韓国のポスコの製鉄所が止まる事故が発生

https://matome.naver.jp/odai/2156243494060643501/2156243663560722503
停電により5基が全部止まり電力は回復したがまだ4基が再稼働してない。
稼動中断が長期化すれば最小400億ウォン(約37億円)、最悪の場合には数千億ウォンの損害が発生する恐れがあるとの観測が出ている。
停電の余波で高炉の送風機が止まりさらに大きな問題が生じた。
製鉄所の高炉は送風機が送った熱風で銑鉄を溶かすが、送風機が止まったために稼動も中断された。
1日午後現在第4高炉は整備を終え正常稼働中だが残り4基は止まっている。
ポスコは「2日夕方までにすべての高炉を正常稼働するだろう」と明らかにした。
稼働中の高炉が停まると言う事はその高炉がスクラップになると言う事と同じだ。

https://matome.naver.jp/odai/2156243494060643501/2156243663560722603
復旧には長大な時間が掛かる事になるだろう。
その間功罪は全面的に輸入に頼るしか無いわけだが、日本の銀行の信用状の無い状態での暢達が上手く行くのかは別の問題であろう。
日本の阪神淡路震災の時神鋼の高炉が中に部材満載の状態で停止した時は高炉のドテっ腹に穴を開けて高炉の中にブルドーザーを入れて有毒ガスと高熱の中、中の部材を外に掻き出すと言う無謀な作戦が実行された。
この為わずか70日程度での生産の復旧が可能になった。
18〜24時間くらいなら余熱で何とかなる。
それを過ぎたら、赤熱しているうちに高炉の腹に穴を開けてユンボで掻き出す。
ユンボはダメになるけど、高炉よりは安いから。
でも48時間は持たないと思う。
それはつまり、新日鐵からの技術支援の無い状態で高炉をゼロから構築すると言う事だ。
ソレはポスコの廃業とほぼ同じ意味になる。
製鉄所が大気汚染物質を排出していて、自治体に停止処分を出されていた
汚染物質排出問題で全国各地の製鉄所が地方政府から操業停止処分を受けている。
製鉄所の高炉は消えない火の象徴であり、10日間の操業停止は世界的に類例がない。
今回の行政処分で鉄鋼業界は少なくとも2兆ウォン(約1840億円)の被害が生じると予想している。
鉄鋼業界、韓国鉄鋼協会などによると、4月下旬から地方政府が製鉄所に行政処分を課し始めた。
全羅南道は4月24日、ポスコの光陽(クァンヤン)製鉄所に行政処分の事前通報をした。
慶尚北道も先月27日、浦項(ポハン)製鉄所に10日間の操業停止処分を事前通知し、検察に告発した。
唐津(タンジン)の現代製鉄所はさらに厳しい状況だ。
先月30日、忠清南道は聴聞手続きなく10日間の操業停止処分を決めた。
現代製鉄は来月15日から高炉を10日間停止しなければならない。
現代製鉄は行政審判または行政訴訟を考慮している。
大気環境保全法には排出施設を稼働する際、排出施設から出る汚染物質に空気を混ぜて排出する行為を禁止しているが、鉄鋼業界がこれを違反したというのが理由だ。
停止処分に従わないからわざと停電させた?
すぐには高炉は止まらない。
処分が下ったところでそれに従うかどうかは製鉄所の判断になる。
そこでわざと停電を起こして強制停止に追い込んだと。
たかが33分の停電でここまで深刻な事態になるのであれば、わざと電力を止めて無理やり停止処分に従わせる動きが出ても不思議はないと思う。