動物を飼いたいと思ったあなたに、、、、動物を迎えいれるための準備をしてみよう
私たち人間に、癒しや楽しい気持ちを与えてくれる動物たち。
ペットショップで、ウルウルした瞳でみつめられると、いますぐにでも持ち帰ってしまいたくなりますよね、、、
しかし、動物の虐待が絶えなかったり、毎年、何万頭の動物が殺処分されているのが現実です。
さらに外来種であれば、外へ放してしまうことにより、環境の変化がおきてしまったり、既存の動物が絶滅してしまうこともあります。
可愛いバックやかっこいい靴とは違い、動物を飼うことは慎重に吟味する必要があります。
動物を飼ってから後悔する前に、本当に飼うことができるのかチェックしてみましょう。
①飼いたい動物のことを知り、一緒に生活する様子をイメージする
ペットショップで売られている動物は子供の場合もあります。大人になったら、想像以上の大きさになる場合もあります。また暑いのが苦手な動物であれば、夏には外出時もエアコンをつけっぱなしにするなどの対策が必要となります。
餌やり、排泄物の処理や掃除、散歩、コミュニケーションなど、動物の種類によって、必要な項目は変わりますが、その動物に適したお世話ができるか考えてみましょう。
思っていたのと違う、、、となってしまう前に動物のことを調べ、飼育環境を整えることは難しい、金銭的に厳しい、いまは自分の時間さえもとることが難しいと感じた人は、あらためて考える必要があるかもしれません。
②面倒を見られなくなったとき、周りに頼れる人はいるか
病気や怪我で入院をよぎなくされたり、転勤が決まってしまうなど、動物のお世話ができなくなることがあるかもしれません。そういったケースで、動物を飼い続けることが難しくなり、泣く泣く保健所に預け、殺処分になってしまうことが多くあります。
そんな時、飼い主のあなたに変わって、お世話をしてくれる人が必要となります。
動物は自分でお金を稼ぐことはできません。飼い主のあなただけを頼りにしています。
最後まで、幸せにしてあげられるよう最悪のケースの準備もしておきましょう。
③動物は思い通りにならないことを理解する
動物は会話ができないので、自分の思ったことを完璧に伝えられません。
事前に体調が悪いことも伝えられないので、あなたの大事な予定の日に、急に嘔吐をするなど、体調不良がみられることもあるかもしれません。そんな時、あなたは予定変更をよぎなくされることになってしまいます。
トイレ等のしつけを、なかなか覚えられなかったり、何度言ってもお部屋を散らかしてしまうかもしれません。
動物は人間の子供と同じよう、自分の想像通りには動いてくれません。
動物の事を理解する努力をして、懸命に向き合っていく必要があります。
それでもやっぱり、動物を飼いたいなら、、、
動物を飼うことは大変なことではありますが、価値観がかわったり、癒しをくれたり、喜びをくれたり、言葉にはできないほどの色々な気持ちを私たちに与えてくれます。
動物の純粋に生きる姿を間近でみていると、励みになることもあります。
悩みぬいて動物を迎え入れる決心をして、家族となった動物は、きっと幸せになれると思います。
種類は違えど、人間と同じく命を持っています。
どうか一緒に幸せな日々を過ごせるように、目一杯の愛を注いでください。
もしこれから動物を飼うなら、里親になってみませんか。今ある命から、幸せにしてみませんか。