▼ラノベでデビューした作家の描くライトミステリー
可愛らしいカバー絵に釣られて購入。もともとライト・ノベルとして創作された作品だけあってか、気負わず楽しく読めた
天使が開けた密室 (創元推理文庫) | 谷原 秋桜子 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
舞台設定やキャラクター設定は完全にライトノベルのそれだったけど、ミステリーとしての骨格はかなりしっかりしていて読み応えがあった
天使が開けた密室 感想 谷原 秋桜子 – 読書メーター
とにかく、この作品の凄い所は伏線でしょう。アチラコチラに伏線を仕込んでいるので、伏線好きには堪りません
鏡の迷宮、白い蝶 感想 谷原 秋桜子 – 読書メーター
五編の短編が全てつながるようになっています。中には推理小説をネタにした「つなぎ」はあるは演芸ネタの一席はあるわと盛りだくさん
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 鏡の迷宮、白い蝶 美波の事件簿 (創元推理文庫)
▼切なくて泣ける感動小説
作者:住野よる
ある日、主人公は病院で一冊の文庫本を拾った。タイトルは「共病文庫」であり、クラスメイトの山内桜良が密かに綴っていた日記帳だったのだ。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていたのだった。
タイトルとは裏腹に甘く切ない青春物語です。心に刺さるセリフも沢山あったり、とても良い本でした
Amazon | 君の膵臓をたべたい (双葉文庫) | 住野 よる | 日本文学
膵臓に病を抱えるクラスメイトとの人との関わりを避ける二人の運命的な展開から衝撃のエンディングに向かうまで涙ながらに一気読みでした
君の膵臓をたべたい 感想 住野 よる – 読書メーター
泣ける小説と聞き、暗い話なのかなと思っていましたが、笑いあり涙ありのとても読みごたえのある作品でした
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
▼子供向けとして書かれたミステリー
作者:綾辻行人
あやしい噂が囁かれているお屋敷町の洋館の名はびっくり館といった。
館に住んでいる少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくのだった。
この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます
Amazon | びっくり館の殺人 (講談社文庫) | 綾辻 行人 | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
今回はミステリーランドという子供向け作品として書き下ろされたものなので読みやすいけど…怖い!怖さにまずびっくり!子供がこんなの読んだらトラウマになりそう
びっくり館の殺人 感想 綾辻 行人 – 読書メーター
推理小説の命というべきあっと驚くどんでん返しと強固な合理性、そして、なお残るある種の物悲しさと幻想性――これぞミステリ、というべきである
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)
▼人間の心理を描いたミステリー
作者:宮部みゆき
原田いずみは今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイト。そんな彼女は質の悪いトラブルメーカーであった。
杉村三郎は解雇された彼女の連絡窓口となり、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回されてしまう。
そんな中街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていたのだった。
単なるミステリーに留まらない、文字通り社会の、人間の「毒」をえぐり出す作品です。個別の事件にというよりは、事件を引き起こす背景、社会に恐ろしさを感じさせる作品
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 名もなき毒
全く接点の無い事件が複雑な様相を見せ、世に溢れる様々な毒の存在を実感。畳み込むように話を終末迄持っていく作家さんの力量は言わずもがなですが、読み終わって思う殺伐とした印象はこのシリーズの特徴かな
名もなき毒 感想 宮部 みゆき – 読書メーター
物理的な毒と社会的な毒の両面が独特のタッチで描かれ、まさに迫真の出来でした
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 名もなき毒
▼不思議な世界観の恋愛ファンタジー
一話一話のシナリオの盛り上げ方が素晴らしいですね。物語としてもうっすらある恋愛要素が全体をきれいにまとめていて良いです
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
軽妙洒脱な文章が愉快痛快。そして、シュールでユーモアのある世界観が魅力的です
夜は短し歩けよ乙女 感想 森見 登美彦 – 読書メーター
なんとなく読み始めてみたのですが、“先輩”と“黒髪の乙女”、二人を取り巻く不思議な人々と世界観が、とても魅力的なお話でした
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
▼切ない恋愛小説
作者:七月隆文
京都の美大に通っている学生の南山高寿は通学電車の中で出会った福寿愛美に一目惚れした。
南山は勇気を振り絞って声をかける。別れ際に「また、会える?」と聞くが、それを聞いた福寿は突然涙を流し、抱き付いて来たのであった。
物語が進むにつれ、恋愛以上にお互いを思いやる気持ちが溢れてきます。その思いやる気持ちが、切なくて悲しい
ぼくは明日、昨日のきみとデートする 感想 七月 隆文 – 読書メーター
切ない恋愛小説というより、よく練られたファンタジーだと思う
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
本当に軽く読めて、泣けて、でも心が温まりました。 こんな恋愛ストーリーもアリですね!
ぼくは明日、昨日のきみとデートする 七月 隆文 感想・レビュー – 読書メーター
▼残酷なほどに切ない青春ミステリー
作者:柴村仁
夏休みに一人の少女が校舎の四階から飛び降りて自殺した。
なぜ彼女はそんなことをしたのかの謎を探るべく、二人の少年が動き出した。一人は飛び降りるまさにその瞬間を目撃した榎戸川ともう一人は“変人”の由良であった。
切なすぎる。構成も逸材だしライトノベルの枠を超えてると思う
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
お話の骨組みはミステリですが、出来事そのものを見せて、はい終わり、ということはなく読み手の心や登場人物が次にどこへ行くのかを繊細かつ丁寧に描いています
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
前半はミステリー要素ありの、悲しいお話。後半は普通の恋愛(というか青春)ストーリー。それぞれ別々の話として読むと大したことはないが、この二つの物語が合わさると、すごく良い作品となる不思議な構成
プシュケの涙 柴村 仁 感想・レビュー – 読書メーター
▼感動的なSF恋愛小説
作者:広瀬未衣
ひとつきに二度、満月がくる”ブルームーン”の8月、17歳の主人公は法事で京都の嵐山にある祖母に家に行く。
最初の満月の夜に傘で泉の水をすくっている少女に出会うのであった。
綴られる文章や主人公の心情から、人を愛することの意味や深さなどが伝わり、とても心に響く物語になっています。 ラストの終わり方にとても幸せな気分にさせられました
青い月の夜、もう一度彼女に恋をする 感想 広瀬 未衣 – 読書メーター
「ブルームーン」や「青い」という言葉を通して想像させられる光景が神秘的な作品です。京都の街並みも繊細に紹介してくれているので、まるでその場にいる「僕」になった気分で読めました
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 青い月の夜、もう一度彼女に恋をする (双葉文庫)
どこかで読んだようなと感じるストーリーではあったけど、物語のポイントであるブルームーンだとか舞台となっている京都の街並みだとかがとても綺麗で、読みやすい作品でした
青い月の夜、もう一度彼女に恋をする 広瀬 未衣 感想・レビュー – 読書メーター












作者:谷原秋桜子
行方不明の父親を捜す資金を稼ぐため、日々アルバイトに励んでいる私・倉西美波。
ところがそんなある日、バイト先で高級なお皿を割ってしまい、なんと六十万円もの借金を背負う羽目に…。そこへ「寝ているだけで一晩五千円」というバイトを紹介してもらったものだから、一も二もなく飛びついてしまった。だけど私を待っていたのは、死体!? しかも密室殺人事件の容疑者に…。
表題作他一編。
「美波の事件簿」シリーズ第一弾。