ジョージ秋山作品リスト ギャグマンガ編

sandayou
「アシュラ」や「ばらの坂道」など辛辣でアクの強い漫画ばかり描いているイメージがあるジョージ秋山氏ですが、他にも素晴らしいギャグ漫画などを描いておられますので、是非皆さんにも読んで頂きたく、まとめを作成しました。今後時間があれば追加していきます。

ガイコツくん

ガイコツが家に住み着くという、藤子不二雄作品のような設定。
しかしガイコツくんはハットリくんやドラえもんのように何かを解決するわけではない、それどころか自ら騒動を起し迷惑がられている。ガイコツくんの正体は5年前に脳膜炎で亡くなったおじいちゃんだった。

1966年別冊少年マガジンで連載(読みきりも含めれば1965年)
今まで2回単行本になっており1回目は1969年に若木書房から2回目は1972年に朝日ソノラマから出版されている、どちらも全1巻。
単行本は絶版状態ですが電子書籍版で読むことが出来ます。

若木書房版
朝日ソノラマ サンコミックス版

パットマンX

1967年から週刊少年マガジンで連載され、ジョージ秋山を一躍メジャーにした作品。
ギャグマンガでありながら、どこか物悲しい雰囲気が漂う名作。

濁点の「バ」ではなく破裂音の「パ」。パッと現れ、パッと消えるからパットマン。
パットマンは生身の人間で、お手製のマントとマスクをかぶりスクーターで登場、発明品で悪と戦うという、見覚えがあるような設定・・・。

今まで4回単行本化されているため比較的入手しやすい部類だと思われますが、現在どれも絶版。
こちらも電子書籍版で読むことが出来ます。

若木書房版 全5巻
講談社漫画文庫版 全5巻
エニックス文庫版 全4巻
さくらコミックス版 全3巻
まんだらけで販売されたもの

これは※私家本ですので一般流通する商品ではありません。

※私家本(しかぼん) 私家版とも呼ばれ主に内輪に配ることを目的に作成した書籍のことです。一般流通を目的にした本は市販本と呼ばれます。

デロリンマン

1969年から週間少年ジャンプで連載、その後1975年から週間少年マガジンでリメイクされることになる。
自殺未遂で顔がめちゃくちゃになってしまった主人公三四郎が愛と正義の使者「デロリンマン」となり大活躍?するドタバタギャグマンガ。
見た目は明らかにホラーなんですが、ギャグ漫画なんです。

何回か復刊していますが、現在絶版、電子書籍版は今でも読めます。

朝日ソノラマ サンコミックス版
こちらはプレミア価格で売られていることが多いです。
講談社版 全2巻
この版を読まなければデロリンマンの最終回を見ることが出来ないが絶版なので、地道に古本屋で探すか、完全版が出るのを待つしかない。
しかし下に書いたように原稿が持ち逃げされ、その多くがコレクターに流れてしまっているため今後の復刊は不明。
徳間コミック文庫版 全2巻
修正あり 巻末に小説版デロリンマン収録
ジャンプ版とマガジン版のどちらも収録している、一見お得な感じもするが、マガジン版の終わりの方が収録されていない。
さくらコミック版 全3巻

多少修正が行われている模様、こちらもマガジン版の終わりの方は収録されていない。

現在さくら出版は倒産しており、会社が倒産した際、当時の社長がこの原稿を含め多くの原稿を持ち逃げしたという噂があり、その後原稿の一部がまんがだらけやオークションに流出。マニアの間では騒動になる。

ほらふきドンドン

1969年から週間少年マガジンで連載 1回しか単行本化されておらず、残念ながら電子書籍化もされてない。ジョージ秋山WORLDという書籍で一話だけ掲載されている。
なおまんだらけで販売された私家本が存在するが一般流通するものではないためここでは省略。
姉妹作品として小学三年生で連載され、コロコロコミックで再録された「ほらふきドンビンジャン」という作品も存在する。

講談社コミックス 全5巻
ほらふきドンビンジャン

アマゾンくん

1969年から別冊少年マガジンで連載。
小さな船に乗って日本に辿り着いた、人食い人種の子供アマゾンくんが大暴れするというもの。
表現が過激だったので長らく単行本にもなりませんでしたが、2010年にジョージ秋山捨てがたき選集5 アマゾンくん・ドブゲロサマという名前で単行本化されました。
電子書籍版もあります。

電子書籍版の表紙

コンピューたん

1969年から今は無き少年画報で連載。
カエルマークでおなじみのヒットコミックスで1回だけ単行本化されている。電子書籍化もされていないためレアな部類に入るようです。

内容は主人公のロボットがロボット故にすっとんきょうな行動を取ってしまい周囲を巻き込んでいくドタバタコメディ。

ヒットコミックス 全1巻

どくとるナンダ

1969年からぼくらマガジンで連載。
若木書房から単行本化されるがその後は絶版である。

若木書房 コミックメイト 全2巻

怪力ボンゴ

1971から週刊少年チャンピオンで連載。
その内容から今後復刻は出来ないだろうと言われている作品。
なぜか単行本を出版したのはコミック社という麻雀漫画などを主に出版していた会社

大暴れの巻きというサブタイトルが付いているが全1巻

ゴミムシくん

1972年から週間少年チャンピオンで連載。
こちらもその内容からか単行本化されたのは1回のみで電子書籍化もされていない。
当時の男と女の立場を入れ替えたような設定、いやむしろ女尊男卑である。ジェンダーフリーを皮肉っているのだろうか。
「トイレット博士」といい、この作品といいウンコ作品が多いような気がする、ジョージ秋山氏には悪いですが個人的にあまりヒットしませんでした。

チャンピオンコミックス 全5巻
このシーンが何を物語っているのかはご想像にお任せします。

ピコピコロボベエ

1973年から冒険王で連載。
ロボットギャグマンガ。残念ながら電子書籍化されていない。

秋田書店 サンデーコミックス 全2巻

花のよたろう

1974年から週刊少年チャンピオンで連載。
ジョージ秋山氏が描く作品でもめずらしい「まとも(まじめ?)」な作品。
最初はギャグマンガなのですが、友情物の漫画になって行きます。
2009年に週間少年チャンピオン40周年を記念した企画が行われ2009年27号でこの作品の新作が描き下ろされる。その後「週刊少年チャンピオン40th」という本に収録された。
チャンピオンコミックスで単行本化されましたが現在絶版。電子書籍版で読めます。

秋田書店 チャンピオンコミックス 全15巻
週刊少年チャンピオン40th
https://matome.naver.jp/odai/2137816333362466601
2013年09月03日