【ノーベル平和賞ノミネート】スノーデン事件を改めて考える【平和と人権】

zckr
米国家機密の暴露により、現在逃亡中のエドワード・スノーデン氏が、来年のノーベル平和賞にノミネートされました。改めて、スノーデン事件の意味と、わたしたちとの関係を考えます。

元CIA職員のスノーデン氏がノーベル平和賞候補に推薦される。

[ ノーベル賞メダル ]

スウェーデン王立科学アカデミー会員のステファン・スヴァルフォース氏は、ノルウェー議会に対し、スノーデン氏へのノーベル平和賞の授与に賛同する書簡を送った
元CIA職員のスノーデン氏が、ノーベル平和賞候補にノミネート

「スノーデン氏は、国家法及び国際協定に違反して行われたこの諜報活動計画を暴いたことにより、世界の安全強化に貢献したと共に、全ての人が基本的人権や自由を守る為に抵抗できることを示した」
元CIA職員のスノーデン氏が、ノーベル平和賞候補にノミネート

そもそもスノーデン氏は何をしたのか?

[ アメリカ国家安全保障局 (NSA) ]

アメリカ合衆国や全世界に対するNSAの盗聴の実態と手口を内部告発した
エドワード・スノーデン – Wikipedia

NSA= アメリカ国家安全保障局。
アメリカ最大の情報機関。海外の情報通信の収集と分析が任務とされている。
CIAの 3 倍の規模を持つといわれる組織だが、その実態は謎に包まれている。

盗聴の実態とは?

[ ネット傍受の実態を表す世界地図 ]

合衆国内で30億件/月、全世界で970億件/月のインターネットと電話回線の傍受が行なわれていた
http://ja.wikipedia.org/wiki/エドワード・スノーデン#.E7.94.9F.E3.81.84.E7.AB.8B.E3.81.A1

日本も傍受の対象になっています。

FacebookやGoogleといった大手インターネット企業から情報を収集するための複数の技術と運用
NSAスキャンダルが持つ真の意味とは?–事件報道に見られるジャーナリズムの崩壊 – (page3) – ZDNet Japan

IT企業の協力もあったようです。

日本を含めた38カ国の大使館に対しても盗聴を行っていた
エドワード・スノーデン – Wikipedia

日本を含むアメリカの同盟国も対象です。

盗聴の目的とは?

[ 2013 年 4 月、ボストンマラソンでのテロ ]

NSAは極秘プログラムによって50件以上のテロ計画を未然に防ぐことができたと主張しています。
暴露を続けるスノーデン容疑者は裏切り者か、ヒーローか!――ニューアメリカ財団シニアフェロー スティーブン・クレモンス氏に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

盗聴により、テロや、その他国家の安全を脅かす事件を未然に防げるということです。

国益のためならどんな情報収集もやるのが海外の常識
【クローズアップ2013】:NSA盗聴、同盟国も対象 対テロ、米の主張矛盾 – 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

外交や政治、または軍事を有利に進めるために盗聴は行われているといいます。

今回明らかにされた盗聴の問題点とは?

[ 今回の問題との関連が挙げられているfacebook ]

国民に知らせないまま通話履歴や電子メールなどの情報を収集するのは明らかに人権侵害であり、違法です。
暴露を続けるスノーデン容疑者は裏切り者か、ヒーローか!――ニューアメリカ財団シニアフェロー スティーブン・クレモンス氏に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

アメリカの法律では、自国民をスパイするのは違法です。

今日はテロ対策と言っているが、明日は麻薬捜査や他の目的に使うかもしれないし、会話内容も聞いたりするかもしれない
暴露を続けるスノーデン容疑者は裏切り者か、ヒーローか!――ニューアメリカ財団シニアフェロー スティーブン・クレモンス氏に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

政府の違法行為はエスカレートしがちです。
基本的人権である「言論、思想の自由」が脅かされるということです。

友好国や同盟国の間で行うべきでない
米機関の盗聴報道 EUに波紋ー盗聴は常識だとアメリカは言うのでしょうー日本は盗聴防止策の研究を – 安倍晋三氏を支持し支える会

違法ではありませんが、信頼を損なうというものです。

私たちに出来ることは?すべきことは?

[ 知ること、そして、考えること ]

この問題を果敢に調査するジャーナリストたちのお陰で、私たちは、カーテンの後ろを垣間見ることができるのです
NSA(国家安全保障局)の覗き見について、すべてのアメリカ人が知っておくべき21の事実 – the truth will out.com

「知ること」と「知らせること」。
そもそも、問題の存在を知らなければ何も出来ません。
こういった問題を知らしめる活動、そしてその存在の重要性を忘れてはいけません。

この問題を議論する場合、現在のNSAの機密プログラムがどうかだけでなく、それが将来どうなるかも含めて考えなければならない
暴露を続けるスノーデン容疑者は裏切り者か、ヒーローか!――ニューアメリカ財団シニアフェロー スティーブン・クレモンス氏に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

「考えること」と「話し合うこと」。
何が問題で、それをどうするべきなのか。
安全と人権とのバランスをどう取っていくのか。
世界で考えていかなければいけないテーマです。

エドワード・スノーデン氏の言葉

[ インタビューに応じるエドワード・スノーデン氏 ]

あなたのメールの中身や、あなたの奥さんの通話記録、パスワードクレジットカードの情報まで簡単に手に入る。私がしたことや言ったことのすべてが記録され、それらが盗み取られている。こんな社会で生きていたくはないと思った
エドワード・スノーデン氏、機密暴露の理由語る NSAの収集データは970億超

暴露をしようと思った理由を聞かれて。

ボストンの事件はテロではなく「犯罪」であり、テロの脅威を防ぐ手立てはもっと他にある。
エドワード・スノーデン氏、機密暴露の理由語る NSAの収集データは970億超

盗聴がテロ防止に役立っているという考えに対して。

良いことは何一つないと思う。
エドワード・スノーデン氏、機密暴露の理由語る NSAの収集データは970億超

これから自分の身に起こることに関して。

国家の違法行為を暴露したことは正しいことだったときっと思ってもらえるはずだ。私に何が起こったとしても、その結果がアメリカを良い方向に導くと信じている。でも、私が故郷・アメリカに再び戻ることはないだろう。
エドワード・スノーデン氏、機密暴露の理由語る NSAの収集データは970億超

今の心境を聞かれて。

https://matome.naver.jp/odai/2137408360734622101
2013年07月18日