鳥取県立米子東高等学校　２８年ぶりに夏の甲子園出場決定！！【米東】

鳥取大会の決勝戦が27日、米子市民球場で行われた。連覇を狙う鳥取城北と、春夏連続の甲子園を狙う米子東による一戦だった。

初回に鳥取城北が先制すれば、その裏米子東がすぐさま逆転。3回にも鳥取城北が逆転すれば、その裏米子東が追い付くという、まさにシーソーゲームとなった。試合が決まったのは8回裏、鳥取城北が4対3とリードの場面から米子東が7番・長尾 駿の左越えの一打で2点を挙げ逆転に成功した。9回表は三者凡退に抑え、米子東が28年ぶり14回目の優勝と春夏連続出場を決めた。
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１点をリードされた八回。４番岡本が１死から右前打で出塁し、５番福島悠が内野安打で続く。２死一、二塁とし、７番長尾駿が左翼フェンス直撃の２点二塁打で試合をひっくり返した。
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紙本監督は「得意の接戦で、うちの粘り強さが出た」と笑顔で振り返った。今春の選抜は初戦敗退。主将の福島康は「甲子園では応援団と校歌を歌いたい」と意気込んだ。
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県内屈指の進学校。センバツは故障者もいて、選手登録枠に満たない15人で戦った。大会後に15人が入部して競争は激化し、紙本庸由監督は「全く別のチーム」と強調する。春には手にできなかった96年春以来の聖地勝利へ準備は整った。
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最後の打者をアウトにし、優勝を決めた米子東の選手たちは、歓喜の輪をつくることなく、ホームベース付近で相手と向き合って整列した。一礼し、仲間より先にライバルの鳥取城北の選手と抱き合い、握手を交わした。喜びを爆発させたのは、校歌を歌い終え、スタンドへあいさつに行くときだった。
yahooスポーツ

旧制鳥取県第二中学校を起源とする米子東高校。校訓の「質実剛健」にふさわしく部活動や進学実績で鳥取県屈指の実績を誇る。部活動では、野球部が2019年春の選抜高等学校野球大会への出場を決めた。また全国高校クイズ選手権へは16回も出場する快挙を成し遂げている。卒業生は政治家や法曹、実業家など鳥取発の頭脳として多くのインテリ分野で活躍している著名人が多くいる。2018年度卒業生は東京大と京都大へ計6名が現役進学。
米子東高校の進学情報　2018年度 – 高校の真の実力。大学現役進学先に見る入学偏差値と卒業偏差値

米子東（鳥取）　米子市にある１８９９年創立の県立校。春夏連続の甲子園出場で夏は２８年ぶり１４度目。春は９度出て６０年に準優勝。卒業生にプロ野球元広島投手の宮本洋二郎氏、直木賞作家の桜庭一樹氏ら。
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第９１回選抜高校野球大会で「応援団賞」の優秀賞（５校）に選ばれた米子東高に８日、記念の盾が贈られた。毎日新聞鳥取支局の有田浩子支局長から田中宏校長に手渡された。３月２４日の初戦には在校生や地域住民、卒業生ら６０００人を超える人たちが大声援を送った。
応援団優秀賞、米子東に記念の盾　受賞励みに夏へ意欲　／鳥取（センバツLIVE！） – Yahoo!ニュース

「山陰のおかわり君」のあだ名で知られる主砲・福島悠高内野手（3年）は１８５センチ、９５キロと恵まれた体格からの豪快なスイングが最大の持ち味。

岡本大翔　攻守に夢ふくらむ大型遊撃手。リーチと読みの鋭さで長打を放つ。投げても140超の逸材
岡本大翔(米子東 2年) | 週刊野球太郎 ドラフト候補選手名鑑

2年生なら、米子東・岡本大翔遊撃手(188cm85kg・右投右打)がどう変わっているかも興味深い。センバツでは、「全国」の緩急にビックリしているような打席での戸惑いぶりだったが、今は自分のリズムで打席に入り、打ってもヒットにならないボールは捨て、打ちたいボールだけを打ちたいように打っている。そんな印象の、伸びやかな打ちっぷりの予選に見えた。
今年の甲子園に漂う打撃戦の予感。地方予選で見た本物の注目野手たち。（Number Web） – Yahoo!ニュース

センバツで札幌大谷を相手に8回8安打4失点とまずまずの好投を見せた森下祐樹投手がいる。130キロ中盤のストレートに変化球を織り交ぜる左腕投手。完投の多いスタミナも十分な投手。また俊足でもあり身体能力の高さが評価される。
夏の高校野球・ 鳥取大会の展望（2019）と注目選手：ドラフト注目度C | ドラフト会議ホームページ2019 Draft home page

投手では2年生の178cm右腕の山内陽太郎投手、左腕の土岐尚史投手も春に成長をしており、次期エースを争う。
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