注意!!!!!
コスモエネルギーホールディングスによると、「スーパーマグナム」に入っていた添加剤は、汚れがつきにくくなるもので、汚れを取り除くものではなかった。
ハイオク性能を誤記載 コスモ石油が修正(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
各社ハイオクガソリン(プレミアムガソリン)の実際の効果がこの通りなら、このまとめは意味ないことになります。
今までときどきハイオクガソリンを給油してエンジン吸気系の汚れを除去しようとしていましたが、一旦事の真相がさらに判明するまでやめた方が良さそうです。
このまとめも修正または撤去する可能性があります。
この出光昭和シェルサイト(上記リンク先)では20200630現在で、まだ「Shell V-Powerは、走るほどに吸気バルブに付着した汚れを取り除き・・・」との記述が残っているため、石油元売り会社による効果の判断に違いがある可能性があります。
もしこれら標記が訂正されるようであれば、このまとめは撤去いたします。
ガソリンエンジンは長年使うと、吸気系内部が汚れて、燃料が正しく燃焼室に供給できなくなる可能性がある
この記事を開けて読み進めていくと、まさにカーボンが溜まったエンジンバルブと吸気系の写真が登場します。
みんながみんなこんなエンジン内部になるわけではありませんが、
ガソリンエンジンは排ガス中に黒煙やその他の灰になったスラッジが出るため、それが吸気バルブが開いたときの吹き戻しや、EGR(排気ガスを一部強制的に吸気に返して窒素酸化物の発生を抑えるしくみ)によって吸気管内に汚れとなって付着し易い宿命があります。
長年乗った愛車のエンジンは、知らない間に吸気系に汚れが溜まり、エンジン始動困難や、まさかのエンストを起こすことも
吸気バルブに生成されているデポジットに一部が吸着し気化しない分、燃焼室に入るガソリンの量が少なくなり力が出ない。
暖気運転 — 吸気バルブの汚れ | Drive On the Earth
吸気系内部にこのような堆積物が付着すると、インジェクタから噴射された燃料は、堆積物に付着してそこに滞留したりするため瞬時に燃焼室に送られ難くなります。
このような状態が酷くなると、燃焼室内に正しいの燃料と空気の割合を保った混合ガスが送られにくくなって、失火が起きやすくなりエンジン不調につながります。
堆積物があまり酷くない場合でも、排ガスの清浄さには影響することがあります。
インジェクターの先端もカーボンで汚れます
新車時から2万キロくらいでインジェクター(燃料噴射ノズル)にはカーボンやガソリンのカスが溜まり、燃料の噴射状態が悪くなってしまいます。
Injector flush(インジェクターフラッシュ) ガラスコーティング メンテナンスメニュー|Stella Motors
直噴エンジンでは、バルブにカーボンが堆積しても混合ガスの割合が悪くなることは少ないのですが、インジェクターは直噴でも吸気管内噴射でも、先端の汚れによる燃料噴霧の状態がエンジンフィーリングに影響する可能性があります。
新車から長年乗った愛車のエンジンが、かかり難くなったとか、アイドリングが不安定でエンストし易さを感じたら、吸気管内を掃除しなくてはならないかもしれません
整備工場では、たとえばこのような分解清掃をします
このサイトを見ると、清掃方法がよく分かると思いますが、費用はけっこう高くつきます。
筆者の愛車はホンダのN-ONEという軽自動車ですが、始動困難と信号待ちでのエンスト発生で正規ディーラーで点検してもらったところ、もし分解清掃となると数万円かかりますとの回答でした。
まだ不具合の程度が軽いなら、分解清掃の代わりに、しばらくプレミアムガソリンを給油して様子を見る手があります
プレミアムガソリンは、ハイオクガソリンとも言い、本来はハイオク仕様の高性能車用の燃料ですが、このプレミアムガソリンには、吸気系内部の汚れを抑える清浄剤成分が添加されています。
レギュラーガソリンを入れてくださいと取説に書いてあっても、国内のプレミアム(ハイオク)ガソリンが給油できます
