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人工透析とは
人工透析とは、腎臓の機能を人工的に代替するという、医療行為のひとつです。
腎不全になって腎臓の働きが悪化すると、腎臓そのものがほとんど機能しなくなり、
生命を維持していくために最終的に人工透析か腎臓移植を選択するしか道はありません。
腎不全に陥った方が尿毒症になるのを防止するには、外的な手段で血液の「老廃物除去」「電解質維持」「水分量維持」を行わなければいけません。
この治療を透析と呼び、人工腎、血液浄化と呼ばれることもあります。
人工透析とは – 透析 | 医療法人 社団美心会 黒沢病院
腎臓の機能

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体内の水分バランスが常に一定になるように、尿量を調整しています。とても暑い夏の日に喉がカラカラのときは、体に水分が不足している状態なので腎臓は尿量を減らします。また反対に、たくさん水やお茶を飲んだときは体内に水分が余っているので、腎臓は尿をたくさん作り水分を排泄し水分のバランスをとっています。
腎臓の働き・腎臓病|腎臓病・腎移植・腎血管外科|東京女子医大泌尿器科
食事により吸収された栄養素が分解され生活のエネルギーとして利用されますが、自動車の排気ガスと同じように体に利用されない老廃物が産生されます。これを尿毒素といい体内には不要な物質であるので、腎臓から排泄されることになります。
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ナトリウム、塩素、カリウムやカルシウムなどは電解質といわれます。生命を維持するためにはこれらの電解質の濃度は厳密に一定に保たれていなければいけません。腎臓はこれらの電解質の濃度を一定に保つように調整する役割を持っています。
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人間の体は常に弱アルカリ性に保たれています。腎臓は酸を排泄したり、アルカリを再吸収しバランスを保っています。
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血圧を調整するホルモンや赤血球を産生させるホルモンを分泌しています。また、カルシウムの吸収に関係するビタミンDを活性化させています。
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血液透析と腹膜透析

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血液を体外に取り出すために、腕の静脈と動脈をつなぎ合わせる手術が必要です。

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透析液を出し入れするためにカテーテルと呼ばれるチューブを腹部に埋め込む手術が必要です。
透析療法の時間
透析は週3回の4~6時間で行われます。
例えば月水金、火木土のような感じでスケジュールを組んでいきます。
ここで週3回もしていては仕事をしている人だと病院に通うことができないのではないか。という疑問もでてくるかもしれません。
しかし大丈夫です。施設によっては仕事が終わってから治療してくれる施設やオーバーナイト透析といった真夜中の寝ている時間に治療をしてくれる施設もあります。
バスキュラーアクセス(シャント)について

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シャントの種類はいくつかあります。
内シャント
人工血管
動脈表在化
カテーテル
動脈直接穿刺法
などがあります。
慢性腎不全患者で使われるシャントは内シャント、人工血管、動脈表在化法の3種類がほとんどでしょう。
血液透析を行うには1分間に約200ミリットルの血液をダイアライザーに循環させる必要があります。これだけの血液量を確保するため、手首近くの腕の動脈と静脈を手術でつなぎ合わせることによって、血管を太くします。これを内シャントといい、血液の取り出し口をブラッドアクセスといいます。内シャントは手術後2週間ぐらいたってから使用することが望ましいので、計画的に手術を行います。
内シャントを長期間使用していると、血管がつまったり細くなって使えなくなることがあります(シャント障害)。日常、内シャントを圧迫したり衝撃を与えないよう、注意する必要があります。
4. 血液透析、CAPDについて[透析と移植について]
ドライウェイト(透析時基本体重)と体重の変動
透析を受ける患者さんは尿がほとんど、あるいはまったく出ない状態なので、摂取した水分は体にたまり続け、その分体重が増加します。透析を受けると体にたまった余分な水分を除くので、その分体重が減りますが、水分の除去が過剰になっても不足してもいけません。体の中の水分が適正な状態をドライウェイトといい、この体重を基本にして水分を除去します。
透析の間の体重の変動は、中1日で体重の3%以内、中2日で体重の5%以内にすることが原則です。
4. 血液透析、CAPDについて[透析と移植について]
長期透析の合併症
腎性骨異栄養症
アミロイドーシス
動脈硬化
心不全
感染症
など様々な合併症を一般の人たちと比べると引き起こしやすくなっています。
透析をするにあたっての問題点
週3回通院し、1回4~5時間拘束される。
針を刺すので痛い、針の跡ができる。
透析中、血圧の下降、筋肉のけいれん、頭痛、吐き気などが起きることがある
透析前後で体調の変動が大きい。
食事制限が厳しい。
特にカリウムの多い果物、生野菜を制限する必要がある。
水分の制限が厳しい。
抗凝固剤(血液を体外に出すので、凝固を防ぐため)を使うので、透析中、および透析後しばらく出血しやすい。
かゆみが起きる人が多い。
長く透析を続けているとさまざまな合併症が起きる。
4. 血液透析、CAPDについて[透析と移植について]
腎不全とは
腎不全とは腎臓の機能が低下して正常に働くなった状態です。
腎不全には急性腎不全と慢性腎不全があります。
急性腎不全は多量の出血や薬剤などが原因となって急激に腎臓の機能が低下しますが、適切な治療を受ければ、かなりの部分は回復します。
これに対して慢性腎不全では、慢性の腎臓病が徐々に悪化して腎機能が低下していきます。慢性腎不全を治す有効な治療法はありません。
慢性腎不全が進行して末期腎不全に至ると、腎臓の機能が極度に低下し、そのままでは生命を維持できなくなるので人工透析か腎臓移植が必要になります。
今増えつつあるオンラインHDF
透析装置から送られた透析液補充液として血液回路とダイアライザ(人工腎臓)に注入する方法です。
血圧の安定
貧血の改善
食欲の改善
関節痛、しびれの改善
糖尿病合併症の改善
掻痒感の改善
などが見られていると報告もあります。



老廃物の排泄
電解質のバランス調整
酸塩基平衡の調整
ホルモンの分泌