症状のない精神病者 状況も、加害者も、被害者もみなすべて病的な状況
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、犯罪であると述べる
加害者:自己愛的な変質者(病的ナルシスト) 「俺は悪くない」
モラル・ハラスメントの加害者の攻撃性は、ナルシシズムが病的に拡大されたものである。
モラル・ハラスメントの加害者となる人物には特徴が存在する。加害者となるのは、「自己愛的な変質者」である。
・罪悪感を持たない、責任を他人に押し付ける、子供の頃に受けた何かのトラウマによってなる性格だとは考えられるが、普通の人なら罪悪感を持ってしまうような言葉や事を平気で出せる/出来る、誰かから奪うことを欲している、
内心の葛藤を自身で引き受けることが出来ず外部に向ける、
自身を守るために他人を破壊する必要を持つ
という「変質性」を持つ。「症状のない精神病者」と理解される。
ナーシシズム(英語 narcissism)、ナルシシスム(フランス語 narcissisme)(自己愛)とは自己の容貌や肉体に異常なまでの愛着を感じたり、自分自身を性的な対象とみなす状態を言う。ナルシシズムを呈する人をナルシシスト (narcissist) と言う。ナルシズム(narcism)、ナルシスト (narcist) とも言う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0
被害者:メランコリー親和型 「僕が悪いんだ」
モラル・ハラスメントの被害者となるのは、几帳面で、秩序を愛し、他者への配慮を働かせ、責任感が強い、メランコリー親和型というタイプの人物である。起こった出来事に対して、自分が悪いのでは?と罪悪感を持ちやすい、誰かに与えることを欲しているという特徴がある。
そのタイプの人物が、自己愛的な変質者が欲しているのだが持っていないものを持っているか、自身の生活のなかから喜びを引き出している場合、自己愛的な変質者の前に居合わせることになったとき、「被害者」に「選ばれる」
モラル・ハラスメントの過程
加害者は、自身の「魅力」によって、被害者をまず惹きつけにかかる。次に、嫌味、皮肉、口調、態度など、ひとつひとつを取ってみればとりたてて問題にするほどのことではないと思えるようなささいな事柄/やり方によって、被害者の考えや行動を支配・コントロールしようとする(支配の段階)。
この段階では、加害者は被害者に罪悪感を、周囲には被害者が悪いと思わせようとする。
被害者が自立しようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力をふるい始める(暴力の段階)
モラル・ハラスメントの全過程を通じて、被害者は加害者の真意をはかりかねる、「悪意」を想像しない、あるいは自分のほうが悪いのではないかと逡巡する、暴力は相手が悪いが、原因は自分にあると思考してしまう、などによって苦しむ。
モラル・ハラスメントの加害者が行う個々の攻撃行動は、普通の人でもやってしまうことがあるものだが、普通の人はためらいや罪悪感を伴ってしまうところを、「本物の加害者」は自身のほうが被害者だと思っているほどの感情の持ち主であるという
モラル・ハラスメントでは、耐えかねた被害者が加害者に肉体的な暴力をふるってしまうことがよく起こる。加害者がそのように仕向けることすらある。しかし現在のところ(原著は1998年)、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘く、肉体的な暴力に対して厳しいので、その点が問題だという。
2002年1月、フランスで、職場におけるモラル・ハラスメントを禁止する法律が出来た
向島労働基準監督署は、言葉の暴力による体調不良と自殺を労災と認定した
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E6%9A%B4%E5%8A%9B
精神分析学者ジークムント・フロイトは1917年に著した『悲哀とメランコリー』(Trauer und Melancholie)で「悲しみ」(悲哀、喪)と「憂鬱」(メランコリー)を区別した。愛する者や対象を失って起こる悲哀の場合、時間をかけて悲哀(喪)の仕事を行うことで、再び別の対象へ愛を向けられるようになる。これに対しメランコリーは、「苦痛にみちた深い不機嫌さ・外界にたいする関心の放棄、愛する能力の喪失、あらゆる行動の制止と、自責や自嘲の形をとる自我感情の低下--妄想的に処罰を期待するほどになる--を特色としている。」[12] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%BC#.E5.BF.83.E7.90.86.E5.AD.A6.E3.81.A8.E6.86.82.E9.AC.B1
メランコリーの場合、愛するものを失った悲しみは悲哀と共通するが、「愛するもの」が具体的なものではなく観念的なものであること、対象を失った愛は自己愛に退行し、失った対象と自我との同一化が進むこと、この過程で愛は憎しみに変わり、失った対象およびこれと同一化された自我に対する憎しみが高まり自責や自嘲が起こることが異なるとされ[12]、フロイトはここに自殺の原因をも見ている。
