天皇賞(秋)のみどころ 2014

tomiiti1992

中距離最強馬決定戦との位置付けがなされ、天皇賞春からの長距離馬、安田記念からのマイル馬、菊花賞の条件を嫌った3歳馬など中距離戦線以外からのメンバーも集まり層が厚い1戦である。「秋古馬3冠」の一つ。

注目は世代最強の四頭の激突

ジェンティルドンナ
牝5歳
石坂正 厩舎
父 ディープインパクト
母父 Bertolini

今年の出走メンバーの中で実績最上位は、文句なしにGI・6勝の名牝ジェンティルドンナだ。2012年には、桜花賞・オークス・秋華賞の“牝馬三冠”を達成したうえ、歴戦の古馬を相手にジャパンカップも制して、JRA賞年度代表馬、最優秀3歳牝馬に選出された。翌2013年には、史上初のジャパンカップ連覇を達成。5歳を迎えた今年は、UAEに遠征して国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)を制覇、初の海外G1 タイトルを獲得した。帰国初戦の前走・宝塚記念は精彩を欠く走りで9着に敗れたが、この一戦だけで能力が衰えたと考えるのは早計だろう。無事に夏を過ごし、この天皇賞(秋)に向けての調整も順調そのもの。約4か月の休養明けでも、主役の座は譲れない。
JRAホームページ|今週の注目レース−天皇賞(秋)

フェノーメノ
牡5歳
戸田博文 厩舎
父 ステイゴールド
母父 デインヒル

3歳時の2012年に日本ダービーと天皇賞(秋)で2着。惜しくもGI タイトルを逃したが、4歳を迎えると一段とパワーアップ。2013年の天皇賞(春)を快勝して待望のビッグタイトルを手に入れた。しかし、次走の宝塚記念(4着)のあとに脚部不安を発症したため、同年の秋シーズンは休養。約9か月ぶりの復帰戦となった前々走の日経賞は5着に敗れたものの、続く前走の天皇賞(春)では大幅な変わり身を見せて、見事に連覇を達成した。その後は宝塚記念を見送って放牧で疲れを癒し、8月末に美浦トレーニング・センターへ帰厩。この天皇賞(秋)に向けて、入念に乗り込まれている。調教では休み明けを感じさせないシャープな動きを見せており、天皇賞(春・秋)制覇および3度目の天皇賞制覇という偉業達成の期待が懸かる。
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イスラボニータ
牡3歳
栗田博憲 厩舎
父 フジキセキ
母父 Cozzene

現3歳世代を代表する強豪イスラボニータの参戦は、今年の天皇賞(秋)における最大のトピックと言えよう。3歳クラシック三冠の1戦目となる皐月賞を4連勝で制覇。続く日本ダービーは優勝馬ワンアンドオンリーから0秒1差の2着に惜敗したが、秋シーズンの始動戦となった前走の菊花賞トライアル・セントライト記念(新潟・芝2200mで開催)は、力の違いを見せつけるような走りで完勝。ここまでクラシックの王道を歩み、通算成績は〔6・2・0・0〕とすべて連対をキープしている大物だ。陣営は前走後に芝3000mの菊花賞ではなく、芝2000mの天皇賞(秋)参戦を表明。他世代との対戦は初めてとあって力関係はまったくの未知数だが、まだ底を見せておらず、4歳以上の馬たちより2キロ軽い56キロの負担重量で戦えるのは有利な材料。どんな走りを見せてくれるか楽しみだ。
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エピファネイア
牡4歳
角居勝彦 厩舎
父 シンボリクリスエス
母父 スペシャルウィーク

2歳時にメイクデビュー京都(芝1800m)→オープン特別の京都2歳S(京都・芝2000m)→ラジオNIKKEI杯2歳Sと無傷の3連勝をマーク。3歳春のクラシックは皐月賞、日本ダービーでともに2着と惜敗したが、トライアルの神戸新聞杯を楽勝して臨んだクラシック三冠最終戦の菊花賞では、2着馬サトノノブレスに5馬身差をつけて悠々と先頭でゴールイン。圧巻の強さで初のGI タイトルを獲得した。4歳を迎えた今年は、始動戦の産経大阪杯が3着、初の海外遠征となった国際G1・クイーンエリザベス2世C(シャティン・芝2000m)は4着に敗れた。その後は休養に入り、今回は約半年ぶりの戦列復帰となる。現4歳世代で屈指の強豪が、久々の実戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、大いに注目したい。
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https://matome.naver.jp/odai/2141433363008954701
2014年10月27日