Netflixがジブリ映画配信。日本が除外された理由とは…

itoyoji246
Netflixは、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社。アメリカ合衆国の主要なIT企業で、FAANGの一つである。2017年12月の時点で190ヵ国以上で配信事業を展開し、2018年の売上は157億ドル、契約者数は世界で1億2500万人。

Netflixがスタジオジブリのほぼすべての映画作品の放映権を獲得した(ただし日本と北米以外)。28カ国語の字幕と20カ国語の吹き替えを用意し、2月から配信を世界で開始する。
Netflix、スタジオジブリの21作品放映権獲得(日本と北米以外で) – ITmedia NEWS

スタジオジブリの鈴木敏夫氏は発表文で「現代には映画を観客に届ける様々な素晴らしい方法がある。ファンの声に耳を傾け、映画作品をストリーミングする決定を下した。世界中の人々がスタジオジブリの作品と出会うのを願っている」と語った。
Netflix、スタジオジブリの21作品放映権獲得(日本と北米以外で) – ITmedia NEWS

Netflix ANZ@NetflixANZ

From February 2020, 21 films from the legendary animation house Studio Ghibli are coming exclusively to Netflix.

We’re proud to bring beloved, influential stories like Spirited Away, Howl’s Moving Castle and My Neighbour Totoro to first-time viewers and high-flying fans alike. pic.twitter.com/955uiYAzA1

配信ラインナップも凄い!

2月1日

「天空の城ラピュタ」(1986年)
「となりのトトロ」(1988年)
「魔女の宅急便」(1989年)
「おもひでぽろぽろ」(1991年)
「紅の豚」(1992年)
「海がきこえる」(1993年)
「ゲド戦記」(2006年)
「Netflix」がジブリ21作品を世界配信へ–ただし、日本や米国は除く – CNET Japan

3月1日

「風の谷のナウシカ」(1984年)
「もののけ姫」(1997年)
「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年)
「千と千尋の神隠し」(2001年)
「猫の恩返し」(2002年)
「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)
「かぐや姫の物語」(2013年)
「Netflix」がジブリ21作品を世界配信へ–ただし、日本や米国は除く – CNET Japan

4月1日

「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)
「耳をすませば」(1995年)
「ハウルの動く城」(2004年)
「崖の上のポニョ」(2008年)
「コクリコ坂から」(2011年)
「風立ちぬ」(2013年)
「思い出のマーニー」(2014年)
「Netflix」がジブリ21作品を世界配信へ–ただし、日本や米国は除く – CNET Japan

※ ただし日本と北米以外での配信なんです。

今回の配信はNetflixが、フランスの配給会社ワイルドバンチインターナショナルから配信権を取得したことによるもの。「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」をはじめとしたスタジオジブリの映画作品を順次配信予定。

今回の配信に際してNetflixのオリジナルアニメーションのディレクターAram Yacoubian氏は以下のようにコメントしています。
「今回の配信はNetflixのメンバーにとって夢です。スタジオジブリの作品は35年以上世界中のファンを魅了してきました。ラテンアメリカやヨーロッパ、アフリカなど多くの言語でユーザーに作品を提供出来ることを楽しみにしています」
Netflixが2月からジブリ作品を配信、但し日本は対象外 – Engadget 日本版

真緒りん(Maorin)@maorinlemon789

@nikkei みんな、残念だが「日本、アメリカ、カナダを除いて」ジブリが配信されるんだ・・・。残念ながらNetflixに登録しても日本では配信されないので見れないぞ。

Prasite@Prasite1

@nikkei 音楽も映画も一本に料金を払うから価値が上がるんだけどなぁ。下調べをして自分で評価してどうしても見たい聴きたいものにバクチ的に金を払うという勇気が実った時の感動がその映画を唯一無二のものにしていくわけで、なんでも見放題なんか価値を下げる。今はどちらも飴玉見たいな作品ばかりだけど。

日本で見られない理由は?

