国民の5人に1人が借金をしている
2014年の調査では、
消費者向け貸付件数 → 2,345万件
貸付金額は、6兆2287億円にもなる。
国民の5人に1人が借金をしている計算になる。
借金の知識がないだけで恐ろしいトラブルが・・
① 最近増えている専業主婦の借金トラブル
Q.妻が夫に内緒で多額の借金を作った場合、夫は妻の借金を支払わなければならないか?
A.基本的には保証人になっていない限り、妻の借金を夫が払う義務は無い(但し例外もある)
その逆に夫の借金を妻は返済しなくても良い
無断で配偶者の保証人にされた場合でも、その保証契約は無効であり払う義務は一切無い
民法には「個人責任の原則」があり夫婦の一方が借金を背負っても代理で返済する義務は無い。
親子間であっても保証人になっていない限り、親や子供の借金をもう一方が返済する義務は無い。
専業主婦が借金を返済する方法
①任意整理
債権者と債権者の間に弁護士が入り、利息を止めてもらい返済していく方法
任意整理で払えない場合 ↓
②自己破産
裁判所に免責許可をもらい全ての借金をゼロする手続き
自己破産のメリット ・ デメリット

https://matome.naver.jp/odai/2142465022394366601/2142466234313376503
①「官報」という国の機関紙に名前と住所が載る
②借入が、5~10年できなくなる。
(カードも同年数使えない)
③免責決定まで就けない職業等がある
(生命保険の販売員・警備員・パチンコの店長など)
官報
→ 法律の制定や破産開始決定などの内容が掲載される国が毎日発行する新聞のようなもの
誰でも購読できる
自己破産できない場合もある
返す意思がないのに借金をした場合は、裁判所から免責の許可が下りないことがある。
② お金の貸し借りに伴う時効トラブル
Q. 10年前に貸したお金を返してもらうことはできるのか?
A. 10年間貸したままほったらかしにしていると、1円も取り返すことができない
※10年以内なら返してもらえる。取り返すことができる。
また、10年の間に少しでも返済してもらっていたなら返してもらえる可能性がある。
個人間のお金の貸し借りには、時効が存在する
時効10年と定められており、それを過ぎると返してもらう権利が消滅してしまう。
いくら借用書を書いてもらっていても、お金を取り返すことができない。
短期消滅時効もある
短期消滅時効
→すぐに代金を請求することが予定されている取引などに定められている。
10年よりも短い時効期間のこと
例えばこういうもの↓
時効1年 (飲み屋のツケ・ホテルの宿泊料・タクシーの運賃など)
時効2年 (美容院の代金・学校や塾の授業料・弁護士報酬など)
時効3年 (病院の診療代・工事の請負代金)
時効5年 (消費者金融などの返済 など)
※明治時代に作られた法律で今後 廃止予定。
改定されると時効は一律で5年か10年に統一されるといわれている。
時効の盲点
一般的には時効期間は経ってしまえば自然に効力が確定してしまうイメージがあると思われるが、実は違う。
「時効です」と主張して、はじめて効力が確定するので、相手に通達しなければならない。
時効を放棄
少しでもお金を払ったり返す意思を表明した場合、時効を放棄したとみなされる。
時効はのびる
もし、10年の間に少しでも返済してもらっていた場合、返済してもらった日から10年になる。
微々たる額でも大丈夫。
③ 遺産相続による借金トラブル

https://matome.naver.jp/odai/2142465022394366601/2142466234413378903
Q.遺産相続した後に借金が発覚。相続放棄できるのか?
A.財産に手をつけてしまうと、相続を承認したことになり相続放棄できない。
遺産相続とは
法律では財産と合わせて借金も相続し返済義務を引き継ぐのが原則。
遺産相続したくない場合、相続の開始を知った時から3か月以内であれば相続放棄できる。
※3か月以内であっても、遺産(財産)に手をつけてしまうと放棄できない。
遺産相続で借金を背負わないためには
借金がないかを十分に確認するまで、手をつけてはいけない。
財産を調査することが重要になる。
通帳や郵便物から、それらを手掛かりに金融機関へ問い合わせる。
そのために3か月という期間がある。
事業や個人経営をしていた場合、借金をしている可能性があるので相続する際には特に注意が必要となる。
相続放棄する場合の注意点
債権者に「相続放棄します」と言っただけでは効力を生じない。
家庭裁判所での手続きが必要となる。
→家庭裁判所で受理されて初めて認められるので、しっかりと手続きを!
相続放棄をした後はどうなるの?
放棄をすると他の相続人の方に相続権が移る。つまり、借金も移る。
知らない間に相続していたなんてことがありトラブルになるので、相続を放棄したら
他の相続人に通知すること。
④恋人と別れる時「今までに使ったお金を返せ」と言われた。返す必要はある?
「お金を払う」と言ってはいけない
「お金を払う」「プレゼントを返す」などと言ってしまい合意してしまった場合、
これは払わないといけない。または、返さないといけない。
⑤返済が滞りクレジットカードが使えなくなった。支払を再開すればすぐ使えるようになる?
俗に言う「ブラックリスト」
各クレジット会社の判断で、すぐ使えるようになるとは言えない
ブラックリストに載るとは
返済の遅れなどの金銭的なトラブルの履歴が個人信用情報機関に登録されること。
信用が回復される期間は?
だいたい 5年~7年と言われている。
しかし、業者によってはすぐに使える場合がある。
あくまで事故情報なので、どうするかはクレジット会社の判断による。
⑥昔に消費者金融から年利30%で借りて返済。当時支払ったグレー金利は取り返せる?
過払い金とは
法律で利息は、10万円以上100万円未満の場合、年18%までとされていたが
昔は多くの賃金業者が29.2%取っていたため、その差額を請求できる。
払わなくてよいお金を払っていたことになるので、返してもらえる。
また、過払い金に対する利息も払ってもらえる。
過払い金請求にも消滅時効がある
完済していれば、そこから10年経ったら請求できない。
実際に過払い金が戻ってきたケース
500万円ほど借金をして過払い金請求をしたら、2000万円ほど戻ってきた。など
心当たりある方は、一度相談されることをお勧めします。
⑦慰謝料の支払い義務がある元旦那が自己破産。慰謝料は払ってもらえる?
払ってもらえる場合のケースがある
DVなど暴力行為による慰謝料分は自己破産しても払ってもらえる。







友人との貸し借り
消費者金融
住宅ローン など