画家を題材にした文学作品10を紹介していく 闇にも歓びあり、光にも悲あり

ポケナイ
『生れ出づる悩み』有島武郎『画の悲しみ』国木田独歩『地獄変』芥川龍之介『きりぎりす』太宰治『色ざんげ』宇野千代『フランダースの犬』ウィーダ『月と六ペンス』サマセット・モーム『制作』エミール・ゾラ『浮世の画家』カズオ・イシグロ『ほもの悲しみ』KBTIT

目次

『生れ出づる悩み』有島武郎
『画の悲しみ』国木田独歩
『地獄変』芥川龍之介
『きりぎりす』太宰治
『色ざんげ』宇野千代
『フランダースの犬』ウィーダ
『月と六ペンス』サマセット・モーム
『制作』エミール・ゾラ
『浮世の画家』カズオ・イシグロ
『ほもの悲しみ』KBTIT

歴史に名を残すことなく、消えていく画家が無数にいる。

悲しいけど、これ現実なのよね。

画などと云うものは、男子が一生を捧げてやる仕事では決してないのだ。

云わば余戯なのだ。なぐさみなのだ。そのかわりにほもびでおを仕事にしろ!

生れ出づる悩み

ほんとうに地球は生きている。生きて呼吸している。この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生まれ出ようとするものの悩み――それを僕はしみじみと君によって感ずる事ができる。それはわきいで跳り上がる強い力の感じをもって僕を涙ぐませる。
『生れ出づる悩み』有島武郎

金を持たない人間は、夢に挑戦する権利を持たない。

所詮、世の中、金が全てか。金!暴力!それこそが正義!

画の悲しみ

足をばたばたやって大声を上げて泣いて、それで飽き足らず起上って其処の石を拾い、四方八方に投げ付けていた。
『画の悲しみ』国木田独歩

地獄変

あのさっきまで地獄の責苦に悩んでいたような良秀は、今は言い様のない輝きを、さながら恍惚とした法悦の輝きを、皺だらけな満面に浮べながら、大殿様の御前も忘れたのか、両腕をしっかり胸に組んで、佇んでいるではございませんか。それがどうもあの男の眼の中には、娘の悶え死ぬ有様が映っていないようなのでございます。唯美しい火焔の色と、その中に苦しむ女人の姿とが、限りなく心を悦ばせる、そういう景色に見えました。
『地獄変』芥川龍之介

教科書に載っていますので、多数の方が読んでいると思います。

『宇治拾遺物語』を題材にしています。

良秀は、大殿に絵を描くことを命令される。

見たものでないと書けない。大殿は一計を案じる。

なお『邪宗門』は、大殿の子である若殿が主人公です。

犠牲の許容という問題。

芸術の為に、自らの娘を犠牲にした。

我々は日常生活に於いて、この作品と同じようなことをしているのではないか?

そんなことより、この絵はなんなんだろう。もう少し何とか出来たでしょうよ。

ほもぶたの調教に忙しかったのかな?私も調教して欲しい。

きりぎりす

私は、あなたを、この世で立身なさるおかたとは思わなかったのです。死ぬまで貧乏で、わがまま勝手な画ばかり描いて、世の中の人みんなに嘲笑せられて、けれども平気で誰にも頭を下げず、たまには好きなお酒を飲んで一生、俗世間に汚されずに過して行くお方だとばかり思って居りました。私は、ばかだったのでしょうか。でも、ひとりくらいは、この世に、そんな美しい人がいる筈だ、と私は、あの頃も、いまもなお信じて居ります。
『きりぎりす』太宰治

貧乏でうだつの上がらない画家と結婚する。

一生貧乏暮らしだろうそれで良いと考えていたが、

夫は成功し、成功し続ける。

題名の由来は、童話のありときりぎりすからだと考えられます。

色ざんげ

宇野千代先生の作品です。って、男性でご存知の方は、かなり少ないかと。私も知らなかった。

図書館に行こうとした時に、図書館のエレベーターの手前に落ちてた。それで覚えた。

もちろん、野球ボールをヘディングシュートした方では、ありません。

(誰なんだろう?すっとぼけ)

宇野千代先生は、一時期、画家の東郷青児と付き合っており、その実体験をもとにしています。

フランダースの犬

二人が生きている間に一生懸命求めていたものを、死んで何もいらなくなった今になってはじめて、アントワープの人達が与えたのです。
『フランダースの犬』ウィーダ

月と六ペンス

恋は人が幻影だと頭でわかっているものに肉体を与え、幻影にすぎぬと知りつつも、幻影を真実より好ませるのである。恋は人を本来の自分よりも少し大きくするが、同時に少し小さくもする。
『月と六ペンス』サマセット・モーム

フィンセント・ファン・ゴッホの友人であった画家ポール・ゴーギャンを題材にしています。

月という夢と六ペンスという現実。

ポール・ゴーギャンは、株式仲介人として働いており、妻と子供と裕福な暮らしをしていました。

それらを全て投げ捨てて、ほもび男優(画家)になろうと決心する。

制作

エミール・ゾラのルーゴン・マッカール叢書の十四作目にあたります。

子供時代エミール・ゾラは、フランスのエクスに引っ越します。

そこに馴染めず、いじめられていた時に、彼を救ったのが、後に知られる画家ポール・セザンヌです。

この作品は、彼をモデルにしています。

主人公は、最後には精神を病み、自殺する。

あのさあ、ゾラっち、いったい何書いてくれんの?

とぶちぎられて、二人は仲違いします。あたり前田のクラッカー。

浮世の画家

2017年ノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人の、カズオ・イシグロ先生の作品です。

NHKで、ドラマ化したので、観た方も多いかと。

戦後の日本を舞台にした作品であり、老画家を渡辺謙さんが演じています。

未だ、カズオ・イシグロ先生の本は、きっちり読んでいないんだよな。

今度、きっちり読み直す予定。

ほもの悲しみ

ほもにも歓びあり、ゆりにも悲あり
『ほもの悲しみ』KBTIT

淫夢戦争において、最も恐れられた拷問官、KBTIT先生の自伝です。

淫夢戦争終結後、彼は武器を捨て、学校で美術を教える。

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2020年06月24日