群馬一家3人殺害事件
群馬一家3人殺害事件(ぐんまいっかさんにんさつがいじけん)とは1998年1月、群馬県で発生した殺人事件。未解決。
群馬一家3人殺害事件 – Wikipedia
概要
冷たい寒風が吹き付けることで知られる真冬の北関東。平成10年1月14日夜、旧群馬町三ツ寺の電気工事業「石井電気」経営の石井武夫さん=当時(48)=方で事件は起きた。
この日の午後7時ごろ、石井さん方に押しかけた男が石井さんの背中や胸を刃物で数カ所を刺し、妻の千津子さん=同(48)=の胸も数カ所を刺して殺害。さらに石井さんの母、トメさん=同(85)=も首を絞めて殺害した。司法解剖の結果、石井さんと千津子さんは失血死、トメさんは窒息死だった。
短時間に3人を殺害するというまれにみる凶悪事件を引き起こした男だったが、大胆なことに3人を殺害した後に石井さん方にとどまり、玄関で石井さんの長女を待ち伏せ。事件から約2時間後の午後9時ごろに帰宅した長女を室内に閉じ込め、長女と話をした後に行方をくらました。長女にけがはなかった。
容疑者は長女の話から、すぐに浮上した。男は前橋市内に住んでいた当時28歳のトラック運転手、小暮洋史容疑者と判明。小暮容疑者は石井さんの長女につきまとう、いわゆるストーカー行為を繰り返していた男だった。
群馬県警は事件翌日の平成10年1月15日、殺人容疑で小暮容疑者を全国に指名手配し行方を捜査するとともに、小暮容疑者の似顔絵と逃走に使った車の写真入りポスター5万枚を作成して公開、情報提供を呼びかけた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130114/crm13011418000006-n1.htm
警察庁指定重要指名手配被疑者【小暮洋史】
小暮容疑者は事件から2年ほどさかのぼる平成8年2月ごろ、石井さんの長女が務めていた高崎市内の薬局に納品の仕事で出入りしていた際に長女と知り合い、次第に顔見知りになっていったという。
「食事に行きませんか…」。一方的に好意を寄せた小暮容疑者は、長女を何度も食事に誘ったが、長女は一切応じなかったという。淡い恋愛感情は次第に小暮容疑者をゆがんだ行動に走らせた。
誘いに応じない長女への思いを募らせた小暮容疑者は数回にわたり、車で長女の後をつけ回すといったストーカー行為を繰り返し、次第にエスカレート。ただ、平成8年8月ごろになると、小暮容疑者によるストーカー行為はいったんは収まり、長女にかつてのような平穏な日常が戻った。
しかし、事件が起きる約1カ月前の平成9年12月ごろから、再び車で長女をつけ回す行為が始まった。長女は周囲に、「困っている」などと不安な気持ちを打ち明けていた。
事件後は行方をくらませていたが、群馬県警のその後の捜査で、小暮容疑者はナンバーが「群馬33も8670」の黒色の乗用車(日産シルビア)で平成10年1月下旬に水戸市内や埼玉県熊谷市内を走行していたことが分かった。しかし、その後の足取りは不明のままだ。
時間の経過とともに、関係者の記憶も薄れていく。事件当時は28歳だった小暮容疑者だが、16年が経過した現在は40歳代になっている。群馬県警はこれまでに、輪郭などから現在の顔を推定した似顔絵を公開するなどして情報の提供を呼びかけてきたが、事件解決につながる有力な情報はもたらされていない。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130114/crm13011418000006-n2.htm
身長170センチ
やせ型
面長
事件当時に乗っていた車「日産・シルビア 群馬 33 も 86-70」
懸賞金かけ追跡捜査
平成19年11月には、事件の解決につながる重要な情報の提供者に懸賞金が支払われる「捜査特別報奨金制度」の対象となった。当初は懸賞金は100万円だったが、平成22年9月には上限額が300万円に増額された。
捜査特別報奨金の制度がスタートして以降、千葉県の英国人女性殺害事件の容疑者やオウム真理教の特別手配容疑者らは一般からの情報提供で逮捕につながり、これまでに3事件で情報提供者に懸賞金の支払いが決定している。
群馬県警の捜査幹部は、「有力情報はまだないが、懸賞金が増額されたことで関心も高まるはず。どんな情報でもよいので寄せてほしい」と強調する。しかし、いまだに決定的な情報はないのが実情だ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130114/crm13011418000006-n3.htm
群馬県高崎警察署捜査本部
TEL 027-328-0110
フリーダイヤル 0120-547-590
【日本″未解決事件″犯罪ファイル4】ストーカー行為を働いた挙げ句にターゲット女性の家族を惨殺して逃亡 – ライブドアニュース
昭和44年7月31日 生
身長170㎝位