これまでも、日本の数ある動画配信サービスで、スタジオジブリ作品が配信されたことはありません。せっかくNetflixが権利を獲得したのに、日本では見られないのでしょうか?
Netflixジブリ作品が日本で見れないのはなぜ?理由は?今後はどうなる? | 話のネタ

理由1:金曜ロードショーでの視聴率が好調な為

スタジオジブリは日テレと深い関係があるようです。

先ほどの例でもあげた「地上波」での放送といえば、金曜ロードショーで毎年ジブリは放送されていますね。

1985年〜2017年までの記録ではTOP5の中に、ジブリ作品が4つも含まれています。

視聴率ランキング
1位:千と千尋の神隠し 46.9%
2位:もののけ姫 35.1%
3位:ハウルの動く城 32.9%
4位:ハリーポッターと賢者の石 30.8%
5位:崖の上のポニョ 29.8%
千と千尋の神隠しに関しては日本国民の約半数が見ていたということでしょうか。凄まじい人気です。

放送の度に高い視聴率を出している、いわば「お金になる」のがジブリ作品でもあるわけですね。
Netflixジブリ作品が日本で見れないのはなぜ?理由は?今後はどうなる? | 話のネタ

!KSM_pasta@IKSM_pasta

ネトフリでジブリ配信と聞いて驚いたけど “日本・米国・カナダを除く” とあって納得。日テレが放映権を手放すわけもないし。

田中@@12antler

Netflixでジブリ配信なのに、日本除外?笑

日テレが死守したのか?笑

理由2:スタジオジブリ作品を他国に知ってもらう為

日本のアニメは海外でもすごく人気があります。
スタジオジブリ作品は言わずもがな、日本人なら誰でも一度は聞いたことがある、見たことがあると思います。

アメリカやカナダでも人気が高く、韓国では知らない人はいない!というほど有名なんですね。

日本にとってアニメは主要な輸出品の1つです。
アカデミー賞、カンヌ映画祭、ベルリン国際映画祭等で多数受賞しているほどで、海外専門家の間でも評価は高くなっています。

一方で、アジア太平洋地域、欧州、中東、アフリカ、中南米方面では、スタジオジブリ作品を周知している人が少ないのです。

そこで、世界に配信ネットワークを持つNetflixを使って、スタジオジブリ作品を広め知ってもらおうという意向があるわけですね。
これを機に、色んな国でスタジオジブリ作品を知ってもらえれば、それもまた大きな収益となるのです。

日本のNetflixで配信しても、正直おいしいところはなく、むしろ視聴率が下がってしまう原因になってしまいますしね・・・。
Netflixジブリ作品が日本で見れないのはなぜ?理由は?今後はどうなる? | 話のネタ

まちゃ@QrJ7HV4U58ppxAI

@nikkei 日本では配信しないみたいだけど、ジブリ好きだから、そのジブリの良さが世界の人々に知ってもらえるのは嬉しい。
でも、利益の一部はスタジオジブリにも入ってるのかな。それなら、日本で配信されなくても妥協できるんだけど

今後日本でも配信される可能性はあるのか

スタジオジブリはこれまで製作した作品をネット配信会社を通じて海外に配信していくことには前向きな姿勢を見せております。

海外にもファンの多いジブリ作品は事業者にとっても新しいコンテンツの目玉として扱っている会社もあります。

スタジオジブリが作品のネット配信を解禁させたことからも、今後日本国内でもネット配信がさらに一般的になることで、ジブリ作品が配信される日が来る可能性もあります。
【悲報】日本でNetflixジブリ配信が見れない件 ネットの反応と理由を考察 | 白い旅人ブログ

コグマ⁷@00b7ce97

いずれ日本のネトフリでもジブリ見れる可能性があるっていうワクワクが止まらないし心が『ネトフリ最強!!』って叫んでる。
https://matome.naver.jp/odai/2157952350681990201
2020年01月21日