現代の心理学では、憂鬱(メランコリー)の概念はうつ病(デプレッション)にほぼすべて置き換えられている。
背景としては一般に 終身雇用制の崩壊、深刻な不況 などがあげられる
日本でパワー・ハラスメントという言葉が、短期間でここまで普及した背景には、近年猛威を振るったリストラの嵐があったからであることは間違いありません。
パワハラの2パターン職場のモラル・ハラスメント対策室
それに対して、パワー・ハラスメントにより社員を追い詰めて、自己都合で退社させることができれば、これらの出費を抑えることができるのです。勤務期間等にもよりますが、中高年の管理職クラスであれば、その額は100万円を下らないでしょう
■パワハラ上司の4つのパターン
①怒鳴るなど威嚇する「自己中心型」
②細かく指示する「過干渉型」
③自分の上司頼みで責任を回避する「無責任型」
④意欲に乏しく部下に負担をかける「事なかれ主義型」
http://www.mit-morita.co.jp/img/freelink/k_r/jinji/r_k68.pdf
いじめ・パワハラが起きた部署の兆候
●社員同士のコミュニケーションが少なかった
●管理職の指導力が欠如していた
●個人による業務が多かった
●成果主義・能力主義を導入した
●過重労働だった
●社員の入れ替わりが激しかった
●業績が悪化していた
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終身雇用制の崩壊、深刻な不況の影響とともに、モラルハラスメントの問題が急増しています。モラルハラスメントは大きく分けて「セクシャルハラスメント」と「パワーハラスメント」があります。
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加害者、被害者の正確と考えるのでなく、制圧的な状況としてとらえてみる
「追い詰められた心理」に取り付かれた上司の「いじめ」や横暴な振る舞いは、多くの場合、その人自身の「性格」によるものではなく、「ある状況」が引き起こしたといっていい。昨今の、リストラをはじめとする職場環境の変化が、上司を精神的に追い込んでいるのは間違いない。・・・そうした上司の多くは、自分がよじれた心理状態に追い込まれていることをある程度は知っている。
パワハラの2パターン職場のモラル・ハラスメント対策室
追いつめられ精神的に病んだものが、さらなる犠牲者を捜す地獄絵図
イスラエルにおけるアイヒマン裁判の過程で描き出されたアイヒマンの人間像は人格異常者などではなく、真摯に「職務」に励む、一介の平凡で小心な公務員の姿だった。
管理階級ビュレオワジーとルサンチマン 善意の恐怖とアイヒマンテスト – NAVER まとめ
このことから「アイヒマンはじめ多くの戦争犯罪を実行したナチス戦犯たちは、そもそも特殊な人物であったのか? それとも、家族の誕生日に花束を贈るような平凡な愛情を持つ普通の市民であっても、一定の条件下では、誰でもあのような残虐行為を犯すものなのか?」という疑問が提起された。
もとが善良だから、悪気が無いから「相手の能力が低いから」は言い訳にできるのか?
ブラック企業は、素朴に考えても、病人を生産していることになります。これは社会保障費の増加につながります。彼らのコストカット分が社会的費用へ転嫁されているわけです。社会の健康コストを拡大させているのです。
ブラック企業によろしく – NAVER まとめ
「能力が低い」評価を出してしまう管理者の能力の低さを憂うべき。「成果主義」的な運営により、社会全体に病人を投棄するような事態にもなりかねない。
セクシャルハラスメントと違いパワハラは法的定義がなく、基準もあいまいで行政も対応に頭を痛めている状態です。
07 年 10 月には医療品販売会社社員の自殺について東京地裁がパワーハラスメントとの因果関係を認めて労災とし、08年 7月には道路会社社員の自殺は上司のパワーハラスメントと関連があるとして松山地裁が賠償命令を出しました。労災認定を受けるということは、企業にとって重大なダメージです。企業イメージが低下するだけでなく、行政の監視や指導が厳しくなります。
http://www.mit-morita.co.jp/img/freelink/k_r/jinji/r_k68.pdf
とはいえ、病気ならきっちり治してもらおう
2月26日付Le monde紙(フランスの新聞)によると「夫婦間精神的暴力に関する法案」が提出され、 25日に国会を通ったと報じられたそうです。 その内容は「モラル・ハラスメントに関しても、軽罪を適用する」というもので、「3年間の禁固」「75000ユーロの罰金」他、「電気ブレスレットの着用が強制」されるそうで、証拠を集めるのが難しい精神的暴力に関して法律を適用するのは、異例の措置、と紹介されておりました。
イルゴイエンヌ先生インタビュー
「ホウリツガアレバ、モラハラヲスルヒトハ、ケイムショニブチコマレマス!」
きゃ~、言っちゃった!
優しさって何?:マリー=フランス・イルゴイエンヌさんの話を聞く – livedoor Blog(ブログ)










