レモン香る中世の港町アマルフィ観光【南イタリア】

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世界遺産アマルフィの歴史、大聖堂、語源(ヘラクレスに愛された妖精の伝説神話)、映画、エメラルドの洞窟、ポジターノへの行き方などについて紹介します。観光スポットは地図と対応させました。
アマルフィ

地中海を代表するリゾートの町。

カプリ島の東にある世界遺産です。

アマルフィの写真といっても実際はポジターノだったりしますが、

ここも世界中から観光客が訪れる可愛い街です。

古代神話の町
語源はギリシャ神話の勇者の恋人、この地に眠る美しき女精霊だそうです。

ヘラクレスと彼が愛した妖精アマルフィは仲睦まじく暮らしていたのですが、ある日突然アマルフィが命を落としてしまいます。その死を深く嘆き悲しんだヘラクレスが世界一美しい海岸を見つけ、そこに彼女を葬ったのです。
【イタリア世界遺産】世界一美しいと称される「アマルフィ海岸」の魅力|エアトリ(旧 DeNAトラベル)

世界中を探し回り、彼女の名を永遠に残すとは、さすが男です。

「世界一美しい海岸」の町

カーブの先に、写真映えする愛らしい街が、次々と展開します。

ルパンが愛車で駆け抜けそうな道。

marina di Praia
Via Marina di Praia, 84010 Furore SA, イタリア

だって、言ったのはヘラクレスですよ? ワタクシは思ったのです――熱海にそっくりだ、と。俯瞰で見れば、ほぼ一緒。大きな差があるようには思えません。
熱海と大差ない、「世界一美しい」アマルフィ海岸 | カルチャー | 最新記事 | ニューズウィーク日本版

街並・料理・歴史美術をよそに地形だけしか見ないと、それは「コスパがよくない」でしょう。

映画「アマルフィ 女神の報酬」の舞台
ロケ地は町を見晴らす絶景の五つ星ホテルです。
hotel Santa Caterina
Via Mauro Comite, 9, 84011 Amalfi SA, イタリア

織田裕二と天海祐希が泊まったホテル。私の人生史上最高のルームサービス。もうこれは一生更新されることはないでしょう。
『20009年新婚旅行☆ローマ→ナポリ→憧れのアマルフィの旅~アマルフィ編~』by miyaさん【フォートラベル】

中世の”海の共和国”
イタリアで最も古い海運都市国家(9世紀)です。
Porta della Marina
Piazza Duomo, 9, 84011 Amalfi SA, イタリア

「海の門」の横にあるタイル画は、かつてのアマルフィが地中海沿岸を股にかけていたことを描いています。
アマルフィ

地中海の覇権を最初ににぎり、あとにイタリアがルネサンスとして開花する始まりの芽となりました。

ヴェネチア、ピサ、ジェノバとともに4大海洋都市国家だった
『アマルフィ(Amalfi)』アマルフィ(イタリア)の旅行記・ブログ by noelさん【フォートラベル】

羅針盤(航海用)の発明者フラヴィオ・ジョイア像。

カンマの読み違いで架空という説もあり、13世紀と昔過ぎて謎に包まれます。

piazza Flavio Gioia
Via Camera, 4, 84011 Amalfi SA, イタリア

人類史を変えた東洋の発明品、「紙」が、羅針盤が、ここを経由し、運ばれた。
イタリア・ソレントとアマルフィ海岸(4編) – 宮 栄多郎 歴史と風土の旅

レモンの町

洋なしのようですが、着色料など使いません。

崖にレモンの木が沢山並び、町には雑貨や壁画などレモンの風景があふれて、黄色がまぶしいです。

レモンパスタや、おっぱい型のレモンケーキが美味しいです(後述)。

甘くて大きな果実を実らせるのが特徴的。皮の表面がゴツゴツしているのも個性的です。酸っぱいはずだとちょっぴり覚悟をしながら味見してみると、あら不思議、とても甘い。
アマルフィの食文化とレモン。レモン畑を見学。|玉木 春那|note

エメラルドの洞窟

緑の洞窟
今までに見たことのない、忘れられない緑。
オールでたたくと「エメラルドの雨」が降ります。

青の洞窟と違い、波が高くてもエレベーターで行けます。

町から車か船で15分。地元では同じくらい有名ですが、日本人には穴場です。

grotta Smeraldo
Via Smeraldo, 84010 Conca dei Marini SA, イタリア

大聖堂

“黄金のドゥオモ”
夕暮れに金色にきらめき始めます。
下の文様まで黄金に輝きます。
黙示録のモザイク
天国の回廊

アラブ風なアーチと椰子がエキゾチック

中世の人が想像した地上の楽園
墓地なのに爽やかすぎ

回廊にある中世のモザイク

喧騒から離れた静かな異空間

抽象デザインの古いモザイク模様

朽ちてなおきらめく金のモザイクもイスラム風

東洋と西洋、キリスト教とイスラム教が出会う場所

付属美術館
最初の大聖堂だった古い建物(9世紀)
豪華な宝物でいっぱい
地下聖堂

並みの宮殿より豪華な天井

左端の黒い像の下に、十二使徒アンドレの遺体があります。
骨から奇蹟の聖水がにじみ出ると言われています。

なんとなーく表面に液体の煌めきを見たのですが恐くて正視できず
12.ドゥオーモ(大聖堂)はアマルフィのランドマーク ( 旅行 ) – 極楽な日々 – Yahoo!ブログ

