故志村けんさん連続テレビ小説「エール」に出演・日本を代表する作曲家とは?

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2020年4月24日、NHKは新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)が、連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)に出演するシーン写真を公開した。5月1日放送から登場する。

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『エール』は、2020年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第102作として同年3月30日から放送されている日本のテレビドラマ。古関裕而と妻・金子をモデルに作曲家とその妻の生涯をフィクションとして描く。主演は窪田正孝、ヒロインは二階堂ふみ。

コロンブスレコードに専属作曲家として推薦

声楽家志望で愛知県豊橋市在住の内山金子(きんこ)が古関にファンレターを送り、熱烈な文通を経て1930年6月、古関20歳、金子18歳で結婚。古関はたいへんな愛妻家で、晩年までおしどり夫婦であったという。
この頃、古関は複数の交響曲やピアノ協奏曲、交響詩『ダイナミック・モーター』、弦楽四重奏曲など、膨大な作品群を完成させていたが、それらの楽譜は現在ほとんど行方不明になっている。『竹取物語』の所在も知れないという。
同年9月、コロムビアの顧問山田耕筰の推薦でコロムビア専属の作曲家に迎え入れられ、夫婦で上京した。東京では菅原明朗に師事した。菅原は『竹取物語』のスコアを読んで驚き、古関には深井史郎よりも才能があったと、後年まで称賛している。師と仰いだ菅原明朗のほかに、橋本國彦とも親交が厚かった。
しかし、古関は実家が経済的に破綻してからは一族を養わなくてはならず、次第にクラシックの作曲から離れざるをえなくなった。コロムビア入社も主に生活費のためであったと考えられる。

志村さんが演じるのは、日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三。


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小山田耕三のモデルは山田耕筰

山田 耕筰(やまだ こうさく、Kōsaku Yamada、1886年(明治19年)6月9日 – 1965年(昭和40年)12月29日)は、日本の作曲家、指揮者。山田 耕作としても知られる。
日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残した。日本初の管弦楽団を造るなど日本において西洋音楽の普及に努めた。また、ニューヨークのカーネギー・ホールで自作の管弦楽曲を演奏、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等を指揮するなど国際的にも活動、欧米でも名前を知られた最初の日本人音楽家でもある。軍歌の作曲も多く手がけている。

基本情報
生誕
1886年6月9日
日本・東京府東京市本郷
(現:東京都文京区)
死没
1965年12月29日(79歳没)
日本・東京都世田谷区成城
学歴
東京音楽学校
ベルリン音楽学校
ジャンル
クラシック音楽
職業
作曲家
指揮者
活動期間
1914年 – 1965年

作品

歌曲
野薔薇(作詞:三木露風)
唄(作詞:三木露風)
歌曲集「AIYANの歌」(作詞:北原白秋) – 「NOSKAI」「かきつばた」「AIYANの歌」「曼珠沙華」「気まぐれ」の全5曲からなる。
からたちの花(作詞:北原白秋)
蟹味噌(作詞:北原白秋)
この道(作詞:北原白秋)
かやの木山の(作詞:北原白秋)
六騎(作詞:北原白秋)
鐘が鳴ります(作詞:北原白秋)
松島音頭(作詞:北原白秋)
中国地方の子守謡(編曲)
ロシア人形の歌(全5曲、作詞:北原白秋)
愛する人に(An die Geliebte、作詞:エドゥアルト・メーリケ)
漁師の娘(Das Fischermädchen、作詞:テオドール・フォンターネ)
紫(作詞:深尾須磨子)
童謡
赤とんぼ(作詞:三木露風)
お山の大将(作詞:西條八十)
七夕(作詞:川路柳虹)
砂山(作詞:北原白秋)
かえろかえろと(作詞:北原白秋)
酢模の咲くころ(作詞:北原白秋)
ペチカ(作詞:北原白秋)
待ちぼうけ(作詞:北原白秋)
あわて床屋(作詞:北原白秋)
オペラ
あやめ
黒船(初演当初は「夜明け」)
堕ちたる天女
香妃(未完。弟子の團伊玖磨が補筆完成)
サムパギィタ(台本のみ)
死の婚礼(台本のみ)
交響曲・交響詩[編集] 交響曲ヘ長調『かちどきと平和』 (1912)
交響曲『明治頌歌』(1921)
長唄交響曲第1番『越後獅子』
長唄交響曲第2番『吾妻八景』
長唄交響曲第3番『鶴亀』(1934)
舞踏交響曲『マグダラのマリア』(1916)
交響曲『昭和讃頌』
交響詩『暗い扉』(1913)
交響詩『曼荼羅の華』(1913)
交響詩『神風』(1940)
交響詩『おやさま』

関連まとめ

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2020年04月24日