クニマスとは
かつて秋田県の田沢湖にのみ生息した固有種だったが、田沢湖の個体群は1940年頃に絶滅し、液浸標本17体(アメリカ合衆国に3体、日本に14体)のみが知られていた。このため環境省のレッドリストでは1991年、1999年、2007年の各版で「絶滅」と評価されていたが、2010年に京都大学研究チームの調査により、山梨県の西湖で現存個体群の生息が確認された。
クニマス – Wikipedia
環境省はレッドリストの「絶滅」指定を見直し、本来の生息地以外に移されて生きている種と位置付けて「野生絶滅」に指定する方針を固めた。関係者が22日、明らかにした。
クニマス絶滅指定見直し 「野生絶滅」に、環境省 生息確認受け魚類で初 : 47トピックス – 47NEWS(よんななニュース)
クニマスの再発見の立役者は、さかなクン
さかなクンはイラストレーターでもあり、ウロコやヒレの数までこだわり、正確に描くことでも知られる。
長年、クニマスを研究してきた中坊教授は旧知の仲であるさかなクンに「クニマスを描いてほしい」と頼んでいた。現存する標本は約20匹。白か茶色に変色している。田沢湖周辺でも、生きていたクニマスの姿を記憶する人は今や数人。できるだけ正確に再現したかった。
asahi.com(朝日新聞社):ギョギョ、クニマスだ さかなクンお手柄 「絶滅魚」70年ぶり確認 – クニマス特集 – 環境
さかなクンはイラストの参考のために日本全国から近縁種の「ヒメマス」を取り寄せた。このとき、西湖から届いたものの中にクニマスに似た特徴をもつ個体があったため、さかなクンは中坊に「クニマスではないか」としてこの個体を見せ、中坊の研究グループは解剖や遺伝子解析を行なった。その結果、西湖の個体はクニマスであることが判明したとし、根拠となる学術論文の出版を待たずして、12月15日にマスコミを通して公式に発表された。1935年、田沢湖から西湖に送られたクニマスの受精卵10万個を孵化後放流したものが、繁殖を繰り返して現在に至ったと考えられている
クニマス – Wikipedia
この発見に天皇陛下もさかなクンを名前を挙げて功績を称える
クニマスについては、私には12歳の時の思い出があります。この年に、私は、大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に、田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により、やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そして、そのことは私の心に深く残るものでした。それから65年、クニマス生存の朗報に接したわけです。このクニマス発見に大きく貢献され、近くクニマスについての論文を発表される京都大学中坊教授の業績に深く敬意を表するとともに、この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン始め多くの人々が関わり、協力したことをうれしく思います。
天皇陛下誕生日会見詳報 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ちなみに味は・・・
深所に生息するためか皮が硬いのが特徴であるが、白身で柔らかく非常に美味であった。地元でも祝い事や正月などのときにしか食べることのできない高級魚で、昭和天皇に献上された事もあり、大正時代には1尾が米1升と交換するほどの魚であったという。
堀内正徳/フライの雑誌社@jiroasakawa
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ロック紋次郎@yasubo3367
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