これは注意したい。意外とありがちな”間違った年賀状の書き方”

T.Ohki
年賀状って昔からの慣習やマナーに則った書き方が求められます。ただ、現代では馴染みのない言葉や書き方が多く、知らないうちに間違った年賀状を書いてしまっている、という例が結構多いんですよね。本まとめでは、年賀状を書く際に間違いやすい、よくありがちなポイントをご紹介します。

■ 「去年」は使ってはいけない

ありがち度:★★★★★
「去る」という言葉は、一般的に”忌み言葉”とされこういう場では使ってはいけない言葉です。ですので、去年→昨年・旧年とします。他にも使ってはいけない忌み言葉がありますので注意しましょう。

「去年はお世話になりました」「体調を壊して」の「去」「壊」は忌み言葉ですから避けます。「昨年」「良くなくて」などにします。
公式の年賀状で「やってはいけない」集 | 人事・労務・総務のベストパートナー 「人事Gate(人事ゲート)」

「去」以外にも、「弱」「戻」「朽」「倒」「敗」「負」「崩」「別」「離」「往」「流」「浅」「疎」「消」といった言葉も使ってはいけません。
タブーをおさらい!年賀状マナーでやってはいけないこと – M3Q – 女性のためのキュレーションメディア

■ 「新年あけましておめでとう」は本来は間違い

ありがち度:★★★★★
「夜明け」「梅雨明け」のように、「明ける」はその期間が明けることを意味するので、「新年が明ける」というのは本来、”新年が明ける(終わる)”ことになります。使い方として間違いではないという意見もありますが、「新年」をつけないほうが一般的な正解となります。

よく「新年」と「明けましておめでとうございます」が重複しているから間違いだと言われていますが、『問題な日本語』(北原保雄編/大修館書店)の中で正しいという見解を見つけました。
3/3 それで大丈夫?年賀状の賀詞(決まり文句) [暮らしの歳時記] All About

しかし、一般的に“「新年明けましておめでとうございます」は間違いです”という見解が浸透しているので、「明けましておめでとうございます」「新年おめでとうございます」を用いたほうが無難でしょう。
3/3 それで大丈夫?年賀状の賀詞(決まり文句) [暮らしの歳時記] All About

■ 「謹賀新年 明けましておめでとうございます」は間違い

ありがち度:★★★★★
謹賀新年はそれだけで「明けましておめでとう」の意味。ですので、同じ意味の言葉を繰り返すことになるので通常は使いません。

「賀」の中に、「おめでとう」という祝う意味が含まれており、新年の言葉(賀詞)は、ひとつの文書の中にひとつだけというのが原則だからである。
あけましておめでとうございますとは – はてなキーワード

賀詞で「謹賀新年」などと書いているのに、本文でまた「明けましておめでとうございます」と書くのもNGです。
これだけはやってはいけない!年賀状のタブー | Bluebook – 紳士録

■ 「一月一日 元旦」は間違い

ありがち度:★★★★★
元旦という言葉が一月一日朝という意味ですので、「一月一日元旦」と書くと言葉が重複するので通常はそういう書き方はしません。

「元旦」という言葉は一月一日の朝という意味です。これだと同じようなことを2回言っていることになりますね。
これだけはやってはいけない!年賀状のタブー | Bluebook – 紳士録

元旦は「元日の朝」「元日」という意味なので、「一月一日 元旦」「正月 元旦」は意味の重複となり間違いです。
恥をかかない年賀状講座No2

■ 「A Happy New Year」は間違い

ありがち度:★★★★★
A Happy New Yearとは、「よいお年を」の意味となるので、年賀状の場合はAを付けずに「happy New Year」とするのが正解です。

「A Happy New Year」は日本語の「よいお年を」に相当する表現。「A」を付けずに「Happy New Year」と言うのが正しい表現です。
タブーをおさらい!年賀状マナーでやってはいけないこと – M3Q – 女性のためのキュレーションメディア

「A Happy new year」という言葉が「I wish you a happy new year」の省略形で、あくまでも口語的表現だから。日本語でいうと「どうぞよいお年をお迎えください」の「お迎えください」を省略しているようなもの。
年賀状の「A Happy new year」は間違い!? 正しい表現と理由を紹介 |英会話スクール関連ニュース|オリコンCSランキング

■ 句読点「、」「。」は使ってはいけない

ありがち度:★★★★★
昔は手紙に句読点が入っていなかったことから、儀礼的な書状・文書には句読点を使わないという慣例があります。読みづらくなる場合は、改行などで体裁を整えます。

年賀状のような儀礼的な文書には、句読点を使わないという慣例があります。
これだけはやってはいけない!年賀状のタブー | Bluebook – 紳士録

これは昔の日本の手紙が、句読点を入れていなかったことから来ています。
年賀状の豆知識 | 年賀状(2016申年)ならカメラのキタムラ

■ 目上の人に「賀正」「迎春」は使ってはいけない

ありがち度:★★★★★
1文字、2文字の賀詞(がし)は、目上から目下の人への新年祝いの言葉なので、目上の人に対しては「謹」「恭」を含む4文字、または言葉の賀詞を使うようにします。

※年賀状テンプレートなどを使う場合、デザインにこういった賀詞が含まれる場合があるので、送り相手に注意して使うようにしましょう。

「迎春」など、漢字一文字・二文字の賀詞は、目上の人から目下の人へ新年を祝う意味で使われることが多いようなので注意しましょう。
年賀状の書き方・送り方:年賀状の書き方、賀詞や文例、投函時期「年賀状・暑中見舞いドットコム」2015年・平成27年未年(ひつじ年)版

