※自分は虐待されていた、としっかり認識できた人向けのポイントになります。
※筆者が実体験から「コレがポイントだ!」と思ったことをまとめております。そうです、個人的にそう思った、というだけの事です。「こうしなきゃならない」なんてことは一切ありません。「~しなければならない」と感じた場合は、しないが吉かと筆者は思います。
「あなたが虐待されたのは、あなたの責任ではない」ということを正しく理解する
筆者にとっては、ここが最初にして最大の難関でした。私にとって「私は悪くなかったんだ」と理解することは、ものすごく辛く大変なことでした。なぜなら「私の存在自体が悪であり、私が存在しているということ自体が大罪なのだ」という確信を持っていたからです。では私にそれを確信させたのは誰でしょう。
そうです、私を虐待した実の親が、私にそう確信させていたのです。
この「私こそが悪だ」という考えは、言語を使ったり、非言語によるメッセージで伝えてきたりと、様々な方法により、親から私に毎日送られ続けていました。親に逆らえなかった幼い私は、生き延びる為にそれを受け入れる他なかったのです。
虐待された子供が悪い・・・訳がない。あなたは悪くない。
断言しますが、虐待されていたあなたは悪くありません。
あなたはまだ幼く、一人では生きられなかった。これは当然のことです。保護者の庇護がなければ生きてゆけなかったのは、あなたの責任ではありません。にも関わらず、保護者に虐待され、あなたは生き延びるために様々な決断を「やむを得ず」してきたことと思います。
それはあなたの責任ではありません。どうしようもなかったんです。仕方がなかった。そうする他なかったんです。幼いあなたは生き延びるために苦渋の決断をたくさんしてきました。そうしなければ生き延びられなかったからです。あなたはそんな状況下で生きてきました。それはあなたの責任ではありません。
あなたを虐待した親に、その責任があるのです。あなたは悪くない。
親を憎んだり恨んだりすること、親に対して怒りを感じること、親を許せないこと・・・自分に許してあげてください
被害者が加害者に対して怒りを感じることは当たり前です。が、親から子への虐待により被害者となった子供が大きくなると、とたんに「許してあげなよ」「親にも色々あったんだよ」などと言われてしまいますね。でもやっぱり、それはおかしなことです。
被害者が加害者に対して怒りを感じること、憎んだり恨んだりすること、これらは当然の事なのではないでしょうか。
もちろん、報復行為を勧めている訳ではありません。
あなたの中にある怒りの感情を、その他いろんな感情を、無いことにしたり、抑圧したり、そんな感情を持ってしまう自分を責めたり裁いたり、そういうことはしなくていい、ということです。無理に親を許さなければならない、という訳ではないということです。
虐待被害者が許すべきなのは、虐待加害者である親(または保護者)ではなく、虐待を受けていた自分自身だ
「許すべき」と書いたのは強く訴えたいという考えからであり、「許さなければならない」という意味合いではないことをまずご了承ください。あなたが「~しなければならない」ということは一切ありません。
ここで筆者が思うポイントは以下の通りです。
・自分で自分を「許さなければならない」という訳ではない
・自分のことを許せなくても全然かまわない
・自分を許したいと思ってもいいし、許せないと思ってもいいし、許したくないと思ってもいい
・自分を好きにならなくていいし、好きでもいいし、嫌いでもいいし、憎んでいてもいい。とにかく「自分で自分を許す、ということは禁止されていないし、自分で自分を許してもいい」ということを知っておくだけでもいいし、そんなの嫌だ知りたくない!そんなの間違ってる!と思うのであれば、もちろんそれでいい
自分自身を許さなければならない、という義務はあなたには無い。しかし、自分自身を許してはいけない、という拘束もまた無い。
全てのことについて、あなたには何一つ「~しなければならない」という義務はないんです。
世間一般の声=虐待されながら育った人に向けての声ではない
「大きくなれば、親心が分かるさ」「親の心子知らず、だな」「愛されて育ったくせに、親を責めるなんて・・・」こういう世間の声は、残念ながら多いです。
こういう世間一般的な考え方は、「虐待されずに育った人が、虐待されずに育った人に向けた意見であり、虐待されて育った私に向けての意見ではない」と覚えておくことが、我々には必要かなと思います。
世間一般とは違う、というのは辛いですが、しかしだからといって、世間一般と同じ前提でものを考えると、かなり辛いです。世間一般の声を自分に向けたメッセージだと受け取ってしまい、結果追い込まれることも多かったなと思います。
あなたは自分のために取捨選択をしていい
これは自分の為にならない意見だな、と思えば、あなたはその意見に従わなくていいんです。少なくとも、こういうネットで見かけた情報は、あなたがあなたの考えに従って取捨選択していいんです。そうか、こういうことなのか・・・と、信じ込まなくていいんです。あなたが望む情報のみを手に入れることは、我がままなんかではありません。