時間:7:30-19:45
入場料:5ユーロ
Amalfi Duomo
Via Duca Mansone I, 84011 Amalfi SA, イタリア

おすすめお菓子

アンドレア・パンサ

江戸時代1830年創業という超老舗。

※左隣はすてきな紙屋さんです。

La Scuderia del Duca
Via Duca Mansone I, 12, 84011 Amalfi SA, イタリア

町の中心ドゥオモ広場を見ながら。

河を埋め立てたお土産屋ぎっしりのストリートへと続きます。

Andrea Pansa
Piazza Duomo, 40, 84011 Amalfi SA, イタリア
「レモンの喜び」

デリツィエ・アル・リモーネ Derizie al Limone

すぐ隣にある菓子工房で出来立ての柔らかいクリームが最高です。

レモンのクリームがかかっていて、中はフワッフワのスポンジ、更に中心部にはレモンクリームが!!これ、大好きで、、フィレンツェではそうそう食べれないし、本場で食べれて感激!
アマルフィ海岸の景色とドルチェと | フィレンツェの自然療法士ラクシュミー優

甘さを控えめにしてさわやかなレモンの味が活かされていて、とってもおいしかったです♪
『*母と娘のわがままイタリア旅行vol.5*~アマルフィの夜は花火と共に~』by エズさん【フォートラベル】

ホワホワの生地に挟まれて、レモンのカスタードなクリームが入っております♪生地は「ぺこちゃんのほっぺ」のような軽さ…。
『無限のテラスにようこそ~♪ 夏の旅⑪ ~アマルフィ周辺散策編~』by はぁみさん【フォートラベル】

おすすめレストラン

アポストリ
幻の「レモンパスタ」

レモン+クリームソースというのが新鮮です。

爽やかな酸味でさっぱりとしつつ、コクもあり美味しいです。

Taverna degli Apostoli
Via Sant’Anna Piccola, 5, 84011 Amalfi SA, イタリア

一番の絶品はレモンパスタ、味付けが予想以上においしくてびっくり。隠し味のカシューナッツが何とも言えない風味でもう一度食べたい。アンチョビのレモンソースが新鮮でおいしかったです。2日間で食したどの料理も美味しく、満足度100点です!
Taverna degli Apostoli (アマルフィ) の口コミ1,244件 – トリップアドバイザー

ラブサイド
可愛い広場に面した気持ちのよい外の席がオススメです。
L’Abside
Piazza dei Dogi, 31, 84011 Amalfi SA, イタリア

茄子のパルミジャーナが絶品!ポピュラーな作り方に一工夫加えていて、ライトな仕上がりです。
2012 イタリアたび~アマルフィ~ | イタリア料理教室ラ・ミモーザ『おいしいおきにいり』

マリーナ・グランデ

地中海の風を感じながら、日本人の口にあう魚料理を食べると、

爽やかな幸福感が、地中海の太陽のように広がります。

Marina Grande
Viale della Regione, 4, 84011 Amalfi SA, イタリア

新婚旅行の最高の思い出。南イタリア旅行で一番美味しかった!パスタはエビ、貝、イカとたくさん入っていて魚介のだしがきいて本当に美味しい。スカンピの入っている魚介のリングイネが最高です。ムール貝のスープがスープと言うよりムール貝山盛りの大皿でした。
Restaurant Marina Grande (アマルフィ) の口コミ1,553件 – トリップアドバイザー

お米が魚介の旨みをぎゅっと吸い込んでいました。絶妙な出汁と塩加減です。日本のイタリア料理店ではなかなか食べることのできない一品でした。
【アマルフィ】眺めの良いレストラン「マリーナ・グランデ Marina Grande」 – LOVE TRAVEL×イタリア旅行

街歩き

聖アンドレアの泉

ミケランジェロの弟子作

十二使徒アンデレは、ペトロの弟です。
スコットランドの守護聖人で、ゴルフ発祥地の名前にもなりました。

piazza Duomo
Piazza Duomo, 84011 Amalfi SA, イタリア
波止場からの町景
wharf Amalfi
Amalfi casa elisa, 84011 Amalfi SA, イタリア
wharf east Amalfi
Via Repubblica Marinae, 1, 84011 Amalfi SA, イタリア
アマルフィのミニチュア

トンネル脇にクリスマス飾り模型があります。

欧米のおばさまは大興奮。

presepio
Via Cardinal Marino del Giudice, 77, 84011 Amalfi SA, イタリア
砦と共同墓地
登る元気があれば見晴らしは最高です。
torre dello Ziro
Via S. Sebastiano, 15, 84010 Atrani SA, イタリア

迷宮的な都市空間

秘密の通路を歩いている気分

夜景

アクセス

ポジターノやカプリ島、ソレント、サレルノへ行けます。

ポジターノへはバスでも行けますが、40分立ちっぱなしで、行き過ぎる危険もあります。

海からが中世からの表玄関。
かつては道もない陸の孤島でした。確かにこんな土地なら、海で生きていくしかありません。

オープンバス
ラヴェッロへ行けます。
渋滞の日焼け注意。
駐車場
amalfi parking
Via Cardinal Marino del Giudice, 28, 84011 Amalfi SA, イタリア
【おまけ】アマルフィペーパー
中国の製紙技術が国内で最も早く伝わり、
13世紀には製紙産業が始まりました。荒々しい岩肌から流れ出た水量豊富な清流で
手すき紙が作られてきました。

今でも、しっとりした質感の最高級品が、結婚式の招待状や、蝋で封印する中世の王族の手紙のようなレターセットに使われます。

町の奥に「紙の博物館」があります。

museo Carta
Via delle Cartiere, 23, 84011 Amalfi SA, イタリア

いかがでしたか

ポジターノの方がお洒落、カプリ島の方が高級セレブ感ありますが、

庶民的で手ごろな店が多くて、同じものでも物価が安く(100円しないビールあり)、

芸術・歴史と合わせ、それぞれの良さがありそうです。

↓他にも南イタリアの町を見てみたければ

https://matome.naver.jp/odai/2155762360754854301
2019年05月18日