1985年9月、ポーランドのトルン大学(ニコラス・コペルニクス大学)に所属する天文学者の4人がパソコンと送信機を用いた自作の放送機材を用いてトルンの国営テレビ放送を乗っ取る事件を起こした。
その内容は「値上げ、嘘、弾圧はもうたくさんだ。トルン「連帯」」と「選挙のボイコットはわれわれの義務である」という二つの字幕であり、独立自主管理労働組合「連帯」のロゴと共に国営放送の内容に被さるように表示されるものであった。
4人の学者の行動は後に当局に発見され、「無免許の無線送信機の所持と公衆の不安を煽る行為」を罪状として拘束された。しかし当局は4人の天文学会での功績を考慮(実際には西側諸国からの批判をかわす為でもあった)し、4人に対しそれぞれ100ドル相当の罰金と執行猶予付きの判決を下すに留まった。
しかし、ポーランドの一般的な月収が20ドルに満たない時代であった当時としてはこの判決でも大変な重刑であり、民衆のポーランド人民共和国に対する不満は後のポーランド民主化運動によって結実していく事になる。
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1987年11月22日、イリノイ州シカゴで同日中に2度にわたって発生した事件。午後9時台のニュース番組の放送中、次いで午後11時台でドラマ「ドクター・フー」の放送中、あるテレビ番組のキャラクターをモチーフにした仮面を被った男が、車庫のような空間の中で意味不明の言葉を喋りつづけ、映像の後半では尻を出して女性らしき人物にムチで叩かせる、という映像が流された。
女性が登場するシーンの前後や音声等を編集してあることから生放送ではなかったとみられるが、その不気味かつ下品でどことなくユーモアのある映像は世間を驚かせ、現地のニュース番組にも取り上げられた。現在に至るまで犯人は発見されていない。
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2002年、法輪功は同運動家による中国中央電視台への電波ジャックを行い、中国政権が禁止する法輪功の映像を放送したと発表した。
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2006年7月、イスラエルとレバノン国内の非国家軍事組織ヒズボラとの間に起きた紛争であるレバノン侵攻の際、イスラエル軍はヒズボラの機関衛星放送局であるアル=マナールTVの周波数帯をジャックして、ヒズボラ及びヒズボラ議長ハサン・ナスルッラーフを批判する内容のプロパガンダ放送を流し続けた。
通常の電波ジャックとは性格が異なる、国家及び正規軍が戦術の一環として公然と行った大規模な電波ジャックの一例である。
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当時、杉並区議会議員だった長谷川英憲は、中核派の支援を受けており、1985年の東京都議会議員選挙に出馬していた。中核派と敵対する革マル派は、選挙期間中に長谷川の選挙ポスターを破ったり、宣伝カーを盗んで放火するなどの選挙妨害を繰り返していた。対する中核派も鉄パイプなどで武装し、選挙妨害を繰り返す革マル派との乱闘騒ぎを区内各所で起こしていた。
1985年6月22日午後9時45分、杉並区の小中学校など104ヶ所の公共施設の防災無線屋外拡声子局スピーカーから突然、女性の声で長谷川を中傷する放送が大音量で流れ出し、放送は25分間に渡って流れ続けた。あまりの大音量に、区民はあわてて外に飛び出したという。
「都議選に立候補している長谷川英憲はひどい男です」
「こんなひどい男を都議にしてはならない」
「彼らは中核派で人殺しです」
「長谷川英憲は人殺しーっ」
警視庁は、革マル派の犯行とみなして捜査を進めたが、犯人が逮捕されることはなくそのまま迷宮入りとなった。なお長谷川は1985年の都議選には落選したものの1989年の都議選で当選、1期を務めた。
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オウム真理教は対外宣伝や教団信者の修行・教学の為に非常に多数の「宗教歌」を製作していたことも有名で、オウムソングとして知られている。オウムソングを代表する歌は、「尊師マーチ」や「真理教、魔を祓う尊師の歌」、「エンマの数え歌」、「極厳修行者音頭」などがある。
1995年6月には電波ジャックによって地下鉄銀座駅と永田町駅の構内放送からオウムソングが5~7分間流れる事件が起きた。
