1.イタリア人ってもしかして綺麗好き?
空港はもちろんのこと、駅構内や街中にゴミが落ちていることはありませんでした。
そして、気になるトイレですが、有料トイレがほとんどということもあり、どこに入っても日本とさほど変わらない使い心地でした。お店のトイレは地下にあるタイプが多い印象でしたが、やはり掃除が行き届いていてどこも綺麗でした。
2.スリが多いのは本当?
旅行前は「盗まれてもいいダミーの財布が必要」「カバンはリュックではなく前に掛けるタイプの物を」と厳重注意するように言われました。
でも実際は、普通にしていればスリに遭うことはないと思います。
スリを意識してビクビクしていては折角の旅行も楽しめませんので、堂々と自信を持って歩いてみてください。そうすると自然とスリも寄って来ないでしょうから。
3.ベネチアンゴンドラの運河はクサい?
真っ赤なウソでした。
古き良き歴史と伝統を受け継ぐベネチアの方々は、生活を共にする運河に誇りを持ってとても大切にしています。
何かを垂れ流しにしているということなどないはずです。
余談ですが、冬期のゴンドラは極寒でしたので、厚着の用意はお忘れなきよう。
4.レストランの店員がせっかち?
そうなんです。
ゆっくり食べていると、「Finish?」と急かすようにしてお皿を下げに来ます。
「まだです」と答えても、しばらくするとまたやってきて「もう食べた?」と聞いてきます。
お店にも事情があるのかもしれないので、あまりお気は悪くなさらずに。
5.イタリア人って本当に陽気?
たしかに陽気な方は中にはいるかもしれません。
しかし大抵は話し声が大きいだけで、私達が想像するような、日本のテレビ番組に出ているイタリア人のイメージとはちょっと違う気がしました。
イタリアにも様々な方がいらっしゃいます。
6.仕事は適当?
そんなことはありません。
バスやタクシーの運転手、ホテルの従業員の方、観光地の受付係や警備員。みなさん真面目な方ばかりでした。
現地のガイドさんも親身になってくれる方で、仕事に対しては真剣そのものでした。
7.タバコを吸っている人が多い?
イタリアに着いてまず驚いたことです。
欧州各国の喫煙率は日本より少ないと言われていますが、路上で吸われる方のなんたる多いことか。男女問わず、かなり喫煙シーンが目立っていました。
日本より分煙が進んでいないのが現状なのかもしれません。
8.食事は脂っこい?
全然そんなことありませんでした。
胃薬が必要なくらい脂っこいと聞かされていましたが、どの食事も日本人好みのテイストです。
イタリア料理はもちろんのことですが、特にフルーツとコーヒーが格別でした。
9.パンがパサパサ?
残念ながら、レストランのテーブルに必ず置いてあるパンが、ずっと置きっ放しのためか乾燥してパサパサになっています。
そのままでは食べにくいので、オリーブオイルと合わせて召し上がっていただくのがオススメです。
10.レストランのテーブルにドレッシングやタバスコがない?
日本でイタリア料理といえば、イタリアンドレッシングとかタバスコがつきものですよね。
しかしイタリアではそれらは基本的になく、オリーブオイルや粉チーズをお好みでかけるのが普通のようです。
11.食事の量は?
とにかく多いです。
特にサラダのリーフが多かったり、ピザもよくある大きさの円形1枚が1人前として出てくるので驚きでした。
どれも美味しかったですが、正直食べきれないぐらいの量でした。
12.前菜になぜかパスタ?
前菜といえば、普通はサラダとか温野菜などの軽めのものが出てくるはずです。
しかしイタリアではなぜかパスタがいきなり出てきました。そして、お腹が膨れてきた頃にサラダとメインの料理が同時に出てくるんです。
日本で食べるイタリアンコースとは順番が違うことに驚きました。
13.夕飯が遅い?
レストランやホテルの食事もそうなんですが、ディナータイムが20時からという所が多いです。
1日中歩き疲れてお腹がペコペコになっても、20時からしかディナーのメニューがなかったりと、イタリアの時間感覚に合わせるのに苦労したのを覚えています。
14.救急車が多い?
これは完全に感覚なんですが、昼夜問わずひっきりなしにサイレンの音がしている気がします。
それも日本の「ピーポーピーポー」ではなく、「パーポーパーポー」といったちょっと気が抜けてしまうような音なので、より気になって聞こえてくるのかもしれません。