※雨の日にキャンプでテントを使用することについて
一般的なテントはどれも常設に対応していませんから、大抵のものは悪天候時での使用は避けるように言われています。そのため、雨の中でわざわざテントを張ろうとしたり、雨のキャンプに行こうとする人はほとんど居ませんよね。とはいえ、基本的性能は『日除け』・『雨よけ』の2つあります。豪雨での使用は想定しないことを前提に、テントの雨よけ機能について見ていきたいと思います。
【雨の日のキャンプ】最適なテントの条件とは…?
●強度のある天幕 多少の雨でも問題ないような強度
●組み立て、収納が簡単 短時間で設営、収納が可能なお手軽なもの
●丈夫なフレーム 天幕と同様に丈夫であること
●耐水性 撥水性、防水性など。雨よけとしての機能を十分に果たすもの
これらの機能を満たしているテントとは。。
雨のキャンプに備えて嬉しいテントを下記に簡単にまとめてみました。
【ワンタッチタープテント】
機能性を最重視される方には、やはりワンタッチのタープテントがおすすめです。
これらの多くは防水加工されていますから、耐水圧の数値が高い商品がより雨につよいものになります。また、軽量で簡単に設営できる扱いやすい製品ですから、ひどい悪天候になった際にはすぐに撤収できます。他のテントとの大きな違いは、天井が高く広々としたスペースをとれるところではないでしょうか。自治体の祭事、フリーマーケット、アウトドアの活動と幅広い使用用途が魅力です。
https://matome.naver.jp/odai/2157914923748528401/2157917553960961703
雨の多い梅雨の時期に売れているイージーアップ製の人気製品です。
超大型の6m×3mの製品と比較すると性能は劣ってしまいますが、日除け・雨よけともにこなす優秀なワンタッチテントであることに変わり有りません。
ワンタッチタープはとにかく設営の手間がかからないので、ロープやペグを使用するタイプが苦手な方は、こちらを検討されることをおすすめします。
https://matome.naver.jp/odai/2157914923748528401/2157917553960961903
【豆知識】耐水圧の目安:少し強めの雨 2,000mm
防水加工と撥水加工、どちらか一方の場合がありますので
商品を比較する際には必ず確認しましょう。
【ヘキサタープ】
その名のとおり、ヘキサゴン(六角形)天幕のタープテントです。
布とポールとロープで設営するもので、慣れるまでは少し手間がかかるかもしれません。
しかし、気象・設営条件に応じてセッティング方法が自由自在ですから、ある意味で玄人向けの一品ではないかと私は思います。しっかり設営できれば、地形や気象状況に合わせてオリジナルの環境が作れること間違いなしです。
【豆知識】居住テントとテントを繋ぐ通路に
居住テントとテントの間に設置するには丁度よいサイズかと思います。
別テントの仲間との共同スペースや通路に最適です。
【レクタングラータープ】
スクエアタープとも言われているテントで、ヘキサタープと設営方法などはほぼ同じです。
大きな違いは、その大きさと天幕の張り角度にあります。天幕の面積が大きいものが多数なため、BBQなど大勢集まっているところに巨大な日除け・雨よけを設置することに優れています。
※張り角度が平面に近いため、雨が溜まりやすいので注意。
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【豆知識】雨を落としたい箇所をロープで引っ張る
平面に近くどうしても雨が溜まりやすくなってしまいますが、
レクタングラータープはロープを使用して、雨を落とす箇所を作る事ができます。