アカデミー賞に最終ノミネートされたピクサー出身の“光と色のアーティスト” アニメーション監督・堤大介のサムライ魂に迫る。
■アカデミー賞の短編アニメ賞に米在住・堤大介監督「ダム・キーパー」がノミネート
昨年の第64回ベルリン国際映画祭で、10代の子どもたちが審査員を務めるジェネレーションKプラス部門に出品されたほか、サンフランシスコ国際映画祭で最優秀ファミリー映画賞を受賞。
アカデミー賞の短編アニメ賞に米在住・堤大介監督「ダム・キーパー」がノミネート : 映画ニュース – 映画.com
アニメ界のアカデミー賞と呼ばれているアニー賞でも、短編アニメーション賞の候補に挙がっている。
アカデミー賞の短編アニメ賞に米在住・堤大介監督「ダム・キーパー」がノミネート : 映画ニュース – 映画.com
平和ボケした街人達はそもそも何故ダムが存在するのかすら忘れてしまっていた。
作業を続ける少年の孤独の日々。
ある日、狐の転校生がやってくる。
いじめ問題、環境問題……。わずか18分間の短編映画とは思えない、重層的なメッセージが込められた作品だ。
なぜ、僕はピクサーを辞めたのか?「最高の職場」から離れるたった一つの理由【僕がピクサーで学んだこと(下)】|情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断|ダイヤモンド・オンライン
堤さん得意の「光と色彩の演出」によって感動的に描かれている。
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※第87回アカデミー賞短編アニメーション賞は、『ベイマックス』同時上映短編「愛犬とごちそう」(監督:パトリック・オズボーン)が受賞した。
■堤 大介監督って、どんな人??
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ在住の日本のアニメーション・アーティスト、イラストレーター。英語圏ではローマ字表記の「ダイスケ (Disuke)」ではなく「ダイス (Dice)」を名乗っている。
小学校から高校まで私立和光学園に通い、野球に打ち込む。
NP Travel: TSUTSUMI #02
今もサンフランシスコ・ベイエリアの日本人の硬式野球チームで、選手兼監督をやっている。
アメリカン・ドリーマーズ-日本語情報誌ライトハウスによるロサンゼルス&サンディエゴ情報
「アニメーションの世界でここまで頑張れたっていうのは、野球に真剣に打ち込んできたから」と語る
絵を描き始めたのは、卒業後に留学した短大のクラスが 初めてだった。
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ニューヨーク市にあるSchool of Visual Artsに奨学金生として編入し、 首席で卒業。
アメリカン・ドリーマーズ-日本語情報誌ライトハウスによるロサンゼルス&サンディエゴ情報
『Ice Age』『Robots』『Horton Hears A Who』のコンセプトアートを担当。
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LucasArts Entertainment Companyに勤務後、Blue Sky Studioに転職。
2006年、ピクサーに引き抜かれ、アートディレクターとして『TOY STORY3』などを手がけている。
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アート・ディレクターは美術部門のトップ、プロダクション・デザイナーの直属であり、非常に重要なポジション。しかも、堤さんは、映画のルックの要ともいえる「カラー・スクリプト」を担当しているという。
「トイ・ストーリー3」のアート・ディレクターは、幼なじみだった! : FROM HOLLYWOOD CAFE – 映画.com
カラー・スクリプトとは、各シーンの色彩イメージをワンカットで描いたイラスト集のことだ。文字通り、色彩で表現された映画台本であり、これを下敷きにして各シーンのセットや照明が作られていくことになる。
ストーリーを伝える絵を描くのが好きだったので、これは天職でした。”
と語る。
『Toy Story 3』では200人の頑固職人をまとめ上げた
アメリカン・ドリーマーズ-日本語情報誌ライトハウスによるロサンゼルス&サンディエゴ情報
しかも、彼にとってもこの映画は初めてのソロ監督作品でした。
だから、できれば周りは経験豊富な人で固めたいはずでした。
でも、そのリスクを負ったおかげで、こういう作品ができて良かったと言ってくれました。
2013年の『モンスターズ・ユニバーシティ』ではアート・ディレクターを務めた。
ピクサーで働くアート・ディレクター堤大介氏~クリエイターは「今できないこと」をやることでしか成長しない – エンジニアtype
仕事のかたわらで自主映画を製作
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実は、ピクサーという会社は、社員が本業以外の「サブプロジェクト」を持つことを奨励している。
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社員が自主制作をするために、会社のスペースや機材を使用することを許可している。
ピクサーのアートディレクターであるロバート・コンドウさんとともに、ピクサー作品とは別に、自主制作のアニメ映画をつくった。
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そして、ようやく完成したのが18分の短編アニメ映画『ダム・キーパー』だ。
なぜ、僕はピクサーを辞めたのか?「最高の職場」から離れるたった一つの理由【僕がピクサーで学んだこと(下)】|情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断|ダイヤモンド・オンライン
2014年7月3日付でピクサーを退職。
なぜ、僕はピクサーを辞めたのか?「最高の職場」から離れるたった一つの理由【僕がピクサーで学んだこと(下)】|情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断|ダイヤモンド・オンライン
『ダム・キーパー』で共同監督をした同僚ロバート・コンドウと新しいスタジオ、トンコハウスを創設し、新たな第一歩を踏み出したのだ。
なぜ、僕はピクサーを辞めたのか?「最高の職場」から離れるたった一つの理由【僕がピクサーで学んだこと(下)】|情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断|ダイヤモンド・オンライン
“僕は、自分の力で新たな“ピクサー”を生み出したい。”
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“子どもじみた夢のようですが、エドやラセターのように勇気を持って挑戦することが、彼らへのリスペクトであり、次世代への責任ではなのかと考えました”と語る
■堤さんにとって、神様のように偉大な二人の存在、とは
2006年にフランス人イラストレーターGerald Guerlaisと共に始めた国際的なチャリティ・アートプロジェクト〈スケッチトラベル〉で、この二人との対面を果たしている。
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チャリティ・プロジェクト「スケッチ・トラベル」を紹介する短編アニメ。
ひとりは、フレデリック・バック
1924年4月8日 – 2013年12月24日
アカデミー短編アニメ賞を2度受賞した。
『木を植えた男』などで知られる。
人づてに、Frédéricさんが『トイ・ストーリー 3』のコンセプトアートの本を読んで、僕の絵をどこかで褒めて下さっていたということをたままた耳にしまして。
思い切って連絡して、スケッチブックを持ってモントリオールまで会いに行ったんです。
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〈スケッチトラベル〉プロジェクトの際に
初めてお会いしたときにFrédéricさんが目を輝かせて僕に語ってくれたのは、アーティストとは何のために生きるのか、ということでした。
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ああ、僕も歳をとったらこういう人になりたいな、と本気で思いました。
はるか遠いですが、フレデリック・バックの背中を追いかけていきたいんです
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もうひとりが、宮崎駿監督
ピクサーが全社体制で協力していた〈トトロの森プロジェクト〉に企画立案者として深く携わっており、縁は深い。
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2009年に、高名なアニメ監督である宮崎駿の姪と結婚している。
堤大介 – Wikipedia
小学校が一緒だったようです。
ちなみに・・・
堤氏の妻メイさんは、宮崎監督の姪であり、『となりのトトロ』の少女メイのモデルになった女性
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一児の父。
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