上司や目上やビジネス相手には「謹賀新年」「恭賀新年」などの四文字が無難です。
公式の年賀状で「やってはいけない」集 | 人事・労務・総務のベストパートナー 「人事Gate(人事ゲート)」

■ 数字は漢数字を使う

ありがち度:★★★★★
縦書き年賀状の場合は、数字は必ず漢数字で書くのがマナー。仮に「21」なら「二一」ですが、読みやすさから「二十一」と書く方が多いです。3桁の場合も読みやすさから「二〇九」などとします。

例外として2ケタの数字などは配達員が見やすいように、「十」を記載する方が多くなっているようです。
年賀状の書き方(宛名・文面) | 年賀状.com【2016年 申年版】

マンション名など3ケタ以上の数字の場合がよくありますが、この場合は、桁数を入れると逆に見づらくなってしまいます
年賀状の書き方(宛名・文面) | 年賀状.com【2016年 申年版】

■ 1月7日以降は年賀状は出しちゃダメ

ありがち度:★★★★★
一般的に年賀状は元旦に届くように出しますが、何らかの事情で7日以降に出す必要がある場合は、寒中見舞いとして出すのが普通です。

年賀状は一般的に松の内(1月7日)までのやり取りをするものです
寒中見舞いはいつからいつまで?年賀状との違いは? | 豆知識PRESS

その時期を過ぎると一般的にはだしません。そのような時は、寒中見舞いとしてだします。
年賀状の返礼、喪中の方への挨拶も 7日を過ぎたら「寒中見舞い」 [手紙の書き方・文例] All About

■ 目上の人には、修正ペンや赤ペンを使ってはいけない

ありがち度:★★★★☆
目上の人には、赤ペンで宛名や文字を書いてはいけません。また、年賀状を書き間違えた場合は、修正等は行わずに新しい年賀ハガキで書くのもマナーです。

目上の人や取引先の人に出す年賀状に、赤ペンを使うのはNGです。黒、紺、青色のペンや筆、万年筆を使うようにしましょう。
一瞬の恥ではすまない「間違いだらけのNG年賀状」の特徴9つ – エキサイトニュース(1/2)

修正ペンで書き損じを直したり、赤のインクで挨拶文を書くのはマナー違反です(ただし、私製はがきを使う場合に切手の下に書く「年賀」は赤色で書きます)。
タブーをおさらい!年賀状マナーでやってはいけないこと – M3Q – 女性のためのキュレーションメディア

■ 近況報告や要件は控える

ありがち度:★★★★☆
年賀状というのは、相手の新年へのお祝いと感謝を述べるものです。近況報告や自身の要件は原則として控えるべきです。もし関係性としてそれが許される場合でも、優先度は低くし、最後に書くなどの一歩引いた心配りが大切です。

自分の話題は後回しにします。仕事の用件などを書き込むこともマナー違反です。
タブーをおさらい!年賀状マナーでやってはいけないこと – M3Q – 女性のためのキュレーションメディア

仕事の用件や返事を要することを書きこむのは、マナー違反です。
恥をかかない年賀状講座No2

■ 住所は都道府県から書く

ありがち度:★★★☆☆
郵便番号が合っていれば、都道府県などは省略しても相手に届きますが、省略せずに書くことが丁寧だとされますので、目上の方には省略せずに書くようにしましょう。

市区町村までは省略しても年賀状自体は届きますが 年賀状のマナーとして都道府県から丁寧に書きましょう。
年賀状の書き方(宛名・文面) | 年賀状.com【2016年 申年版】

目上の方や取引先で他都道府県の住所へ送るときは、都道府県名から記載しましょう。
はがきの書き方:はがきの表裏、宛名の書き方のマナーや豆知識「年賀状・暑中見舞いドットコム」

■ 一般ハガキは「年賀」と書かないと普通郵便になる

ありがち度:★★★☆☆
年賀ハガキではないハガキ、もしも通常のハガキで年賀状を送る場合は、切手下部分に赤文字で「年賀」と書かないと、普通郵便として扱われます。その場合は年内に普通に配達されてしまうので注意しましょう。

官製はがきで年賀状を送る際には、表面に赤字で「年賀」と書かなければなりません。
年賀状の豆知識 | 年賀状(2016申年)ならカメラのキタムラ

赤字で「年賀」と入れて出さないと、年始ではなく年末に配達されてしまう可能性があるからだと、そんなように教えてもらった記憶があります。
普通のはがきを年賀状として出すのはマナー違反? – 社会・職場 | 【OKWave】

■ 必ず自筆を加える

ありがち度:★★☆☆☆
最近は、賀詞や文章が印刷された年賀状も多く、一言も自筆のないものもありますが、心配りを大切にするのならやはり一筆加えるほうが印象は良いですよね。

最近ではプリント印字した年賀状でもOKとされていますが、目上の人に出す場合は手書きの一文を添えるようにしましょう。
タブーをおさらい!年賀状マナーでやってはいけないこと – M3Q – 女性のためのキュレーションメディア

印刷のみの味気ない定型文では、心のこもったご挨拶とはいえません。相手の顔を思い浮かべながら自筆で一文を加えましょう。あなたを印象付けたり、ご縁を繋ぐ効果もあります。
恥をかかない年賀状講座No2

■ 写真付き年賀状は原則NG

自身の写真や家族写真などがプリントされた年賀状は否定意見も多いです。相手との関係性によりますが、どちらかに悩む場合は写真ナシが無難ですね。

そもそも、年賀状は相手の新年を祝うためのものだといわれます。ただ、なかなか会えない遠方の人に対する挨拶も兼ねますので、家族ぐるみでのお付き合いがある場合は家族写真も常識的にOKだと思います。

https://matome.naver.jp/odai/2144515631498445801
2015年11月01日