てんかんとは?
「てんかん」という言葉を聞かれると、泡を吹いて倒れ、けいれんする光景が真っ先に頭に浮かぶかもしれません。
しかし、このような全身けいれんは、てんかん発作のごく一部を占めるもので、てんかんにはいろんな種類があります。
頭痛、腹痛、吐き気、心臓がどきどきする、夢遊病者のように歩き回る、動作が停止し、ぼうっと一点を見つめる、などおよそ考えつくすべての症状があると言っても過言ではありません。
つまり、てんかんとは、脳の特定の場所が過剰に興奮したときに起きる現象です。
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主なてんかん(癲癇)の発作の種類
・複雑部分発作(数十秒から数十分意識がぼやける→本人は夢を見たような感覚。)
・全身けいれん発作(意識を失って倒れ、手足には力が入りけいれんを起こし呼吸が出来ない。発作後は眠ってしまう。)
・欠神発作(子供に見られる発作。数十秒の短い間意識が途切れる。)
・単純部分発作(体の一部分がけいれんする)
・自律神経発作(突然吐き気や頭痛を感じる。他の発作と同時に起こる。)
http://www.tenkan-josei.net/
てんかんの原因
てんかん発作が起きるしくみ
てんかん発作(癲癇発作)が起こるメカニズムは、脳に小さな小さな傷があり、その部分の脳細胞が、周りの細胞と異なる、高い電気を発射することによって起きます。
では、脳の傷はどうしてできたのでしょう。
一般的には、著しい低出生体重であったことや、強く頭を打ったこと、それに感染症にかかったことなど、いろいろなケースが原因として考えられます。しかし、あるひとりの患者さんについて、何が原因かをつきとめることは、実は大変難しいのです。
てんかんの原因-病院・クリニックにたずねる 水戸クリニック てんかん専門
幼児期にかかった「はしか」や「おたふくかぜ」も、てんかん発作の原因に
原因の推定が難しい場合について、例を挙げてみます。
幼い頃にかかった「はしか」や「おたふくかぜ」が、てんかん (癲癇)の原因になりうる、という医学論文があります。
「はしか」にかかった人のうち、一部の人が、てんかん を起こすわけです。
しかし、「はしか」や「おたふくかぜ」は、ありふれた、誰でもかかりうる病気なので、これらにかかったことがあるからといって、「それが原因だ」と断定することはできません。
「はしか」や「おたふくかぜ」にかかった時点で、脳波 を調べてあれば、話は別ですが、普通の場合、これらの病気にかかっても、脳波 を調べることはまずありません。
となりますと、何年か後に、てんかん発作が起きた時点で、過去の「はしか」や「おたふくかぜ」が、原因だったと断定することは不可能です。このように、この病気の原因となりうることは、世の中にいろいろあるけれど、個々の患者さんについて、原因が判明するケースは必ずしも多くないのです。
ポケモンのアニメの事件の時もてんかんと報道されていたが同じ病気?
1997年12月16日に人気アニメ番組「ポケットモンスター」を見ていた多くの子供達が、体調異常をおこし、800人前後が救急車で搬送され、社会問題となりました。問題となったのは、赤と青の点滅刺激がおきるシーンでした。赤と青の点滅刺激が脳全体を興奮させておこる「光過敏性てんかん」と考えられています。これは暗い部屋で強い光の点滅「フリッカー」を見たのが原因です。
てんかん
ポケモンの事件のはテレビてんかんだった
「テレビてんかん」というのは文字どおりテレビを見ていて「てんかん発作」を起こす「てんかん」のことです。感覚刺激で誘発されるてんかんとして「反射てんかん」のひとつとされています。「反射てんかん」という呼び名が適切でないとして「感覚誘発てんかん」とか「感覚過敏てんかん」と呼ぶ人達もいます。 何らかの感覚刺激でてんかん発作を起こす状態で一番多いのは今回のように光(特に赤い光)の点滅刺激で起こす「光過敏てんかん」です。
この「反射てんかん」にはたくさんの種類があり「算数てんかん」、「入浴てんかん」、「音楽てんかん」、「閉眼てんかん」、「書字てんかん」などそれぞれ計算をしようとするとてんかん発作を起こしたり、「お風呂に入る」「音楽を聴く」「眼をつむる」「字を書く」などするとてんかん発作を起こす場合もあります。「図形過敏てんかん」と言って特殊な図形を見ることにより発作を起こす人達もいます。この「光過敏てんかん」は赤、白の点滅が強く長く(数秒間)続いたときに特に発作が起こりやすく青色や緑色の場合は反って発作を起こしにくくすることがわかっています。
テレビを見ていて痙攣を起こして光過敏性てんかんとわかりましたが – 足立憲昭のインターネット病気個別相談室


