フセーヴォロド・ミハイロヴィチ・ガルシン 学問上ついている名が本当の名なのです

koitate2016
赤い花、四日間、夢がたり、アッタレーア・プリンケプス。人生には二つの悲劇がある。夢が叶わないこと、夢が叶うこと、ほもびでおに出演すること。

彼らが世界を破壊する
彼らが世界を穢す
彼らが調和を乱す
彼らが全ての命を殺す
全ての命が救われる
永遠の平和が訪れる
一つの命を殺すことによって
一つの種の命を殺すことによって
何も間違っていない
何一つ間違っていない
真理 正義だ

私が常に憂慮しているのは、いつかはついに、人間を殺すのに最も手っ取り早い方法がとれる、何らかの秘密が発見され、諸民族、諸国民全体が滅ぼされてしまうのではないかということです。

フセーヴォロド・ミハイロヴィチ・ガルシン

奴を殺さなければならん、殺すんだ!殺すんだ!そうすれば何もかも終わる、みんな救われるんだ。
『赤い花』フセーヴォロド・ガルシン

ロシアの作家です。かなりマイナーな存在です。

代表作は『赤い花』『四日間』です。

精神に異常をきたし、33歳で飛び降り自殺しました。

中国の文豪魯迅、日本の作家太宰治が、ガルシンの作品を好みました。

『アッタレーア・プリンケプス』は、ほとんど知られていませんが、個人的に好きな作品ですので、良かったら読んでどうぞ。

青空文庫にあります。30分もあれば読めると思います。

『ガールズシンフォニー:Ec ~新世界少女組曲~』というゲームがあるのか。へぇー。

四日間

この男にいったい何の罪があるのだろう?
それに私だって、この男を殺したとはいうものの、何の罪があるのだろう?
『四日間』フセーヴォロド・ガルシン

夢がたり

あたくしは自分の信念を述べようと決心したばかりに、こうしてちょん切られてしまいましたの。
『夢がたり』フセーヴォロド・ガルシン

アッタレーア・プリンケプス

あたしは現在の境涯にまずまず満足ですわ。そりゃここは退屈といえば退屈ですけれど、その代わりだれにも皮をはがれずにすむことだけは、安心していられますもの。
『アッタレーア・プリンケプス』フセーヴォロド・ガルシン

自由の天地へ出ようという一念の前に、痛いくらいが何ですか?
『アッタレーア・プリンケプス』フセーヴォロド・ガルシン

私はもう死ぬか自由になるか、二つに一つです!
『アッタレーア・プリンケプス』フセーヴォロド・ガルシン

たったこれだけの事のために、私はあんなに長いあいだ、つらい苦しい思いをしたのかしら? これんばかりの物を手に入れるのが、私にとっての最高の目的だったのかしら?
『アッタレーア・プリンケプス』フセーヴォロド・ガルシン

https://matome.naver.jp/odai/2157301331653250801
2020年07月12日