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2007年6月17日、チェコのプラハを中心に全土で放送している国営放送局チェコ・テレビが日曜朝に放映していた、チェルニー・ドゥール近郊のクルコノシェ山脈を撮影した情報カメラの映像において、カメラがスクロールしていく最中に突然真っ白い閃光が画面全体を覆いつくし、
その後核爆発のキノコ雲が立ち上る風景が映し出され、ホワイトノイズとともに映像が途切れるという、一見すればチェコを標的とした核戦争が勃発したと見まがいかねない凄まじい映像が映し出された。
犯行はチェコ国内で過去何度も電波ジャックを繰り返していたゲリラアーティスト集団Ztohovenによるものであり、実際の映像にコンピュータグラフィックスを重ね合わせて製作したCGIを、カメラと放送局をつなぐ回線に割り込ませる手口であった。
チェコ当局は、いたずらとしても芸術表現としてもあまりに度が過ぎた行為であることを重く見て、同グループの主要メンバーを摘発。後に実刑判決が下される騒ぎとなった。
1986年4月26日東部標準時12時32分、アメリカのケーブルテレビ局HBOの放送が乗っ取られた事件。同局で映画『コードネームはファルコン』を放送中にロングアイランドの放送電波塔からの電波が乗っ取られ、カラーバーを背景に「キャプテン・ミッドナイト」を名乗る人物からの下記のようなメッセージが、数分間にわたって表示され続けた。
GOODEVENING HBO
FROM CAPTAIN MIDNIGHT
$12.95/MONTH ?
NO WAY !
[SHOWTIME/MOVIE CHANNEL BEWARE!]
上記はHBOの競合ケーブル放送網のショウタイムとThe Movie Channelの視聴を推奨する内容で、後にフロリダ州オカラ在住のジョン・R・マクドゥーガルが逮捕された。マクドゥーガルはHBOの放送内容と料金に不満を持って犯行に及んだ、と自供しており、5000ドルの罰金および保護観察処分となった。
なお、犯人逮捕の決め手は電波の発信源の特定ではなく、彼の犯行を知る者からのウィスコンシン州当局への匿名での電話通報であった。逆探知により電話の発信元がフロリダ州ゲインズビル州間高速道路75号線沿いのサービスエリアの公衆電話という事までは突き止められたが、通報者の詳細はついに判明しなかった。
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1987年9月、アダルト放送を展開するプレイボーイチャンネルの電波が乗っ取られる事件が発生。犯人として逮捕されたトーマス・ヘイニーはCBNの従業員であり、プレイボーイチャンネルのポルノグラフィに抗議する意図で犯行に及んだと語っている。この事件によりヘイニーはCBNを解雇された。
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イギリスでは1977年11月、Southern Televisionが放送するITNニュースの音声を遮る形で電波ジャックが行われた。その内容は「銀河系協会の代表である”ギリオン”」を名乗る人物のデマ演説であり、人類に迫る危機に警告を発し世界平和と人類の融和を説いたものであった。
このデマ放送は当時のイギリスで大変な話題となり、主要新聞はその州の日曜版で一斉にこの事件を報じた程であった。また、同国の超常現象専門誌「Fortean Times」にはこの事件の特集が組まれ、放送された音声を書き起こした文章が掲載された。
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2007年1月3日、セブン・ネットワークがカナダのTVドラマ「メーデー!:航空機事故の真実と真相」を放送している最中に突然音声が途絶え、アメリカ人特有のアクセントで“Jesus Christ, help us all, Lord”と唱える音声が6分間に渡り繰り返し流れ続けた。
セブン・ネットワークのスポークスマンは、実際には一部の語句を除いて関連性が見受けられないにも関わらず、「この音声はメーデー!作中の実際の音声である“Jesus Christ one of the Nazarenes”という部分が繰り返し流れ続けてしまった放送事故である」という声明を発表した。
しかし、セブン・ネットワークの外部で独自に研究を行う研究者は、流された音声は2006年にイラク戦争で武装勢力のIEDと銃撃を受けた民間トラックの光景を報じたニュース映像の音声の一部ではないかという指摘をしている。しかし、どういった経緯でこのような音声が放送に紛れてしまったのかは現在でも明らかになっていない。
