中央財経指導小組弁公室主任、劉鶴氏(62)の任務はまさしく、今後数十年の中国を導く経済ビジョンの策定にほかならない。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303941704579121053211868842.html
と、ウォールストリートジャーナルに掲載され、今世界中のメディアに注目されているのはこの人。
劉鶴氏
中国は、
国内高官や欧米のリーダーの間で経済改革者として知られる劉氏に、
経済の最新の青写真作成を託している。
世界で最も注目を集めている中国経済の未来ビジョンを形作る人物―劉鶴氏! | ニイハオお父さん – 楽天ブログ
中国の発展計画は11月、幹部450人の集まる非公開の中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で発表される。
5年に一度行われるこの会議はこれまで、国内で最大級の経済改革を発表する場となってきた。しかし、今年の党大会が特に重要なのは、中国経済が勢いを失いつつあるとの懸念があるからだ。4-6月期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比7.5%増となり、07年4-6月期の14.8%増を大きく下回った。(http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303941704579121053211868842.html)

https://matome.naver.jp/odai/2138495597454907901/2138495878457171103
国際通貨基金(IMF)のエコノミストらは、中国が向こう5年で大きな改革を行わなければ、GDP成長率は30年までに年間平均4%まで落ち込むかもしれないとみている。
中国が目指しているのはアメリカ型の経済の再生であり、輸入輸出のしやすいグローバルな社会である。
しかし、そんな中国政府を阻むのは、地方政権の存在。
彼らは政府から直接資金を受け取っており、長年汚職の温床となってきた。
劉氏は11年の論文で、「中国は、内需の増加など経済改革の方式を今までより迅速に変えなければならない」と書き、論文を急進派の批判に利用した。共産党は「改革政党でなく支配政党」でなければならないとし、中央集権的計画で農民と学生を動員することで中国を変えようとした過去に言及した。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303941704579121053211868842.html
中国政府を批判!
劉氏の論文は、中国内外の党・政府高官、改革プロセスや同氏のこれまでの論文審査に関わった学者数十人へのインタビューに基づいている。劉氏の執務室は、ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に電子メールで返答し、「劉主任本人は、中国経済政策策定の自らの役割について多くの誤解が存在していると考えている。中国の経済政策は、集団意思決定システムを通して行われ、個人が担う役割はむしろ限られている」と説明した。
習近平国家主席に中国経済の立て直しを任された劉鶴氏 – WSJ.com
中国や欧米の高官たちはこれから改革の余地があるのは「中国セクター」であると考えており、劉氏にはセクター内に力強い協力者がおり、内部からの改革を起こせるのではないかとその点にも注目が集まっている模様。
と、大改革が期待される劉氏だが、一方でこのような見方もあるようだ。
国有企業を直接かつ大胆に改革する策は可能性が低いと考えられている。こうした企業は過去に、監視強化や一部の民営化案を拒否してきた。また出稼ぎ労働者やその家族に出身地以外での福祉手当の受給や教育を制限する規則緩和なども難しいとみられている。
習近平国家主席に中国経済の立て直しを任された劉鶴氏 – WSJ.com
また習国家主席とも学友としてかねてから親交があったことも劉氏起用になにか関係しているかもしれない。
それでも、習国家主席が改革への一定の支持を示していることから、多くのアナリストは、少なくとも何らかの改革が行われそうだと語っている。
習近平国家主席に中国経済の立て直しを任された劉鶴氏 – WSJ.com
と、ウォールストリートジャーナルは締めくくっている。
留学経験ももち国際的視野があり、なおかつ習国家主席と親交ももつため政府内でも発言権を得られそうな劉鶴氏。中国が改革され、より力を持つ国と成長するのか。今後が楽しみである。






1995年にはハーバード大学でMBA取得
ノーベル経済学賞を受賞した米・ニューヨーク大学の経済学者マイケル・スペンス氏にも中国経済発展の助言を求めた国際的な視野のある人物。