3月14日に相次いだ地震について専門家の見解まとめ

n_shima
今後、津波を伴う地震が起きる可能性が指摘されています。

武蔵野学院大特任教授(地震学)の島村英紀氏

千葉県東方沖M6.1の地震について
相次ぐ大地震は“何”を意味するのか!高まる首都直下のリスク – 政治・社会 – ZAKZAK

・首都直下型の発生リスクはますます高まっていると考えていい
・都市部の真下なら、もっと大きな被害が出てもおかしくなかった
・震度5強なら、1971年以前に建てられた木造建築に倒壊の危険がある

三陸沖M6.8の地震について
相次ぐ大地震は“何”を意味するのか!高まる首都直下のリスク – 政治・社会 – ZAKZAK

・揺れが少ない割に大きな津波が発生するアウターライズ型地震の可能性があった
・死者2万人以上を出した1896年の明治三陸地震と同じタイプのため、警戒感が高まった
・被災地の太平洋沿岸部は津波に対して脆弱になっている
・3~4メートルの津波でも甚大な被害が出ることが考えられる

東大名誉教授(地震学)の笠原順三氏

千葉県東方沖M6.1の地震について
FNNニュース: 千葉と茨城で震度5強…

・3.11、2011年の地震の余震の一部である

三陸沖M6.8の地震について
FNNニュース: 千葉と茨城で震度5強…

・3.11の地震の余震域の外で起きた「正断層地震」である
・「正断層地震」が起きると、日本海溝内側の逆断層の地震もペアで起きる傾向がある
・その場合、M8クラスの可能性があり、大きな津波が発生する

北海道大学大学院地震火山研究観測センターの谷岡勇市郎教授

三陸沖M6.8の地震について
気象庁 巨大地震と違うタイプ NHKニュース

・日本海溝の東側の太平洋プレートと呼ばれる岩盤の内部で引っ張られる力が働いて起きた
・日本海溝の東側では今後も大きな地震が起きるおそれがあり、注意する必要がある

気象庁の永井章地震津波監視課長

三陸沖M6.8の地震について
気象庁 巨大地震と違うタイプ NHKニュース

・震源地は日本海溝の東側で、去年3月の巨大地震で余震が起きている範囲の北側に当たる
・太平洋プレートの内部で、南北に引っ張られる力が働いて起きた「正断層地震」
・今回の震源地付近では、過去に規模の大きな地震が起きていない

東京大地震研究所の小原一成教授

千葉県東方沖M6.1の地震について
千葉沖地震、断層のずれで…さらに大きな地震? : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

・大震災後に福島県から茨城県にかけて活発化した地震活動の一部と考えられる
・引き続き注意が必要

https://matome.naver.jp/odai/2133180590347210701
2012年03月16日