今敢えて振り返る、終了した日本の仮想空間いろいろ

Chihok
2007年頃、アメリカの3D仮想空間「Second Life」が日本でなぜか「稼げるサービス」ともてはやされブームになり、日本でも様々な仮想空間サービスが提供され”バブル”にりました。結局ほとんど淘汰されましたが。なお、終了したサービスばかりで当然サイトも消滅しているので自分の記事をリンクしました。

海外向けサービスですが”日本発”ということで一応。
株式会社サイバーエージェントが2010年3月〜2012年12月17日まで提供していた2D仮想空間。基本的にアメーバピグの英語版だがアメーバピグにはない機能やオリジナルデザインのエリアやアイテムが提供されており差別化されていた。またFacebookアプリとしても提供されていた。ユーザー数もアメーバピグよりも早いペースで増加し、月間アクティブユーザーも一時は500万人を突破するところまで行ったが残念ながら終了…。

正式にはサービス終了ではなく「サービスが始まる前に終了」した仮想空間。2007年にSBIホールディングス株式会社の子会社が現実世界と結びついた仮想空間「東京0区」をオープンすると発表。当初の発表では仮想通貨や仮想口座、クレジットカード「SBIゼロカード」を用意し法制度に沿ってリアルと連動した経済活動と金融サービスを提供する予定だった。また空間デザインはアメリカの音楽系3D仮想世界「vSide」をベースにSTUDIO4℃が日本人向けにリデザインを担当する予定で、東京アニメフェアで開発中の画面も公開されたが、残念ながら2008年8月に”再検討”が決定。

株式会社BIFが2007年よりβテストを開始した3D仮想空間。いちいちサービスの公式サイトから個人情報登録を含むユーザー登録をし、CD-ROMを送付してもらわなければ利用できないという謎のシステム。その後正式サービスを開始することなくフェードアウト。今見たら会社のサイト自体無くなってた。

フィンランドのSulakeが運営する若者向け2D仮想空間「Habbo Hotel」の日本語版。33言語で展開し150ヶ国以上から2億人以上ものユーザーを集めているサービスで、なぜか日本だけサービス終了。提供期間は2003年3月〜2009年4月。

ファッション雑誌「non-no」が2008年4月〜2009年8月まで提供していた2D仮想空間。

ソフトバンクモバイル株式会社が2006年10月〜2009年9月まで提供していたSoftBank 3G携帯向けの3D仮想空間。

株式会社T2iエンターテイメントと株式会社テラネッツが2006年8月〜2010年1月まで提供していたご存知「リカちゃん」がモチーフとなった2D仮想空間。

株式会社はてなが2007年12月〜2010年6月まで提供していた3D仮想空間。Google MapsのAPIを使って開発されており、世界中の地図の上で他のユーザーとリアルタイムチャットできた。自分で描いた絵がそのままアバターになったり、チャットログをHTMLで保存できたりといった独自機能があった。

ディズニーの子供向け3DMMO。他の国のバージョンはそのまま続行なのに日本語版だけ2010年8月に終了…

株式会社ハンビットユビキタスエンターテインメントが2008年7月〜2010年9月まで提供していた3D仮想空間。もとは韓国の小学生女子〜女子高生向けのカジュアルMMOだったがそれを日本向けにローカライズ。箱入りフィギュアのようなアバターを選択し、畑仕事や牧畜、土掘り、虫取り、魚釣り、狩りで材料を集めて自分で部屋アイテムやアバター用の服飾アイテム、料理を作ったり、さらにそれらを合成してレアなアイテムを作ったり、他のユーザーとダンスゲームやアクションゲーム、カードゲームをしたりとかなりてんこ盛りな内容だった。それなりに盛り上がっていたようだが残念ながら終了。ちなみに韓国本国では未だ人気タイトル。

株式会社セガが2009年2月〜2009年7月まで提供していた3D仮想空間。いちいち専用ソフトを立ち上げるのではなく、IEにツールバーを仕込んで起動するというシステムで、サイトのアドレスに連動した3D空間(アイランド)がPCのデスクトップ画面上に展開、WEB上にある画像やFlashムービー、リンクなどをドラッグ&ドロップで簡単に取り込めるという機能もあった。また正式サービス開始時にYahoo! Japanと提携しており、Yahoo! IDでログイン可能で、ゆくゆくはYahoo!ゲームを全てこのiAに移植したりYahoo!ショッピングを仮想モール化する計画もあった。