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2007年7月13日、ワシントンDCのABC傘下のデジタル放送局WJLA-TVの地上デジタル放送に、突然不鮮明な男女の写真が映し出されるという事態が発生した。しかしこの事態は地上デジタル放送チャンネルにのみ行われ、アナログ放送のチャンネルには発生しなかった。
当初この事態は暗号化が行われているはずのデジタル放送に発生した本当の電波ジャックではないかと言われていたが、WJLA-TVの公式発表では「旧式のHDTVエンコーダの誤動作により、オプラ・ウィンフリー・ショーの静止映像が誤って表示されてしまった放送事故である」と発表されており、真相は現在でも明らかにはなっていない。
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2007年5月1日、ニュージャージー州リンクロフト一帯で、アメリカのケーブルテレビ事業者コムキャストが配信するディズニー・チャンネルにて「おたすけマニー」を放送中に、ハードコアポルノグラフィ映像が流されるという事件が発生した。
コムキャストは視聴者からの苦情に対し、「我々はこの事件の根本的原因を今後も調査し続ける」という声明を発表した。
2009年2月1日にはアリゾナ州ツーソンにおいて、同じコムキャストが配信するNBC系列の在ツーソン放送局KVOAが放送していた第43回スーパーボウルの第4クォーターの最中に映像が途絶え、約30秒間に渡りポルノ映像が流されるという事件も発生した。
2年前の事件の調査後にも関わらず再び似たような事件が繰り返された事で、コムキャストは対応と弁明に追われる事になった。しかし、いずれの事件も現在まで原因の究明及び犯人の逮捕には至っていない。
1978年1月17日、東京都内においてNHK総合テレビの「NHKニュース」を放送中の午後0時から午後0時15分にかけて電波ジャックされ、映像はNHKのまま音声のみの演説が放送されるという事件が発生した。
放送の内容は、女性の声で水本事件(革マル派の学生が警察によって殺害されたと革マル派が主張する事件)の真相究明を訴えるものだった。同日夜に、電波ジャックは「国際人民連帯委員会」が実施したもので、革マル派は同委員会とは無関係である、という革マル派側の声明が発表された。この事件で、NHKには苦情が100件寄せられた。
1987年4月5日、東京都杉並区において、NHK総合テレビの大河ドラマ『独眼竜政宗』を放送中の20時20分から4分30秒間、電波ジャックが発生した。女性の声で「中核派は人殺し集団であり、東京都議会議員補欠選挙に立候補している長谷川英憲には投票するな」と演説する内容で、このときはNHKに80件の苦情があったという。
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「アメリカ・ワイオミング州で発生したテレビ放送の電波ジャック」とされる映像。冒頭はニュース番組の映像(カラー)で始まるが、突如砂嵐(ノイズ)が発生し、全編モノクロの怪映像が6分程度に渡って続く。
内容は、「333-333-333 We Present A SPECIAL PRESENTATION(訳:333-333-333 特別なプレゼンテーションをお送りします)」という文字列が画面上半分と、上下反転の鏡文字として画面下半分に書かれた映像が不気味な効果音と共に数秒続き、
映像が大きな文字による不可思議な主張に切り替わると、直後に男性の顔をモチーフにしたアニメーション映像が流れ、再び「333…」のローテーションが複数繰り返されるというものであった。前衛芸術的な表現方法を用いられた映像で、その映像を見た人々の大半が「気味の悪い映像」だと評価しており、ネット上では「アメリカで起きた電波ジャック事件」として高い知名度を持つ。
しかし、この事件はその知名度に反して公開されている映像や上記に書かれた事の顛末以外の情報に乏しい(5W1Hのうち、何年何月何日何時何分頃に行われたのかという肝心の「when」(いつ)が欠けている)。
2004年頃にインターネット上で動画が公開されてから初めて有名になったこと、電波ジャックにしては砂嵐のノイズが不自然で、テレビ放送の映像にしては画質が高すぎるなどの指摘も挙がっており、「映像は単なるフェイクであり、事件そのものも実在しなかった」という見解が一般的である。
・まとめ内の文はwikipediaからの引用です






