ルネサンス期の名画を簡単にまとめました。西洋美術の入門としても。
ルネサンス(仏: Renaissance 直訳すると「再生」)とは、一義的には、14世紀 – 16世紀にイタリアを中心に西欧で興った古典古代の文化を復興しようとする歴史的文化革命あるいは運動を指す。
ルネサンス – Wikipedia
それまでの自然を無視した表現から決別し、古代のような写実的で自然に忠実な芸術をめざす運動です。
初期ルネサンス
マザッチョ『貢の銭』
フラ・アンジェリコ『受胎告知』
聖母マリアのところへ、受胎告知にやってきた大天使ガブリエル。
フラ・アンジェリコとは、『天使のような画僧』という意味。とても敬虔な修道士だったようです。
フラ・アンジェリコとは、『天使のような画僧』という意味。とても敬虔な修道士だったようです。
フィリッポ・リッピ『聖母子と二天使』
ボッティチェリの師であるフィリッポ・リッピ。
それまでとは一線を画す生き生きとした人物描写が特徴です。
同時期のフラ・アンジェリコとは対照的に、二十歳以上年下の修道女と駆け落ちするなど、恋多き自由奔放な男だったとか。
それまでとは一線を画す生き生きとした人物描写が特徴です。
同時期のフラ・アンジェリコとは対照的に、二十歳以上年下の修道女と駆け落ちするなど、恋多き自由奔放な男だったとか。
ボッティチェリ『プリマヴェーラ』
中央奥にいるのは愛の女神ヴィーナス。
神々が戯れ遊ぶ春の庭園を描いています。
右端の西風の神ゼピュロスが、ニンフのクローリスを連れ去ろうとしています。そして…
神々が戯れ遊ぶ春の庭園を描いています。
右端の西風の神ゼピュロスが、ニンフのクローリスを連れ去ろうとしています。そして…
ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』
海で生まれたヴィーナスを、ゼピュロスとその妻フローラが陸へ届ける場面。
このフローラは実は『プリマヴェーラ』のクローリスと同一人物。攫われたあとにゼピュロスの力で花と春の神フローラになったのです。
ちなみに『プリマヴェーラ』でクローリスの隣にいるのもフローラ。ややこしい。
このフローラは実は『プリマヴェーラ』のクローリスと同一人物。攫われたあとにゼピュロスの力で花と春の神フローラになったのです。
ちなみに『プリマヴェーラ』でクローリスの隣にいるのもフローラ。ややこしい。
ヤン・ファン・エイク『宰相ロランの聖母』
左に描かれた宰相ロランの依頼で描かれた作品。
聖母マリアが幼いイエスをロランに見せています。
室内から遠景までつながる奥行きの表現がすばらしい。
聖母マリアが幼いイエスをロランに見せています。
室内から遠景までつながる奥行きの表現がすばらしい。
イタリア盛期ルネサンス
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
絵画や彫刻のみならず、建築や自然科学にまで精通した『万能人』ダ・ヴィンチの傑作。
キリストが処刑前夜の晩餐を12使徒とともにしている場面。
キリストが処刑前夜の晩餐を12使徒とともにしている場面。
ミケランジェロ『最後の審判』
バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂に描かれた大作。
世界の終末において、キリストがすべての人間に裁きを与える場面。
ミケランジェロの死後ふんどしが書き足されたのは有名な話ですね。
世界の終末において、キリストがすべての人間に裁きを与える場面。
ミケランジェロの死後ふんどしが書き足されたのは有名な話ですね。
ラファエロ『システィーナの聖母』
ラファエロといえば聖母子や天使の愛らしくも優雅な絵画が有名です。
下の方にいる二人の天使はさまざまな商品に利用されているので、この絵を知らなくても見たことがある人は多いと思います。
下の方にいる二人の天使はさまざまな商品に利用されているので、この絵を知らなくても見たことがある人は多いと思います。
ジョルジョーネ『テンペスタ』
おだやかな日常と迫り来る嵐を描いた、最初期の風景画です。
寓意性のありそうなモチーフがちらほら見受けられますが、何を意味しているのかわかっていないそうです。
ジョルジョーネはそもそも作品数も少なく、最も謎に満ちた画家であると言われています。
寓意性のありそうなモチーフがちらほら見受けられますが、何を意味しているのかわかっていないそうです。
ジョルジョーネはそもそも作品数も少なく、最も謎に満ちた画家であると言われています。
ティツィアーノ『ディアナとアクタイオン』
猟師アクタイオンが女神ディアナたちの水浴を誤って目撃する場面。この後、報いとして鹿に姿を変えられ、自分の連れていた猟犬に食い殺されてしまいます。
マニエリスム
ルネサンス期に培った手法を踏襲しつつも、単なる自然の模倣を超えた表現を目指した時期。
現実にはありえない人体の動きなどが特徴です。
ジュゼッペ・アルチンボルド『夏』
果物や野菜を組み合わせて顔を作っています。
この他にも、本を組み合わせた『司書』、
花を組み合わせた『フローラ』など奇抜な作品が多数。
この他にも、本を組み合わせた『司書』、
花を組み合わせた『フローラ』など奇抜な作品が多数。
https://matome.naver.jp/odai/2135359824780889801
2012年11月25日





















この時代には革新的な遠近法を用いています。