いつできた?なぜできた?謎多き国民民主党について

いんでじ
今回は国民民主党についてです。若い政党ですので。結党に至った流れや理念などがあまり認知されていません。

今回は国民民主党について書きます。

「いつの間にか民進党ができていて、気づいたらなくなっていた」
「国民民主党ってなんでできたの?」

といった片は是非読んでみてくださいね。

国民民主党はいつできた政党?

2018年に結党されました。

かなり若いですね。

ちなみに立憲民主党ができたのは2017年です。。

どうして国民民主党ができたの?

話は2017年まで遡ります。

東京都知事選で、当時の小池百合子氏率いる都民ファーストの会が圧勝しました。
流れに乗って小池氏は希望の党を結党。

そこに民進党を離れた保守系議員が参加し、『希望の党』ができます。

衆院選での期待がされていましたが、小池氏は立候補しなかったため結果出ず、玉木雄一郎氏が共同代表となりました。

その後、参議院が残っていた民進党と合流。

国民民主党が誕生しました。

新党結成の手続きとしては、まず「希望の党」を解党し、玉木ら新党合流組が「国民党」、松沢らが(新)「希望の党」をそれぞれ結党する形で分党し、このうち玉木らの「国民党」が結党間もなく民進党に合流の上、民進党側が「国民民主党」へ党名を変更する方式を取ることとなった。

従って、国民民主党は法規上1996年結成の民主党(いわゆる「(旧)民主党」)、1998年結成の民主党、民進党と同一政党の流れを汲むこととなる。
国民民主党 (日本 2018-) – Wikipedia

細かい説明はこの通り。ややこしいですね。

国民民主党はどんな政党なのか

リベラルも保守も、様々な立場の議員が所属する国民民主党。

では政党としての考えはどのようになっているのでしょうか。

私たちは、「自由」「共生」「未来への責任」を基本理念とします。

「公正・公平・透明なルールのもと、多様な価値観や生き方、人権が尊重される自由な社会」「誰もが排除されることなく、互いに認めあえる共生社会」「未来を生きる次世代への責任を果たす社会」を理想とします。

この理念の下、穏健保守からリベラルまでを包摂する国民が主役の改革中道政党を創ります。

私たちは、民主主義を守り、現在と未来の課題を着実に解決し、国民全世代の生活を向上させます。国を守り、国際社会の平和と繁栄に貢献します。
綱領 – 国民民主党

上記が国民民主党の基本理念です。

私たちは、多様な価値観を寛容に受け入れる政治姿勢をとります。

よって、リベラル・保守といった単純な二項対立や、特定の主義主張に拘泥するのではなく、国や国民が直面している諸問題に対して現実的に向き合う「改革中道政党」として、具体的な解決策を示します。私たちが重視するのは、「対決」ではなく「解決」です。

常に、客観的事実の追求と建設的な解決策の提案を行っていきます。

特に、国民の生活に直結する社会保障政策や経済政策に最大限の力を入れます。

私たちは、社会保障と経済に強い新党を目指します。
私たちの理念と政策の方向性 – 国民民主党

自民党や立憲民主党とどこが違うか

他党との違いが鮮明なのは安全保障でしょう。

自民党は言うまでもなく、下記の通り。

日米同盟の強化のもと、国益を守る、主張する外交を展開します。
外交・安全保障:外交・安全保障|自民党<政権公約>

一方で、立憲民主党はこうです。

在日米軍基地問題については、地元の基地負担軽減を進め、日米地位協定の改定を提起します。
外交・安全保障 – 基本政策 – 立憲民主党

(※日米同盟時代は否定していません)

国民民主党は安全保障政策においては、アジアに重点を置きます。

外交・防衛では、憲法解釈変更や自衛権拡大に反対であるが、現実的な安全保障政策が必要との立場をとり、日米同盟重視から日中韓を軸とするアジア重視へのシフトを標榜(ひょうぼう)している。
国民民主党(こくみんみんしゅとう)とは – コトバンク

詳しくは公式サイトを参照ください。

さいごに

繰り返しになりますが、国民民主党はかなり若い政党です。

加えて、リベラルと保守が混ざっているため政治の路線を一定に保つことが難しいでしょう。

方向性が定まれば、次の選挙でもう少し議席が確保できるのではないでしょうか。

https://matome.naver.jp/odai/2157808402698474801
2020年01月04日