「女性専用車両だけじゃなく、女性専用歩道も作って!」
タレントの佐藤江梨子さんの発言が、インターネット上で話題になっている。
「路上で痴漢された。女性専用歩道作って!」 サトエリ放言に批判相次ぐ : J-CASTニュース
2013年2月21日付の東京新聞のリレーコラム「言いたい放談」に、佐藤さんが登場した。
佐藤さんは「10年ぶりに痴漢にあった」と告白。
午前5時に路上を歩いていたら、自転車に乗った男性にいきなり尻を叩かれた。
【社会】 「女性専用歩道も作るべき」 東京新聞掲載の女性タレント提言、ネットで話題
佐藤さんはすぐに
「待て!この痴漢野郎!誰かぁー!」と叫び、
道を先回りして男性を追いかけ、 やっと見つけて
「おまえ、何してくれとんじゃ!ボケ!痴漢っ!」と叫んだがその瞬間人違いだったことに気付き 「スミマセンデシタ」と平謝りしたという。
「路上で痴漢された。女性専用歩道作って!」 サトエリ放言に批判相次ぐ : J-CASTニュース
これを踏まえた上で「時間を決めて、女性専用車両だけでなく女性専用歩道も作ってほしい」と主張し、「世の中には女性専用車両に反対する男性もいます。
でも、女性専用車両に反対する女性を、私はいまだ見たことがありません」などとつづった。
佐藤江梨子、痴漢被害で「女性専用歩道も作ってほしい」……ネット上で物議 | RBB TODAY
それで安心した生活が送れれば女性にとっても男性にとっても素晴らしいという考えだ。
「路上で痴漢された。女性専用歩道作って!」 サトエリ放言に批判相次ぐ : J-CASTニュース
未だトラブルの多い女性専用車両
痴漢を回避する目的の女性専用車両が日本で初めて導入されて10年以上が経つが
「女性専用車両以外の車両が混雑しすぎる」
「痴漢対策パフォーマンスしてるだけ」
「誤って乗ってしまった男性が女性から暴言を吐かれる」
など、いまだに批判の声は根強い。
【社会】 「女性専用歩道も作るべき」 東京新聞掲載の女性タレント提言、ネットで話題
女性専用車両の全廃を目的として結成された「女性専用車両に反対する会」は、自治体や鉄道会社に陳情、質問状提出などを行っているほか、「非協力乗車会」と称してたびたび女性専用車両に男性が乗り込むという活動をしている。
この団体には女性の会員も在籍していると公式サイトで明記されている。
「路上で痴漢された。女性専用歩道作って!」 サトエリ放言に批判相次ぐ : J-CASTニュース
痴漢は許されない犯罪であり、特に被害者側に立つことが多い女性にとっては佐藤の主張に賛同する向きも少なくないだろう。
また、佐藤の言うように女性専用車両については賛否両論あるが、男性にとっても痴漢冤罪をおそれ賛成する声も少なからずある。
佐藤江梨子、痴漢被害で「女性専用歩道も作ってほしい」……ネット上で物議 | RBB TODAY
ただ、公道に女性専用の歩道を設けるという提案については、やや行き過ぎだと考える人が多く、ネット上には
「女性専用車両はどうでも良いけど、道までそういうの出来たら辛いな…」
「日本の道路事情分かってるのか?」
「男性と女性を別々に隔離した世界を作れって言い出すなそのうち」
「そんな道路作られたらその近くに住んでる人とかの迷惑になるんじゃ」
佐藤江梨子、痴漢被害で「女性専用歩道も作ってほしい」……ネット上で物議 | RBB TODAY
「女様はどこまで優遇されれば気が済むんですか?」
「んなもん許したら世の中の全てのものに対して女性専用~作れって言い出すんだろ」
「その道に面した家では男性が時間によって出掛けられなくなるのん?『刺されたから刃物の販売を禁止しろ』と同じくらいの極論だと思うんだが」
など非難が噴出している。
「路上で痴漢された。女性専用歩道作って!」 サトエリ放言に批判相次ぐ : J-CASTニュース