ベーチェット病とは、難病(特定疾患)に指定されている病気。目、口、皮膚、外陰部の他、中枢・末梢神経、消化管、関節血管など、ほぼ全身にいろいろな症状が、繰り返し現れる病気
しかし、その原因は判明していません
口腔粘膜、皮膚、眼、外陰部では、慢性炎症が持続するのではなく、急性炎症が反復するのが特徴です
発病年齢は男女ともに20~40歳に多くて30歳前半がピークのようです
従来は男性が、かかりやすいと言われていましたが、最近の調査では、ほとんど差はないといわれています
しかし男性の方が内臓や目の症状が重症化しやすいようです
日本で最も多く発症していて、韓国、中国、中近東、地中海沿岸諸国と広がっているため『シルクロード病』とも呼ばれ、日本国内では北海道、東北に多い
平成22年3月時点では、およそ18,000人の人が特定疾患医療受給者として認定されています
ベーチェット病に役割をはたしていると思われる遺伝子に対しての陽性率は高く、一般の人に比べて3倍ほどといわれている
それでも、遺伝素因は決して発病を規定するといった因子ではなく、外的要因が大きく関与して発症すると考えられています
ですから、単純な遺伝性疾患と考えるべきでは、ありませんので、結婚に対して大きな問題にする病気ではないのです

https://matome.naver.jp/odai/2138752318335387801/2138752539437071503
◎【口腔内アフタ性潰瘍(口内炎)】
初期症状として出現することが多く、治癒しても繰り返し出現します
◎皮膚症状【毛嚢炎(もうのうえん)】
にきびに似た皮疹で、中心に膿を持つことがあり、頭や顔などに、繰り返し現れます
◎【結節性紅斑】
全身で特に足に盛り上がった赤い発疹ができ、押すと硬く痛みがあります
◎目の炎症
眼球を覆っているブドウ膜や虹彩に炎症が起き、ひどいケースでは失明する場合もあります
◎外陰部の潰瘍
皮膚が欠けて白くなったり赤くなったり、外見は口腔内アフタ性潰瘍と似ています
また、痛みが激しい場合は、歩行が困難になる場合があります
◎関節炎
関節の腫れや痛み、関節が動かせなくなります。1~2週間程度で症状は軽くなります。繰り返し発症しますが、リウマチのような関節の変形や骨の変化はありません
◎副睾丸炎
陰のうに痛みや腫れがあります。2~3週間で症状は軽くなります
◎消化器の症状
激しい腹痛や下痢、下血などの症状があります
◎血管の症状
血管に炎症が起こってしまい、足が全体的に腫れたりします
◎中枢神経の症状
運動まひ、痴呆、発熱、嘔吐、意識障害、人格変化、ものが二重に見えたりします
皮膚炎症や目の炎症、外陰部の潰瘍には、ステロイド治療を行います
関節炎などには、非ステロイド系の薬を使いますが、それでも関節炎が続く場合には、ステロイドを内服します
ただ、ステロイドは長期に内服すると副作用のリスクがあるために、服用期間を短く出来るよう、主治医の指示を仰いで下さい
◎十分な休養と、バランスのとれた食事をとる
◎十分な睡眠をとる
◎毎日の歯磨きと、うがいをこまめにする
口内炎予防には口腔内を清潔にすることが有効です
◎禁煙
タバコは、神経ベーチェットに悪影響大ですので禁煙が必須となります
目の症状が有る場合、シクロスポリンによる治療が始まり悪化率が改善したとはいえ、視力が0.1以下になる人が20%います
また『血管型ベーチェット』『腸管型ベーチェット』『神経ベーチェット』の症状が有る場合には、生活そのものに支障をきたします
はやく、効果的な新薬の開発や、治療法の発見がまたれます
関連まとめ

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