【第1位】夜の果てまで/盛田隆二
緻密で冷静な描写に反比例するように、主人公たちの切なさが痛いほどに伝わってきます。
読後に、自分の過去が書き換えられたような気持ちになり、一日中、ざわざわとした気持ちから抜け出せなくなります。
胸が痛くなるような恋愛小説に、久しぶりに出会いました。~
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 夜の果てまで (角川文庫)
【第2位】博士の愛した数式/小川洋子
読み終えた時に、ゆっくりと暖かい気持ちになれる、少し前向きな気持ちで明日からやっていこうと思う、それが小説のもつ絶対の力であると私は思っていますが、この本にはそれがあふれていました。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 博士の愛した数式
【第3位】一瞬の光/白石一文
男社会で仕事に生きる超エリート主人公が最後こんな人生になるとは正直びっくり。
お金有り、令嬢と訳ありの女の子とのダブル恋愛ありと、男にとってロマン街道まっしぐらの主人公。
次第に選択を迫られてくる辺りから「次はどうなるんだ、で次は」とページをめくる手が止まらなくなります。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 一瞬の光 (角川文庫)
【第4位】ニシノユキヒコの恋と冒険/川上弘美
自分の心の奥深くに、きっと潜んでいる思いが、
言葉として、文章として、目の前に突き出された感じです。
すごく切なくなるけれど、また読みなおしたくなる、
大切な1冊になりました。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ニシノユキヒコの恋と冒険
【第5位】パイロットフィッシュ/大崎善生
人は、一度めぐり合った人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。
「一度出会ってしまった人とは、別れることはできない。なぜなら心の中に深い記憶の湖があって、出会った人の記憶は湖の底に沈んでいるから」
とても、本当にとてもよく分かる。
本当は以前からずっと分かっていたはずのことなのに、こうして小説の中で言葉にしてもらったことで、私は何だか救われたのだ。
読みながら、そして読み終えた後も、私は自分が過去に別れてしまった人のことをずっと考えている。できることなら、その人にこの小説を手渡してみたい、とさえ思っている。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: パイロットフィッシュ (角川文庫)
【第6位】A2Z/山田詠美
男の部屋に通い始めることは、記憶に新たなマップを刻むこと。編集者夏美と郵便局員成生の、とびっきりの恋物語が今始まった!
文芸編集者澤野夏美の勤める会社の向い側にある小さな郵便局、お仕着せの制服でうつむく成生と目が合った瞬間──
恋人の存在を打ち明ける夫一浩への複雑な思い、夏美に心を寄せる新人作家永山翔平との仕事への情熱、たった26文字にこめられた、大人の恋の全て
どうしようもなく恋に落ちてしまう切なさを知りながら、大事なものを失わないための努力を忘れない、大人の恋愛小説。
切なさがこみ上げる山田詠美ワールドは健在
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: A2Z
【第7位】六番目の小夜子/恩田陸
学園ホラーだと思って読み始めたら、これは爽やかな青春小説。恩田ワールドのすべてが詰まってます。
Amazon.co.jp: 切なくて心が揺さぶられる…傑作・恋愛小説
【第8位】錦繍/宮本輝
2人の手紙のやりとりだけで綴られるこの物語は、最初は、お互いに離婚当時の事情を語るところから始まり、時には、相手を責め、時には詫び、悔いるということ繰り返す。
しかし、結局、今の自分の姿は過去の自分の行いの結果であり、今の自分の行動の積み重ねからしか、将来の自分の変化はあり得ないということに気がついていく。過去を受け入れ昇華させる中で、今まで否定していた自分を受け入れ、お互い、それぞれの道を前向きに生きるようになる。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 錦繍 (新潮文庫)
【第9位】黄色い本/高野文子
この一連の流れの中で抱く読者の複雑な気持ちが、さりげないあの手この手によって見事に再現されてゆく様の、なんとみずみずしく美しいことか。
数え切れないほど読み返しましたが、何度読んでもいいんです。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
【第10位】ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね/岡崎京子
事故の直前まで描かれつづけた、幼いほどに残酷で、どこまでも切なく哀しい、岡崎京子唯一の物語集、待望の刊行。
本を読まない人でも、岡崎京子の漫画が好きなすべての人に読んでもらいたい本。
絵がついていないだけで、どのストーリーも岡崎京子の漫画そのものの世界。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね











