「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著)とは
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作
【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された | 瀬尾まいこ |本 | 通販 | Amazon
「そして、バトンは渡された」の概要
flickr P1240694 by rail02000
もうね、一発で瀬尾まいこさんのファンになりました。
本屋大賞1位にも納得!
・幸せな気持ちをわけてもらえる本
・だからこそ、大切な人に読んでもらいたい本
本書では父親が三人、母親が二人いる優子を中心に物語が描かれていますが、優子がマイペースでのほほんとしているので、あまり背景を重く捉えず、読者はさらりと作品に入り込むことができます。
そして、作品に入り込んできた頃に、血の繋がりを思い知らされ、でも愛情を注ぐのに血の繋がりなんて関係ないというメッセージが届きます。
これは僕自身も強く実感していることで、もちろん自分の子どもは可愛いのですが、妻はあくまで他人であり、二人に注ぐ愛情に変わりはないと思っています。
結局、誰を愛するのかという、非常に能動的な行為なのではないでしょうか。
『そして、バトンは渡された』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで! | よなよな書房
『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)を読んでから、私はずっと穏やかで温かく、幸せな気持ちでいることができています。時には辛かったり、沈んでしまうこともありますが、ふと、この家族のことを思い出して、そして自分が大切に思う人のことを思い浮かべて、笑顔になれるのです。
【書評】『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ – 横丁カフェ|WEB本の雑誌
みなさんの感想をまとめてみました
ガブリヨル@gabriyoll
星月つきこ@HosizukiThukiko
HaruKan@harukan113
いや〜さすが本屋大賞受賞作品だけあって読みやすさ抜群だし安定感さえ感じた。
第1章の最後の森宮さんの言葉は心にしみたな〜また読みたくなる時がきっと来る一作です
777@tomatosaka
ぱんだもん@pandamooon7