【寝る前に読む】恋愛小説フリークが選ぶランキング【おすすめ小説】

enecha2013
キュンキュンして、恋愛力アップです。ぜひ読んでみてください。

【第1位】夜の果てまで/盛田隆二

夜の果てまで (角川文庫)
二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる彼女と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった―。ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。著者会心の最高傑作。

緻密で冷静な描写に反比例するように、主人公たちの切なさが痛いほどに伝わってきます。
読後に、自分の過去が書き換えられたような気持ちになり、一日中、ざわざわとした気持ちから抜け出せなくなります。
胸が痛くなるような恋愛小説に、久しぶりに出会いました。~
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 夜の果てまで (角川文庫)

【第2位】博士の愛した数式/小川洋子

博士の愛した数式 (新潮文庫)
博士とルートが抱き合うラストシーンにあふれるのは、人間の存在そのものにそそがれる、まばゆいばかりの祝福の光だ。3人のかけがえのない交わりは、一方で、あまりにもはかない。それだけに、博士の胸で揺れる野球カードのきらめきが、いつまでも、いつまでも心をとらえて離さない

読み終えた時に、ゆっくりと暖かい気持ちになれる、少し前向きな気持ちで明日からやっていこうと思う、それが小説のもつ絶対の力であると私は思っていますが、この本にはそれがあふれていました。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 博士の愛した数式

【第3位】一瞬の光/白石一文

一瞬の光 (角川文庫)
橋田浩介は一流企業に勤めるエリートサラリーマン。38歳という異例の若さで人事課長に抜擢され、社長派の中核として忙しい毎日を送っていた。そんなある日、彼はトラウマを抱えた短大生の香折と出会い、その陰うつな過去と傷ついた魂に心を動かされ、彼女から目が離せなくなる。派閥間の争いや陰謀、信じていた人の裏切りですべてを失う中、浩介は香折の中に家族や恋人を超えた愛の形を見出していく。

男社会で仕事に生きる超エリート主人公が最後こんな人生になるとは正直びっくり。
お金有り、令嬢と訳ありの女の子とのダブル恋愛ありと、男にとってロマン街道まっしぐらの主人公。
次第に選択を迫られてくる辺りから「次はどうなるんだ、で次は」とページをめくる手が止まらなくなります。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 一瞬の光 (角川文庫)

【第4位】ニシノユキヒコの恋と冒険/川上弘美

ニシノユキヒコの恋と冒険
ニシノ君とのキスは、さみしかった。今まで知ったどんなさみしい瞬間よりも。女には一も二もなく優しい。姿よしセックスよし。女に関して懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう…とめどないこの世に、真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる

自分の心の奥深くに、きっと潜んでいる思いが、
言葉として、文章として、目の前に突き出された感じです。
すごく切なくなるけれど、また読みなおしたくなる、
大切な1冊になりました。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ニシノユキヒコの恋と冒険

【第5位】パイロットフィッシュ/大崎善生

パイロットフィッシュ (角川文庫)
かつての恋人から19年ぶりにかかってきた一本の電話。アダルト雑誌の編集長を務める山崎
人は、一度めぐり合った人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。

「一度出会ってしまった人とは、別れることはできない。なぜなら心の中に深い記憶の湖があって、出会った人の記憶は湖の底に沈んでいるから」
とても、本当にとてもよく分かる。
本当は以前からずっと分かっていたはずのことなのに、こうして小説の中で言葉にしてもらったことで、私は何だか救われたのだ。
読みながら、そして読み終えた後も、私は自分が過去に別れてしまった人のことをずっと考えている。できることなら、その人にこの小説を手渡してみたい、とさえ思っている。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: パイロットフィッシュ (角川文庫)

【第6位】A2Z/山田詠美

A2Z (講談社文庫)

男の部屋に通い始めることは、記憶に新たなマップを刻むこと。編集者夏美と郵便局員成生の、とびっきりの恋物語が今始まった!

文芸編集者澤野夏美の勤める会社の向い側にある小さな郵便局、お仕着せの制服でうつむく成生と目が合った瞬間──
恋人の存在を打ち明ける夫一浩への複雑な思い、夏美に心を寄せる新人作家永山翔平との仕事への情熱、たった26文字にこめられた、大人の恋の全て

どうしようもなく恋に落ちてしまう切なさを知りながら、大事なものを失わないための努力を忘れない、大人の恋愛小説。
切なさがこみ上げる山田詠美ワールドは健在
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: A2Z

【第7位】六番目の小夜子/恩田陸

六番目の小夜子 (新潮文庫)
津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

学園ホラーだと思って読み始めたら、これは爽やかな青春小説。恩田ワールドのすべてが詰まってます。
Amazon.co.jp: 切なくて心が揺さぶられる…傑作・恋愛小説

【第8位】錦繍/宮本輝

錦繍 (新潮文庫)
「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る―。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。

2人の手紙のやりとりだけで綴られるこの物語は、最初は、お互いに離婚当時の事情を語るところから始まり、時には、相手を責め、時には詫び、悔いるということ繰り返す。
しかし、結局、今の自分の姿は過去の自分の行いの結果であり、今の自分の行動の積み重ねからしか、将来の自分の変化はあり得ないということに気がついていく。過去を受け入れ昇華させる中で、今まで否定していた自分を受け入れ、お互い、それぞれの道を前向きに生きるようになる。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 錦繍 (新潮文庫)

【第9位】黄色い本/高野文子

黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
寡作ながら時代のはやりすたりに流されない漫画を描き続ける、高野文子の4冊目の短編集。モダンで柔軟な絵柄と、ユーモラスかつ静謐(せいひつ)な描写と、高度で緻密な演出。これらが絶妙なバランスで同居する彼女の漫画の中には、さまざまな驚きと発見が隠されている。
この一連の流れの中で抱く読者の複雑な気持ちが、さりげないあの手この手によって見事に再現されてゆく様の、なんとみずみずしく美しいことか。

数え切れないほど読み返しましたが、何度読んでもいいんです。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))

【第10位】ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね/岡崎京子

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね
岡崎さんの文は、もう目を閉じればいいのにと思うくらいに苦しくて痛いのに、透明な目で何も見逃すまいとまっすぐにはるかな前方を見つめているような文だ。その痛みに耐えうるのは見ている先が、決してたどりつけないが明るく輝く美しい光だからだろう。
事故の直前まで描かれつづけた、幼いほどに残酷で、どこまでも切なく哀しい、岡崎京子唯一の物語集、待望の刊行。

本を読まない人でも、岡崎京子の漫画が好きなすべての人に読んでもらいたい本。
絵がついていないだけで、どのストーリーも岡崎京子の漫画そのものの世界。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

https://matome.naver.jp/odai/2138111422932146201
2013年10月08日