【五輪で知る海外】男子サッカー予選で対戦したホンジュラスってどんな国?

kaiton1990
ロンドン五輪男子サッカー予選であたるホンジュラス。多くの人にとって、なじみの薄い国だと思いましたのでまとめてみました。

1、殺人発生率世界一

ホンジュラスの約800万人のうち約70パーセントは貧困層と言われています。彼らが生計を立てるにはギャングか不法移民としてアメリカで働くしかないそうです。
さらに、警察組織の腐敗と2009年のクーデターによる国際社会からの孤立により治安回復はまだまだ先のようです。

2、サッカーが原因で隣国と戦争!?

通称「サッカー戦争」のはなし。

メキシコW杯(1970年)の出場をかけて、隣国エルサルバドルとのこと。
国境問題などがあり関係の悪い両国でした。

予選第一戦はホンジュラスの首都で開かれ、ホンジュラスが勝利しました。
これにより、熱狂的なサッカーファンであったエルサルバドル人女性がピストル自殺してしまいます。
彼女の葬式には大統領や選手たちが参列し国の一大イベントとなりました。
そして第二戦はエルサルバドルがホンジュラスに勝利し最終戦に望みをつなぎました。

最終戦直前、エルサルバドルは外交関係断絶を臭わせ、ホンジュラスを脅迫。
最終戦はエルサルバドルが勝利しましたが、
ホンジュラス側が断交し、両国の関係は最悪の状況になり戦争に突入したのでした。

3、世界で最も危険な空港第2位に選ばれた空港

トンコンティン国際空港
首都テグシガルパにある国際空港。
山に囲まれており、滑走路の先は20メートルの崖。
進入は270度の旋回する必要があり手動で着陸しなければならないそうです。
アメリカのテレビ番組「ヒストリーチャンネル」で世界で最も危険な空港第2位に選ばれました。
ちなみに1位はルクラネパール空港(ネパール)。

4、今さらだけど、どこにあるの??

中央アメリカ中部にあります。
北と東はカリブ海に位置し、南は太平洋に面しています。

5、マヤ文明の遺跡

コパン遺跡
マヤ文明の大都市の遺跡。
ホンジュラス西部にあり、世界遺産に登録されています。

16代目の王の即位に際して製作された祭壇のレリーフに、
16人それぞれの王の名が刻まれていることから、
コパンでは少なくとも16代の王が即していることが分かっています。

6、イグアナ売りという職業がある

ホンジュラスの幹線道路では、イグアナ売りに会うことがあるそうです。
なんと、イグアナは食用!

毎年、4月くらいにあるセマナ・サンタ(聖週間/イースター)が近付くと、カトリック教が大部分を占めるホンジュラスでは、肉を食べないようにします。

代わりに消費されるのが魚やイグアナです。
イグアナの肉はあっさりしていて、おいしいとのこと。

7、ドルフィンダイビング

カリブ海に浮かぶロアタン島は高級リゾート地として人気。
さらにイルカに会えるとのことで、日本でも知名度が上がっているとのこと。

参考

https://matome.naver.jp/odai/2134361740210644501
2012年08月15日