犬の知能は、人間でいうと２～３歳児ぐらいの知能があり、介助犬・盲導犬・警察犬と様々な分野で人間を支えてくれています。
今回は、その中でも最も賢い犬種を１０種類紹介します。
10位 オーストラリアン・キャトルドッグ
オーストラリアン・キャトルドッグは、オーストラリア出身の牧牛犬種。
本種の犬の中で最も有名なのは、ギネスワールドレコーズ公認の世界最高齢記録を持つ犬、「ブルーイー(Bluey)」（1910年6月7日 – 1939年11月14日）である。
ブルーイーは老衰により天寿を全うしたが、世界一長寿だった犬としての記録を持ち続けている。29歳5ヵ月であった。
9位 ロットワイラー
ロットワイラーは、ドイツ原産の牧牛犬種。
知能が非常に高く、学習能力が優れています。また物静かで堂々としています。
この賢さから、海外の映画やドラマで演技をこなす俳優犬の定番犬種といえばこのロットワイラーです。
8位 パピヨン
パピヨンは、フランス原産の小型愛玩犬。
16世紀のフランスにて王侯貴族の寵愛を受けていた犬で、特に王妃マリー・アントワネットが可愛がっていたとして有名です。
風になびく滑らかで美しい長毛が特徴で、特に耳周りと尻尾の飾り毛は美しく、気品を感じさせる佇まいです。
７位 ラブラドール・レトリバー
ラブラドール・レトリバーは、カナダ原産の狩猟。
特徴は、優しく温和で従順で人懐っこいことです。人懐っこいがゆえ、番犬には向きませんが、とても賢いのでしつけがしやすく、訓練などにも耐えてすぐに覚えることができるので盲導犬などに向いています。
また、ラブラドールレトリバーの特徴は、水かきがついていることです。水をよく弾く上毛と冷気を通さない厚い下毛からできているので、寒さにも強い犬種です。
６位 シェットランドシープドッグ
シェットランドシープドッグは、スコットランド原産の牧羊犬。
その長い名前を縮めて「シェルティ」という愛称で親しまれています。シェルティは牧羊犬ではありますが、家畜が牧草地に隣接した畑に侵入して畑や作物を荒らさないように、吠えて警戒する役割であったとされています。
小型のコリーとされていますが、ラフ・コリーとは足と胴体のバランスや首の位置などのプロポーションが異なるため、そのまま大きくしてもラフ・コリーの外見にはなりません。
5位 ドーベルマン
ドーベルマンは、ドイツ原産の警備犬です。
見た目から怖いイメージがありますが、ドーベルマンは利口で警戒心が強い性格です。警戒心を解いた時にみせる、優しくて人懐っこく甘えん坊な一面が魅力です。番犬には最適です。
4位 ゴールデン・レトリバー
ゴールデンレトリバーは、イギリス原産の狩猟犬。
飼い主に忠実で、人と一緒に働くことを喜びとする犬種です。他の犬や動物とも友好的な関係を築きやすく、性格はとても穏やかです。人に懐きやすいため番犬には向きません。
頭が良く、訓練性能が高いため、盲導犬、介助犬、警察犬にも適しています。また、水鳥の猟犬として活躍していたため、水遊びを好みやすいです。
3位 ジャーマン・シェパード
ジャーマン・シェパードは、ドイツが原産の牧羊犬。
ジャーマンシェパードには、従順さ、訓練のしやすさ、冷静さの3つの素晴らしい特徴があります。警察犬や軍用犬としても活躍しているので、しっかりとしたしつけをすれば良いパートナーになれる犬種です。高い忠誠心を持つ一方で、甘えん坊なので飼い主が変わったりすると分離トラウマで神経質になったりします
2位 プードル
スタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルと大きさにより４種類に分類される、フランス出身の犬種です。
その中でもトイプードルは大変聡明で、運動能力があり、好奇心が強く、プードルのバラエティの中では最も賢いとも言われることがあります。
盲導犬、聴導犬、セラピードッグなど活躍の幅は広いです。プードルの賢さから北欧には「プードルのように賢い」という表現があるほどです。
第１位 ボーダー・コリー
ボーダーコリーは、イギリス原産の牧羊犬。
大変頭がよく、活発で、作業意欲の強い性格です。注意深く洞察力があり、作業中は状況を判断して自分で動くことができます。
家族には大変愛情深い一方、知らない人や犬には関心が薄く、犬同士で遊ぶことより人間と作業することを好む傾向があります。
