
☆ジェイズ・バーというバーが登場します
村上春樹さんのデビュー作品。淡々と、少しずつ、主人公におこった日常が描かれている感じ。だけど、何だか村上さんぽい。登場人物は、どこにでもいそうな、少し変わっている人たち。鼠と年1回ぐらい会う感じの友達になりたい。
風の歌を聴け (講談社文庫) 感想 村上 春樹 – 読書メーター
再読。夏休暇を過ごす僕の青春は、冷めてはいるけれど、胸の奥でくすぶる感情を沈めて平静を装おっているようでもある。どこかちぐはぐで、でもきっとそれが青春で、誰もがどうしようもない気持ちと戦っている。確固とした居場所がないということは自由ではあるけれど、同時に孤独でもあって。弱さをさらけ出せるほど、ひとは強くもなくて。自分だけが取り残される不安と焦燥が、行間に沁みわたる。誰かとの関係性や夢への可能性を少しずつ失いながら、自分にはいったい何が残るのだろうという感傷。でもそのほろ苦さがたまらなく心地よい。
風の歌を聴け (講談社文庫) 感想 村上 春樹 – 読書メーター
▼テロリストのパラソル
☆バーテンダーのストーリーです
主人公はアル中のバーテンダー・島村。 公園でお酒を飲んでいたら突如起きた爆発事件。 現場に残った指紋の付いたボトルを懸念するも謎の襲撃もされ、逃げながら謎を追うことに。 結構な人たちに追われ、相当な状況にありながらもどこか淡々とした主人公には凄みすら感じます。 乱歩賞&直木賞受賞作も取っているだけあって謎が気になり読み進めることができました。
テロリストのパラソル (角川文庫) 感想 藤原 伊織 – 読書メーター
島村さんも浅井さんもシブい!かっこいい男の人たちでした。2人の生き様に引き込まれて、後半は一気に読み進めてしまいました。藤原伊織さんの小説をもっと読み漁ってみたい。
テロリストのパラソル (角川文庫) 感想 藤原 伊織 – 読書メーター
▼探偵はバーにいる
☆近年「探偵はBARにいる」としてリメイクされたのが有名ですね!
あきさせない展開。ハードボイルドって言葉がピッタリ。あっと言う間に読んじゃいました。
探偵はバーにいる (文庫) 感想 東 直己 – 読書メーター
バーにいるだけあって酒ばっか飲んでいる探偵(のような者)が後輩に依頼されてお人好しの人探しをはじめると売春とか殺人とか絡んだ事件に巻き込まれて自分の身も危険に晒して奮闘することになる。書き出しで断り書きがあるが、携帯電話もインターネットもない80年代の北海道ススキノが舞台。無理やり舞台を小さく閉じ込めているキライもある。行方不明の女が札幌市内にいなければならない理由が屁理屈に聞こえるのだが。探偵君の飲む酒の名前をいちいち教えてくれるなどディテールへのこだわりがなかなか良い。
探偵はバーにいる (文庫) 感想 東 直己 – 読書メーター
▼世界のはてのレゲエ・バー
☆ニューヨークのバーが舞台です
感性を刺激される傑作小説。リアルなNYCの描写とレゲエに関する奥深い知識が堪能できるだけでも満足だが、「写真」や「ホームレス」など物語を味付けする要素が多種散りばめられていて、読み手次第で物語の受け止め方が変わりそう。
世界のはてのレゲエ・バー (文庫) 感想 野中 ともそ – 読書メーター
Smallest Bar in NY. みんなの屋根がここにある─傑作!2012 my best本はコレに決まり。コオのゆで卵ご近所仲良し運動は国連に提唱すべき。解説も○
世界のはてのレゲエ・バー (文庫) 感想 野中 ともそ – 読書メーター
▼九つの殺人メルヘン
☆日本酒バーが舞台です
普段聞き慣れれている童謡の裏のストーリーが見れて面白かったです!探偵役の桜川さんの推理にはただただ関心させられました〜
九つの殺人メルヘン 感想 鯨 統一郎 – 読書メーター
日本酒バーの常連客、刑事の工藤が抱える九つの事件には鉄壁のアリバイがあった。女子大生の東子がグリム童話の新解釈になぞらえ、鮮やかに事件を解決していく。でも、正直、探偵役の東子にあまり魅力を感じなかったかな。毎回、厄年トリオが盛り上がる昔の流行ネタもよくわからないので、流し読み。(同じ世代の人はきっと、懐かしくて楽しめるんだろうな・・・)でも、童話の新解釈は、興味深く、おつまみに出される料理の描写や、日本酒は美味しそう。久しく飲んでいない日本酒が飲みたくなりました^^
九つの殺人メルヘン 感想 鯨 統一郎 – 読書メーター
▼不夜城
☆歌舞伎町を舞台としたストーリーです
飛行機の中で読んでいて、置き忘れ、良いところだったのでまた購入して読み始めた。それくらい面白いってこと。
不夜城 (文庫) 感想 馳 星周 – 読書メーター
これはもう初めてのタイプ。共感できる人物が一人もいない。裏切り裏切られ、殺し殺され、すべては金のため、自分が生き残るため。歌舞伎町を舞台にした中国人同士の闇の戦い。ここまで情け容赦ないと、かえってさっぱりする。イナゴの大群が去った後のように何も残らない。でも悪の新芽はすぐ出てくるから、どこまでも不毛な戦いが続く。このなんともいえない虚脱感。愛だの気遣いだのって言葉がこれほど上滑りする世界も珍しい。情緒がないから一句ひねる気にもならない。描写もえぐい。いやはや、これが暗黒小説ってこと?すごい世界観。
不夜城 (文庫) 感想 馳 星周 – 読書メーター
▼今夜、すベてのバーで
☆アルコール依存症を題材とした小説です
アルコール依存症を題材にした話は初めて読んだ。読み始めはおどろおどろしくて読了できるか不安だったが、表現が結構面白く、後半はするすると読めた。赤河の医者っぽいようなそうでないような、でも説得力のある発言が結構好きだった。ラストは急な展開でハッピーエンドにもっていこうとしてる様な感じもしたが、悪い印象は受けなかった。
今夜、すベてのバーで (文庫) 感想 中島 らも – 読書メーター
アルコール依存という深暗いくヘビーなテーマを、朗らかな千鳥足で綴った興味溢れる作品。テーマが細かく説明されるのは勿論、その背景や逸話もまた面白い。何より、情緒的に心に沁みる言葉が随所に散りばめられた素敵な物語だった。文章に酔わされるなら、治す必要がない間はこの依存は続けたい。
今夜、すベてのバーで (文庫) 感想 中島 らも – 読書メーター
☆いかがでしたでしょうか。気になる作品はみつかりましたか??