レギュラーガソリン車にハイオクガソリンを給油することは問題ありません。むしろ、レギュラーよりもランクの高いガソリンなので、様々な効果を得ることができます。
レギュラーガソリン車にハイオクガソリンを給油するとどうなるのか|CARTUNEマガジン
注意!!!! 以下はそのまま鵜呑みにしないでください
プレミアム(ハイオク)ガソリンには清浄剤が含まれていますから、これで吸気系が清掃できる可能性があります
石油会社によって効果の記述に温度差があり、カーボンが付着しづらくなるとか、連続給油しないと効果が期待できないとの記述がある一方で、付着物を除去すると書いてあるものもありますが、基本的に効果はガソリンブランドが違っても大きく差はないように思われます。
プレミアムガソリンには、たとえばEPA(ポリエーテルアミン)が洗浄剤として添加されている
この記事のEPAのところの内容から、プレミアムガソリンでの吸気系内部清掃が期待できるのは、連続してプレミアムガソリンを給油しながら1万キロなどの長距離を運転してからだと思われる。
しかし、これは内部の汚れ具合によって大きく違う場合もあるでしょう。
EPAは添加剤として市販されているものもあり、それをEPAが添加されていないレギュラーガソリンに混ぜて使う方法もあり、記述のニュアンスとしてはその方が効果が出やすいようにも見受けられます。
ただ、使うことでリスクも生じるので、最初から添加されたプレミアムガソリンを給油する方が無難だと言えましょう。
アイドル不調のホンダN-ONEにプレミアム燃料を入れて約千キロ走った後の様子
東名と名神を走る用事がたまたまあったので、新車から走行距離約7万キロの若干アイドリングが安定せず、たまに始動不良を起こす愛車N-ONEに、はじめてプレミアムガソリンを給油して走りました。
約500キロ走行後まで、始動不良はありませんでした。
その後再給油して残り500キロを走行し終えるまで一度も始動不良は起きず、合計千キロ走行後は、感覚的にアイドリングが安定したような気がしています。その後は燃料をレギュラーガソリンに戻しましたが、さらに300キロ走行後もアイドリング不調は感じられません。
感覚的な評価なので、自身の期待があって、そのような気分がするだけかもしれません。
今後は長距離運転をする場合が2か月に一度程度あるので、その機会にプレミアムガソリンを給油して継続してエンジンの様子を見たいと思います。
昨年と今年のエンストや始動不良は寒い時期に起きたので、今後ときどきプレミアムガソリンで長距離走行しながら次の冬に始動不良が起きるかどうかで、効果を見たいと思います。
かかる費用は、年間2,3千円ぐらい
プレミアムガソリンはレギュラーガソリンより高いですが、N-ONEの場合は一回に20リッター程度しか給油できず、ロングドライフならこの量でおよそ500キロ走行できます。
なので、年間を考えると2千円から3千円の燃料代アップで、効果の有無を確認できると思います。
これでダメだと分かったら、来年の車検のときに数万円かけて吸気系をオーバーホールしてもらいましょうか??
東名と名神を走る用事がたまたまあったので、新車から走行距離約7万キロの若干アイドリングが安定せず、たまに始動不良を起こす愛車N-ONEに、はじめてプレミアムガソリンを給油して走りました。
約500キロ走行後まで、始動不良はありませんでした。
その後再給油して残り500キロを走行し終えるまで一度も始動不良は起きず、合計千キロ走行後は、感覚的にアイドリングが安定したような気がしています。その後は燃料をレギュラーガソリンに戻しましたが、さらに300キロ走行後もアイドリング不調は感じられません。
感覚的な評価なので、自身の期待があって、そのような気分がするだけかもしれません。
今後は長距離運転をする場合が2か月に一度程度あるので、その機会にプレミアムガソリンを給油して継続してエンジンの様子を見たいと思います。
昨年と今年のエンストや始動不良は寒い時期に起きたので、今後ときどきプレミアムガソリンで長距離走行しながら次の冬に始動不良が起きるかどうかで、効果を見たいと思います。