【原発マネー】関西電力 金品授受問題

kanden
2019年9月27日に発覚した関西電力の原発マネー問題。ゆゆしき問題だと考えます。法律に違反していないと弁明するものの社会の厳しい目に対して説明をしたとは到底言えない状況です。関電はもちろん、政府、株主、大阪府、大阪市、国民の声をウォッチしていきます。

金品の授受は「中元、歳暮、就任祝いなどさまざまな名目」とした上で、「(元助役との)関係が悪化した場合、原子力の事業運営に悪影響が出るのではないかと思い、返すことに少し逡巡(しゅんじゅん)した」と述べた。

金品を提供していたのは高浜町の森山栄治元助役(今年3月に死亡)で、関電の原発関連工事を請け負う同町の建設会社から工事受注の手数料として約3億円を受領。森山氏は2017年までの7年間、関電幹部に金品を提供していたとされる。

社内調査は、外部の弁護士も加わり、昨年7月に開始。同9月に結果がまとまったが、関電は公表していなかった。岩根社長は公表を見送った理由について、「(金品授受は)不適切だが、違法とまではいかないと判断した」などと釈明した。

関西電力の八木誠会長ら経営幹部が、福井県高浜町の元助役(故人)から総額3億2000万円相当の金品を受け取っていた問題で、元助役が原発の担当幹部を中心に金品を提供していたことが27日、分かった。

「常識の範囲を超える金品は受け取りを拒んだり、返却を試みたりしたが、強く拒絶されたため一時的に個人の管理下で保管していた」

菅原一秀経済産業相は二十七日の閣議後会見で「事実であれば極めて言語道断。ゆゆしき事態だ。事実関係を徹底解明して、厳正に処する」と述べた。同日午前に関電側から事情を聴いていることも明らかにした。

2019年9月27日 問題発覚・関西電力記者会見

https://matome.naver.jp/odai/2156961023874896001
2019年09月28日