カプコンの子会社である株式会社ダレットが2008年4月〜2009年9日まで提供していた3D仮想空間。ペーパークラフトのような独特のグラフィックで、アバターも3D仮想空間なのに”ペラペラ”アバターだった。多くのブランドや店舗、コンテンツ及びカプコンのタイトルがタイアップを行い、運営スタッフや当時ダレットの社長だった稲船敬二氏も頻繁にログインしていてそこそこ賑わっていた。ちなみにダレット自身も2011年3月28日にカプコンと合併する形で消滅。

株式会社ホビーストックが2009年7月〜2010年2月まで提供していた3D仮想空間。外部の3DCGソフトで製作した3Dオブジェクトをインポートしアバターやアバター用の服飾アイテムを製作・販売できるほか、ゲーム製作ツールでソーシャルゲーム自体も自由に製作できるなど、今までの国産3D仮想空間には無かった自由度の高さが魅力だった。さらにアバターデータを3Dプリンタで出力するサービスも行っていた。

スクウェア・エニックスが2009年10月〜2010年8月まで提供していた3D仮想空間。2次元のイラスト作品やテクスチャから簡単に3Dキャラクターや服飾アイテムを作成し、自由に着せ替えをしたり、プロポーションを変えたり、好きなモーションやポーズを作ったりすることができるなど、特別な3DCGツールの知識や技術が無くてもイラストが描ければ誰でも簡単に3DCGを作ることができるUGC型の3D仮想空間だった。また有料の仮想通貨「Crysta(クリスタ)」でのアイテム購入やWeb上から各ユーザーの作品を閲覧・評価することも可能だった。

株式会社ドワンゴが2008年10月〜2011年6月まで提供していた3D仮想空間。「CLANNAD」「SHUFFLE!」「D.C.II ~ダ・カーポII~」など様々な美少女ゲームとタイアップを行い、「自分の嫁と一緒に暮らせる仮想空間」というコンセプトを打ち出していた。また空間やキャラクターを使用してサウンドノベルが作れるUGC機能もあり、ニコニコ動画との連動企画も行っていた。

日本仮想空間史の汚点。消費者庁により勧誘に問題があると指摘をされ業務停止の行政処分を受けた株式会社ビズインターナショナルが勧誘をしていた国産仮想空間。日本をそのままの仮想空間として再現し、土地売買などの経済活動が行えると謳っていたが、実際にオープンした仮想空間の出来は………(´・ω・`)

スクエニの会員制サイト(SNS)「スクウェア・エニックスメンバーズ」の中に嘗て3Dアバターでログインできる3D仮想空間がありました。正式オープンは2008年6月。2009年頃まで結構活発にイベントなども行っていましたが現在はサイトのどこにも見当たらず…。おそらく3Dアバターのリニューアルの際に無くなったのだと思います。3Dアバターは現在も地道に継続中。

カナダのView22が提供する3Dの「Scene(シーン)」が作れるサービス「SceneCaster」の日本語版。デジタルのドールハウスみたいなサービスで、/2008年5月より日本語版を開始したがいつの間にか終了。というか今みたら本家の英語版も会社のサイトも無くなってた。

株式会社サンネットが2008年5月より提供していた2D仮想空間。携帯電話から自分の顔写真を送るだけで自分にそっくりなアバター”リアルクローン”を作成できた。しかしいつの間にかサイトが消失。終了時期は不明。

株式会社モコティが2009年4月より提供していた携帯電話向け3D仮想空間。いつの間にか消滅。終了時期は不明。

株式会社プラスワンカンパニーが2010年4月に提供を開始した「キャバクラ」や「ホストクラブ」などの”大人の遊び場”をイメージした2D仮想空間。2010年12月28日に”一旦”終了。

2008年10月にオープンした、サンリオとセガトイズが共同開発したキャラクター「ジュエルペット」と連動した女の子向け2D仮想空間。ぬいぐるみ1体ごとにシリアルナンバーが付いており、それを公式サイトで入力すると仮想空間にログインできるという海外によくある子供向け仮想空間の手法を使用したサービス。ジュエルペット自体は大人気で各方面へメディアミックス展開が行われたが仮想空間だけは話題にならず、2010年4月12日に「ジュエルランド オンライン」へとリニューアルされたものの2012年3月31日に閉鎖。

3Diが2011年7月1日より正式サービスを行っている3D仮想空間。楽天の3Dアバターと接続したり、日本最大級のフラワーデータベース「みんなの花図鑑」と提携を行い花の育成ゲームを提供するなど様々な企画を行ってきたが、コスト面においてサービスの維持が困難であるという結論に達したとのことで2012年6月13日(水)を以て終了決定。

https://matome.naver.jp/odai/2133603946483074801
2012年12月26日