【震える心】フランツ・カフカの名作を適当に紹介していく 鳥籠が鳥を探しにいった

koitate2016
離れないようにしっかり指を組んで握り合った二本の手のような、苦悩と喜び、罪と無罪。切り離すには、血肉や骨ごと断ち切らなければならない。優しく抱きしめてあげてどうぞ。それセクハラだから!

世界の創造理由⇒✕
世界の創造方法⇒✕
世界の破壊理由⇒✕
世界の破壊方法⇒〇
一つの生命体に知能を与える。
唯一の間違いが全てのものを殺す。
一夜にして。

民主主義
最大多数の最大幸福の為の最小少数の最小不幸
全ての命を救う為に、永遠平和の為に、
一つの命を殺しても構わない。

彼らが世界を破壊する
彼らが世界を穢す
彼らが調和を乱す
彼らが全ての命を殺す
全ての命が救われる
永遠の平和が訪れる
一つの命を殺すことによって
一つの種の命を殺すことによって
何も間違っていない
何一つ間違っていない
真理 正義だ
全人民を抹殺せよ

100年も経たないうちに、全ての人間を一瞬にして殺す兵器が出現する。
優秀な科学者が集まれば、1ヶ月で出来る。

一人を殺せば殺人者、百万人を殺せば英雄、
全ての人間を殺ろし者、
彼は何と呼ばれるのか?どのように扱われるのか?
彼にどのような罪があるのか?どのような罰を与えるのか?

何て書いても、誰も誰一人本気にしない(≧∇≦)
100年後に気付いて、全員恐怖に震え慄いてどうぞ。
その時になって大慌てしても、完全に手遅れです。

フランツ・カフカ

何人も一番地獄の中にある人々ほどに純粋に歌う者はいない。
我々が天使達の歌と考えているものは、そうした人々の歌なのだ。

『変身』『審判』『城』で知られるユダヤ人作家です。

オーストリア・ハンガリー帝国のプラハで生まれ、生涯のほとんどをその地ですごしました。

彼の作品は、彼が生存中は、殆ど有名になりませんでした。

彼の死後、友人であるマックス・ブロートが整理編集して、発表されました。

カフカの作品は、初めて読むと何だこれは???と思う作品ではないかと。

そして一気に読んでしまう。読み終わった後は、何とも言えないもやもやが残る。

文豪ストレイドッグスの原作者、朝霧カフカ先生の名前の由来です。

また、フランツ・カフカの名前を日本に広めたのは、中島敦です。

一番有名なのは『変身』ですが、個人的には審判が好き。

裁かれる理由が書かれない。意図的に書いていない。

青空文庫に、フランツ・カフカの作品の殆どがありますので、まだ読まれてない方は読んでどうぞ。

ななさ@5030mh

フランツ・カフカの作品より日記のが好きだし見てて気が楽というかなんというか

うけげけ@UkGkkG

ヘルマン・ヘッセ
アルベール・カミュ
フランツ・カフカは三大陰キャなら読んどいて損は無い作家

幻想文学たん@fantastique_tan

「聊斎志異」は清代の怪奇譚よ。芥川龍之介や佐藤春夫などに影響を与えたり、意外なところでは、フランツ・カフカが独逸語に数篇翻訳してその精巧さに賛辞を送ったりしているわ。

変身

ある朝、グレゴール・ザムザは不安な夢から目覚めると、ベッドの中で自分が巨大な毒虫に変わっているのに気づいた。
『変身』フランツ・カフカ

二葉亭四迷の「浮雲」、フランツ・カフカの「変身」、どっちも『ひきこもり』という言葉が無かった時代に書かれた小説ですが、それ故に現象を純粋に捕らえていて面白いです。現代の作家がこのテーマで書くと必ず社会問題的視点が混入してしまうでしょうが、文学にそれは必須項目ではないと思います。

とこ@korokorotoko

変身 フランツカフカ #読了
ある日突然、巨大な虫になったグレゴール。虫らしく新鮮な食べ物はどうも美味しくない、でも、妹のバイオリンの音色は美しいと思う人間の心も残っている。病弱で繊細なカフカの悲痛な心を感じる作品だった。カフカは虫の挿し絵を控える事で読者に様々な解釈を委ねている。 pic.twitter.com/90u3qYbNH8

審判

正義はじっとしていなくちゃいけませんね。そうでないと秤が揺れて、正しい判決ができませんからね
『審判』フランツ・カフカ

「意味もなく待っているような気がしましたね」
「意味もなく待っているなんてことはありませんよ」
『審判』フランツ・カフカ

フランツ・カフカ:「審判(訴訟)」の労働者の逃亡寸前な窮屈さと滑稽さ、第九章の創作者の饒舌な孤独にはしみじみと感動します。すべての短編、寓話にはカフカの生活の奥底に準拠する見えない九章までがあるにちがいない。  ――リブロ渋谷 市川春子さんの本棚

https://matome.naver.jp/odai/2157251526891809701
2020年07月25日