地下アイドルもリアル!『だから私は推しました』が絶賛されている件

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良質なドラマ枠として定着したNHK深夜ドラマ「よるドラ」枠。放送中の第3弾『だから私は推しました』も地下アイドルの世界観をリアルに再現。脚本家界トップの森下佳子による予想外のストーリーと、主演の桜井ユキや白石聖らの熱演もあり、絶賛されている。

◆今、ドラマ好きに最も支持されているNHK「よるドラ」枠

『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』(2019)

今年、ドラマフリークの中でもっとも熱い支持を集めているのは、毎週土曜23時30分から放送されているドラマ枠『よるドラ』(NHK)。
NHK『だから私は推しました』が絶賛を集める理由…単なるアイドルドラマではない感動作 | ビジネスジャーナル

2018年から始まったこの枠は、昨年はBSプレミアムで放送された『植物男子ベランダー』を再放送していたが、今年に入ってオリジナルドラマに着手。
よるドラは新しい才能を発掘する実験場に?|Real Sound|リアルサウンド 映画部

攻めた企画が続いており、NHKのドラマ10と並ぶ挑戦的なドラマ枠だ。
金子大地と谷原章介のラブシーン|Real Sound|リアルサウンド 映画部

◆毎回、熱狂的なファンを生み、良質なドラマ枠として定着

『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』(2019)

深夜帯のドラマ枠であるにもかかわらず、ここまで『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』の2作で熱狂的なファンを生み出している。
NHK『だから私は推しました』が絶賛を集める理由…単なるアイドルドラマではない感動作 | ビジネスジャーナル

尖った作風ながら良質のドラマを生み出す枠として定着しており、若者世代に向けたNHKの取り組みが奏功したと言えよう。
『腐女子』も好調、若い世代向け枠として定着するNHKよるドラ | ORICON NEWS

『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』が、4月クール放送の“質の高いドラマ”を表彰する『第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で、最多3部門を受賞。
『腐女子、うっかり〜』、苦心の末に辿り着いたパーソナリティーに寄り添う表現 | ORICON NEWS

◆現在放送中のよるドラ枠第3弾『だから私は推しました』

『だから私は推しました』(2019)

桜井ユキ

NHK総合の“よるドラ”枠では、「ゾンビ」「腐女子」に続く第3弾として「地下アイドル×女オタ」を題材に描く『だから私は推しました』を7月27日より放送する(全8回)。
『ごちそうさん』森下佳子、“よるドラ”で地下アイドル×女オタ描く | ORICON NEWS

同ドラマは「地下アイドル×女子オタ」をテーマに、生きづらさを抱えるヒロインのOLが、地下アイドルと出会い“オタク沼”にハマることで人生が変わる姿を描く。
桜井ユキが“地下アイドル沼”にハマるOL役! 共演に話題の美女・白石聖ら (1/2) | 芸能ニュースならザテレビジョン

主演を務めるのは桜井ユキ。地下アイドルのメンバーを白石聖、松田るか、田中珠里、松川星、天木じゅんが演じる。
ハライチ澤部出演、NHK「よるドラ」第3弾はOLがハマる地下アイドルの“沼” – お笑いナタリー

◆脚本は大ヒット作多数、業界トップの森下佳子

森下佳子

脚本を手掛けるのは『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など、これまで数々のヒット作を生み出してきた森下佳子さん。
『だから私は推しました』脚本家・森下佳子が語る「地下アイドルの“危うさと美しさ”」 | 文春オンライン

森下佳子:1971年大阪生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。『世界の中心で、愛を叫ぶ』『白夜行』『JIN-仁-』『義母と娘のブルース』など、話題作を多数手掛ける。朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』で、第32回向田邦子賞と第22回橋田賞を受賞。
(4ページ目)『だから私は推しました』脚本家・森下佳子が語る「地下アイドルの“危うさと美しさ”」 | 文春オンライン

◆単なる地下アイドルの話ではない重層的で予想外なストーリー

桜井ユキ

地道に健気に頑張る地下アイドルと、それを支える女子アイドルオタクの切なくも可愛い物語……であろうはずもない。と思ってはいたものの、第一話の冒頭に登場したのは、警察での取り調べシーン。
桜井ユキの「感情の暴発」を見逃すな 連ドラ初主演『だから私は推しました』で見せる力量|Real Sound|リアルサウンド 映画部

ドキュメンタリーを思わせる成長物語やエンタメ度の高いサスペンスなどの側面も含めて、重層的な作品と言える。
NHK『だから私は推しました』が絶賛を集める理由…単なるアイドルドラマではない感動作 | ビジネスジャーナル

コメディ、サスペンス、成長物語と、どのジャンルにも収まりきらない“予想外のストーリー”が話題を呼んでいる。
『だから私は推しました』脚本家・森下佳子が語る「地下アイドルの“危うさと美しさ”」 | 文春オンライン

◆地下アイドルの世界もリアルに再現

姫乃たまの

ドキュメンタリー要素のベースとなるアイドルシーンの描写は、「これまで放送されたどの作品よりもリアル」という好意的な声が目立つ。
NHK『だから私は推しました』が絶賛を集める理由…単なるアイドルドラマではない感動作 | ビジネスジャーナル

これは現場の再現にしっかり時間とお金をかけるNHKらしい制作姿勢であり、地下アイドルとしての活動歴を持つ姫乃たまの「地下アイドル考証」によるものだろう。
NHK『だから私は推しました』が絶賛を集める理由…単なるアイドルドラマではない感動作 | ビジネスジャーナル

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2019年10月02日